今年1月にラスベガスで開催された民生機器関連で米国最大の展示会「International CES」に関する様々な報道を見た方は、もっとも注目されていたのは次の二つのことだと感じたかもしれない。一つは、SamsungとLGが、2012年内に55型の有機ELテレビを発売するということ(Tech-On!関連記事)。そしてもう一つは、スマホ分野においてファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies、以下ファーウェイ)と中興通迅(以下、ZTE)が大躍進しているということだ。ファーウェイとZTEはいち早くLTE対応のスマホを発表。特にファーウェイは世界で一番薄いスマホを展示した。「最新技術で日本勢を追撃、スマホで中国メーカーが見せた存在感」といった見出しで両社を紹介した記事もあった。 私の興味を引いたのは、最新型のスマホや有機ELといったことではない。ファーウェイとZTE、そし
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