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パリ五輪
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------------------------------------------------------------ [Maru][675] 分散処理可能な族 ------------------------------------------------------------ 丸山です。 MapReduceのアルゴリズムを見て、「分散処理可能性」ともいうべき 性質が抽出できるのではと考えています。 実は、先のメールで書いた、Aaron Kimballらの講義が、あまりスッキリ していなかったのが、考え始めたきっかけです。 「分散処理可能性」というのを、ざっくりと、あるデータの塊を、n個のマシン 上のプログラムで処理して、あるデータの塊を産み出す時、nの値に 依存せずに、「同じ」結果を生み出すものと考えましょう。 これだと、あまりに広すぎて、手が付けられないので
JDBCは、Javaを使ってデータベースを利用するためのプログラムです。 JDBCを利用するためには、次のような準備をする必要があります。 (この章は、Sunの"JDBC Tutorial"に、全面的に依拠しています。) データベースの基本と、SQLについては、僕の次のドキュメントを参考にしてください。 「UNIX データベース入門」 http://www.wakhok.ac.jp/DB/DB.html 1. まず、Javaをインストールする必要があります。JDBCは、現在、バージョン2.0ですが、 これは、JDKの1.2に対応しています。最新のJDKをインストールすれば、最新のJDBCは、 自動的に使えるようになるはずです。JDBC1.0で書かれたプログラムは、JDK1.2の下でも 動きますが、JDBC2.0で書かれたプログラムは、JDK1.1では、多分動かないでしょう。 2. マシンに
プロセスを新たに生成するには fork() システムコールによる。 実は、 $ ps -e で表示されるすべてのプロセスは init から fork によって生成されたものである。 int fork() /* 新しいプロセスを生成 */ /* 成功するとプロセスIDと0を、失敗するとー1を返す */ fork は元のプロセスのクローンを作り出し、新しいプロセスIDを与える。 これが、「子プロセス」(child process)である。元のプロセスは消滅するわけでは なくて、そのまま、生き続ける。これを、子プロセスに対して「親プロセス」と呼ぶ。 fork()は正常にリターンすると、2つの「返り値」をもつ。1つは0であり、 もう1つは「プロセスID」である。ただし、この「返り値」のそれぞれを 受け取るプロセスは別々であり、0を「子プロセス」が、「プロセスID」を 「親プロセス」が受け取る
通常、文書・書類などは図1aのような形式になっていることが多い。 すなわち、標題・作成日・作成者のID・作成者氏名などが冒頭にあって、 本文が始まるというものである。 これから考えると、「UNIXのファイルも図1bの様な形式になっている」 …つまり、ファイル名・番号・モード・所有者・ファイルの大きさ(サイズ)・ 作成日などが最初にあって「ファイルの本文」が続いている…と考えがちである。 なぜなら、ファイル名・モード等は $ ls -l で見ることが出来るからであり、普通の文書の形式に沿っているからである。 しかし、UNIXのファイルはそのようなものでない。 ファイルは中身だけが、「裸で」それとして存在し、 ファイル名・モード・所有者・ファイルのサイズ・作成日(時間)等の ファイル情報は別に書かれている。 これは、ファイルと付箋と題した図2を見ればイメージが涌くかもしれない。 しかし、こ
時には、プロセスを消さなければいけない状況が生まれます。 スーパーユーザーは、どのプロセスでも殺せる強い権限が与えられています。 こうしたときには、killコマンドを使います。 kill は指定されたプロセスに対してシグナルを送信します。 signal の値は数値またはシンボリックです。シンボリック形式のシグナル名は、 /usr/include/sys/signal.h 中にある名前から接頭辞 SIG を省いたものに 等しい名前です。デフォルトのシグナルとしては 15(SIGTERM)が送られます。 通 常、これはこのシグナルを捕らえも無視もしないプロセスを強制終了さ せるシグナルです。 引数として指定する pid および pgid は、当該シグナルを受信す べ きプロセス群を表す符号なし数値文字列です。 pid を指定する と、それに一致するプロセス ID を持つプロセスが選ばれ ま す
