サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
tonyo-ch.com
人工透析は、非常に高額な医療費がかかる治療です。しかもほとんどの透析患者は、人工透析治療と一生つきあっていかなければなりません。そのため、トータルの医療費も膨大なものになってしまいます。 いったいどのくらいの医療費がかかっているのでしょうか?そして実際に患者が負担しなければならない金額はどのくらいなのでしょうか? 今回は、透析治療にかかる医療費にクローズアップしてみましょう。 統計以降、透析患者数は増え続けている 日本透析医学会では毎年「わが国の慢性透析療法の現況」という統計調査を行っています。2015年末のデータで見ると、国内の透析患者数は32万4,986人。前年より4,538人も増加しています。 2014年の日本の総人口は約1億2,700万人ですから約0.25%。ほぼ400人に1人が透析治療を受けていることになります。 透析患者についての統計を取り始めたのは1968年のことで、当時の患
近年、ダイエットの話題などでケトン体が取り上げられることが多くなりました。でもどんな物質なのか、きちんと説明できる人はそれほど多くないのではないでしょうか? ケトン体とは、体内で脂肪が分解されたときにできる物質。実は、糖尿病とは切っても切れない関係があります。 ケトン体とはどんな物質? ケトン体とは特定の物質を指す言葉ではありません。アセト酢酸・アセトン・β-ヒドロキシ酪酸のことを、便宜的にまとめてそう呼んでいます。 人間の体は、糖質をエネルギー源にして動いています。しかし、何らかの原因で糖質が足りなくなると、体内に蓄えられた脂肪を分解してエネルギー源にしようとします。このときに肝臓で生成されるのがケトン体です。 ケトン体は、脳やさまざまな臓器に運ばれてエネルギー源になります。特に脳は、脂肪をエネルギーとして使うことができません。そのため糖質が足りなくなると、ケトン体が唯一のエネルギー源と
厚生労働省は3年に一度、さまざまな病気の患者数を調べて医療行政に役立てる「患者調査」を行っています。近年では2014年に行われましたが、それによると糖尿病患者数が過去最多の316万60000人を記録しました。 これは一体どういうことなのでしょうか。これほどまでに患者数が増加した原因は何なのでしょうか。みなさんも今一度、考えてみませんか? 糖尿病患者数は毎年15万人以上増えている!? 厚生労働省が2011年に行った前回の患者調査では糖尿病患者数は270万人でした。2014年の調査では316万6000人ですから、3年で46万6000人も増加した計算になります。 他の病気について見てみると、高血圧性疾患は104万1000人増えて1010万8000人。高脂血症は17万6,000人増の206万2000人。がんが10万人増の162万6000人となっています。脳血管疾患は5万6000人減って117万90
人工透析を受けることになった後の寿命について様々な根拠のない書き込みやブログ等があとを絶ちません。「人工透析を受けているから寿命が短くなる」というわけではありません。 しかし、糖尿病から腎不全を併発することで感染症や心不全になるリスクが高くなることも事実です。 最も重要なのは、何が寿命を短くする原因となるのか・何に気をつけるべきかを正しく理解すること。今回は、「糖尿病から腎不全を併発することのリスク」と人工透析を受けることと寿命の関係性について詳しくみていきましょう。 高血糖が新たな病気を引き起こす 糖尿病を患うと、その後さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。近年は合併症の一つ「腎不全・透析」へと進行する人が後を絶ちません。国際糖尿病連合の調べでは、糖尿病を発症した患者のうち3人に1人が糖尿病性腎症を患うというデータがあります。 糖尿病性腎症は人工透析を受ける最も多い原因です。血統
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『tonyo-ch.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く