歴史のないJava言語の急速な普及には、「JavaDoc」という洗練されたドキュメント環境が大きく影響しています。そのいつも利用しているJavaDocは実は簡単に生成できます。ソースごとに対して記述しているコメント文を、いくつかの簡単な文法に従って記述すればそれがJavaDoc用のコメントとなります。当然ですがJavaDocはクラスの再利用のためのプロセスの大事な1ステップです。どんなに優れた再利用性を持つクラスでもソースを追わないと利用法がわからないのでは誰も「再利用」してくれません。ソースコードを記述する上で毎回毎回JavaDocを記述するのは、はっきりといって非常に骨の折れる作業ですが必ず記述してください。 では具体的にはどのように記述すればよいのでしょうか?下記のソースファイルとJavaDocを見て下さい。 AddressDataクラス → ソースファイル、JavaDoc 2つを見