field n というような使い方をするコマンドを書きたいとします。 (field のあとの n のように、コマンドを使うときに 与える変数のことを引数といいます) これは、入力行の n 番目のフィールドをすべて表示するものです。 たとえば、ログイン中のユーザ名だけを表示するには、 who | field 1 とすれば良いわけです。 awk には、フィールド選別機能がありますので、 awk を使用してシェルスクリプトを作成すればよいのですが、 シェルのコマンドから field の引数 n を awk に渡す方法が問題になります。 $1 を使う必要があるというのはわかりますが、 awk '{print $1}' と書いたのでは、うまくいきません。 $1 の中にはコマンドラインから渡された数字が入っているだけだから これでは数字の 1 がづらっと並ぶだけです。ではどうしたらよいかというと aw
HTTP/1.0は、現在の標準的なプロトコルです。 新しいリクエストの形式 HTTP/1.0でのGETリクエストは、次のような形をしています。 GET /doc/index.html HTTP/1.0 <---- ここに空行が必要です。 前のとほとんど変わってないように見えますが、2つほど違いがあります。 METHOD URL/Path HTTP/1.0 と、最後に、プロトコルのバージョンを示す、"HTTP/1.0"がつけ加えられています。 これがあるかないかが、新旧のプロトコルを区別する事になります。 以前は、リターンをたたけば、直ちに、実行されましたが、今度は、 ヘッダ部分の終わりを示す、空行が必要となりました。ここの例では、 ヘッダは存在しないのですが、それでも、空行が必要です。結局、 リターンを二度たたかないと、このリクエストは送られません。 もう少し一般的に言うと、HTTP/1
「XMLはJavaにやるべきことを与えてくれる」とXMLの世界でよく言われているよう に、XMLを処理するプログラムでは、よくJavaが利用されます。まずXMLを提案してい るW3Cによるインターフェース群があり、Sun Microsystems や IBM などからパーサ もリリースされています。本章では、Sun Microsystem による「Java Project X」を 使います。 DOM JavaでXMLを処理するためのAPIには、DOM (Document Object Model) とSAX (Simple API for XML) があります。SAXは、XML文書を読み込んで、要素の開始などをイベン トとして取り扱うスタイルです。DOMは、XML文書をDOMオブジェクトという木構造に 要素を格納し、このDOMオブジェクトからデータを探したり、更新したりしま
writeは、通常は、ディスクへの書き込みではなく、メモリー上のバッファーへの 書き込みを行ないます。バッファ上の情報は、バッファが他に使われる場合とか、 カーネルがバックグランドで走らせている sync デーモン(30秒おきに起動されて いる)によってディスクに書き込まれます。 write命令の発行と実際のディスクへの書き込みが、全く非同期に行なわれると いうことは、時には、問題を起こすことがあります。 例えば、新しいi-nodeが新しいブロックをポイントした直後に、しかも、 カーネルがディスク上の古いi-nodeをクリアする直前に、マシンが異常停止した としましょう。そうした場合には、一つのブロックを同時に、二つのi-nodeがポイント しているというような矛盾した状態が起こりえます。 こうした場合には、一般には、どちらのポインタが正しいかを決める方法は ありません。 fsckは、ファ
UNIXのファイルシステムは、/(root)を起点とした、階層的な構造(木構造)をし ています。これをディレクトリツリーといっており、すべてのファイルは、この 木構造の中での位置に対応した名前(パス名)を持っています。UNIXには、MS-DOS のような「ドライブ」という考えはありません。あるファイルが、どの物理的な ディスクに格納されていても、ユーザーはそのことを意識する必要はなく、ディ レクトリツリーの中での一意的な名前付けが行われます。 もちろん、UNIXでは、一つのディスクしか許されないというわけではありません。 そもそもUNIXでは一つの物理的なディスクも、数個の部分( スライス)に 分割されて使用されています。このように複数のディスクや、複数のファイル システムが存在するのに、UNIX全体では、いかにしてファイルシステムの統一 性とファイル名の一意性が保証されているのでしょう
