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菊池伶司(きくち・れいじ)(1946-1968) 1946年生。1965年上智大学経済学部入学と同時に美術研究会に入会。はじめ油絵などを制作していたが、エッチング(銅版画)に出会いのめりこんでいく。技法習得のため日本美術家連盟版画工房に通いはじめ、68年には版画制作に専念するため上智大学を中退してしまう。 第36回日本版画協会展・新人賞、第12回シェル美術展3等などを立て続けに受賞し、一躍注目される存在となったが、1968年10月6日、尿毒症のため22歳の若さで死去。 1960年代の学園紛争の真っ只中、自己存在を確認するような制作活動は、彼自身の生命を蝕む結果となった。わずか1年半のエッチング制作期間ではあったが、凝縮、純化され厳粛なまでの印象をもたらす作品を60点余も残したことは感動を覚える。 2001年には菊池伶司作品の全貌を紹介する個展などが相次ぎ、6月に町田市立国際版画美術
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