Solarisでは、ユーザー管理用にいくつかのコマンドが提供されています。 基本的には、これらのコマンドを使ってユーザー管理をすることが想定されています。 useradd コマンド useradd コマンドは、ユーザーの登録に用いられます。 次のように沢山のオプションを持っています。 useradd [ -u ユーザー番号 [ -o ]] [ -g プライマリ・グループ ] [ -c コメント ] [ -d ホームディレクトリ ] [ -s シェル ] [ -G セカンダリ・グループ [, group...]] [ -m [ -k skel_dir ]] [ -e 失効日 ] [ -f 未使用期間 ] ログインユーザー名 これらのオプションを使えば、 /etc/passwd, /etc/shadow, /etc/group を間接的に 書き換えることが出来るわけです。 -m オプショ
次へ: 目次 目次 P2P for Java / JXTA Version 1.0 丸山不二夫 maruyama@wakhok.ac.jp 稚内北星学園大学 情報メディア学部 TEL 0162-32-7511 FAX 0162-32-7500 2001年 8月 6日 目次 JXTA概観 「対等」なネットワーク サーバとクライアントとの分離 技術的な必然としてのP2P 再び、「対等」なネットワークへ ネットワークの変化 ギルダー則とブロードバンド時代の到来 再び、高速・常時接続ネットワークへ ネットワーク接続の「直接性」について 新しい動的なネットワーク像へ B2BとP2P WebサービスとJXTA 世界にある情報の「量」 近未来のネットワーク技術 B2BとP2Pの「相補的」関係 XML形式のメッセージ HTTPサーバの利用 サービス志向 Discovery JXTA Search JX
Next: Contents Jini ¥»¥ß¥Ê¡¼¡¡1999 ´Ý»³ÉÔÆóÉ× maruyama@wakhok.ac.jp ÃÕÆâËÌÀ±³Ø±àû´üÂç³Ø ·Ð±Ä¾ðÊó³Ø²Ê TEL 0162-32-7511 FAX 0162-32-7500 1999ǯ 8·î 2Æü Contents Jini¤Ø¤Î¾·ÂÔ Jini¤Î¥·¥Ê¥ê¥ª Jini¤Î¥·¥Ê¥ê¥ª¤Ï¡¢Ì¥ÎÏŪ¤«¡© ¥Í¥Ã¥È¥ï¡¼¥¯¾å¤ÎÍÍ¡¹¤Ê¥á¥Ç¥£¥¢Ã£¤Ø¤ÎÃíÌÜ Jini¤Î¥·¥Ê¥ê¥ª¤ò¤â¤Ã¤ÈÌ¥ÎÏŪ¤Ë ¥Æ¥ì¥Ó¤ÈÅÅÏ䫤é³Ø¤Ö ¥Í¥Ã¥È¥ï¡¼¥¯¾å¤Î¡Ö¥µ¡¼¥Ó¥¹¡× Jini¤Î¥¡¼¥ï¡¼¥É¤È¤·¤Æ¤Î¡Ö¥µ¡¼¥Ó¥¹¡× Jini Lookup¥µ¡¼¥Ó¥¹ Dis
丸山不二夫 稚内北星学園短期大学 経営情報学科 TEL 0162-32-7511 FAX 0162-32-7500 1995年 8月 7日 Contents はじめに wwwの成長 wwwは我々に何をもたらすか? wwwサーバを立ち上げよう 本コースの目標と課題 実習環境 演習課題 Mosaic まずは、Mosaicから anonymous ftp 圧縮と解凍 tarコマンド Mosaicのリソース設定 External Viewerとは? Mosaicをツールとして使う 演習課題 CERN httpd リソースの取込み コンパイル インストール confファイルの設定 httpdを立ち上げる root権限でのhttpdの起動 ホーム・ページを作成する ユーザのページ作成を可能とする 演習課題 External Viewer MIME types = Media types Vie
viには「exモード」と呼ばれるモードがあります。exは、vi以前に使用されていたラインエディターです。現在では単独で用いられることは、めったにありませんが、その遺産はviの内部に生き残っています。その機能のうちのいくつかは、viのコマンドモードを強化する役割をはたしています。単なる補助ではなく、むしろviの一部と思ってください。 exモードに移るには :(コロン)を押します。すると、カーソルは最下行に移動します。exモードのコマンドは、この行に打ち込みます。 exコマンドの中で最も頻繁に用いられるのが、置換コマンドs です。 :s/文字列1/文字列2/ この命令は、カーソルのあった行の中の、文字列1を文字列2に置き換えます。 たとえば、 :s/dog/cat/ のようにすれば、行の中のdogがcatに置き換わります。最後の/は省略可能で、 :s/dog/cat でも同じことです。ただし
ps(process status)コマンドを使えば、プロセスがどれくらいのCPU時間を使って いるか、プロセスの実行が中断あるいは停止されているといった情報等を得ることが 出来ます。 Solarisでは、2つのpsコマンドがあります。一つは、/usr/ucb/psという、BSD系の psコマンドで、もう一つは、/usr/bin/ps というSVR4系のコマンドです。ここでは、 後者のSVR4のpsコマンドについて見てみることにします。 psコマンドには、次のようなオプションがあります。 ps -e ] すべてのプロセス ps -d ] セッションリーダーを除くすべてのプロセス ps -a ] プロセスグループに属していないのを除くすべてのプロセス ps -j ] セッション/プロセスグループID付き ps -c ] スケジューラ情報表示 ps -f ] 詳細な出力(少し長い) ps -l
稚内北星学園短期大学 経営情報学科 TEL 0162-32-7511 FAX 0162-32-7500 1994年 8月 5日 Contents UNIXワークステーションとスーパーユーザーの役割 root=スーパー・ユーザー スーパー・ユーザーの役割 スーパー・ユーザーになるには スーパー・ユーザーの特権について 本講座で学ぶ範囲 Solarisでの立ち上げとシャットダウン ブート ブートの手順 動作レベル(Run levels) 動作状態の変更 シャットダウン シャットダウンの手順 演習課題 カーネルとプロセスの生成 Solarisのカーネル プロセス init ラン・コントロール・ファイル psコマンドでのプロセスのモニター killコマンド 演習課題 ユーザー登録・ユーザー管理 本講座での留意点 システム・ファイルの更新 ホーム・ディレクトリーの設定 ユーザー環境の設定 quo
Next: Contents Java Beans ¥»¥ß¥Ê¡¼¡¡1998 ´Ý»³ÉÔÆóÉ× maruyama@wakhok.ac.jp ÃÕÆâËÌÀ±³Ø±àû´üÂç³Ø ·Ð±Ä¾ðÊó³Ø²Ê TEL 0162-32-7511 FAX 0162-32-7500 1998ǯ 8·î 2Æü Contents JavaBeans¤È¤Ï²¿¤«? JavaBeans ¤ÎÄêµÁ JavaBeans¤È¥Ó¥ë¥À¡¼¡¦¥Ä¡¼¥ë ¡Ö¥½¥Õ¥È¥¦¥§¥¢¤ÎÉôÉʲ½¡× bean¤Î¹½À®Í×ÁÇ JavaBeans¤òÍøÍѤ·¤¿³«È¯¥·¥Ê¥ê¥ª ¥Ó¥ë¥À¡¼¤ò¤½¤í¤¨¤ë ¥½¥Õ¥È¥¦¥§¥¢ÉôÉÊ bean ¤ò¹ØÆþ¤¹¤ë ¥Ó¥ë¥À¡¼¤Ëbean¤òÆɤ߹þ¤à¡¡-- Jar File bean¤ò¥ì
0 …… 行の先頭に移動 a …… 挿入モードにはいる(カーソルの後) A …… 挿入モードにはいる(行末に移動) b …… 前の単語に戻る B …… 前の単語に戻る(空白のみを区切りと解釈) ^b … 前のページにスクロール c …… 次に続く移動コマンドの場所まで変更 C …… c$と同じ d …… 次に続く移動コマンドの場所まで削除 D …… d$と同じ ^d … 画面を半分スクロール e …… 単語の最後の文字に移動 E …… 単語の最後の文字に移動(空白のみを区切りと解釈) f …… 行の中で指定された文字を末尾方向に探索 F …… 行の中で指定された文字を先頭方向に探索 ^f … 画面を1ページ分スクロール G …… 指定された行番号の行へジャンプ ^g … カーソルのある行の行番号を表示 h …… 左に1文字移動 H …… 画面の一番上の行に移動 i …… 挿入モードにはいる
Next Page: vi 入門 vi 入門 なぜ vi か vi を使うには 文字を入力してみよう 文字の訂正 カーソルの移動 行の移動とコピー もっと速く移動するには 文字列、単語のコピーと移動 コマンドの取り消しと繰り返し 便利な上書き訂正 文字列を捜すには 日本語も使ってみよう(viの日本語対応) 実習課題1 グローバルな置換 正規表現 ファイル操作 UNIXのコマンドを呼ぶ vi の環境設定 vi のカスタマイズ その他の機能と使用法 実習課題2 応用課題 viのコマンドモード早見表 About this document ... maruyama@wakhok.ac.jp 1995年01月30日 (月) 15時27分27秒 JST
Lecture Notes 「Grid/WSRF とビジネスプロセスの統合」 2004年度:サマースクール 「Grid/WSRF とビジネスプロセスの統合」テキスト ( pdf 3754KB ) 「Grid for Java 」 2003年度:サマースクール 「Grid for Java」テキスト ( pdf 2844KB ) 「Webサービスfor Java 入門 ---- SOAP-RPCからJAX-RPCへ----」 2002年度:ウインタースクール 「Webサービスfor Java 入門」テキスト ( pdf 1713KB ) 「Rio / JavaSpace 」 2002年度:サマースクール 「Rio / JavaSpace セミナー」配布資料 (テキストとしては暫定版です) ( pdf 1854KB ) 「P2P for Java /JXTA」
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