まるで自分自身を演じるようだった 取材・文:進藤良彦 写真:谷岡康則 唐沢寿明、5年ぶりの主演映画『イン・ザ・ヒーロー』は、映画やドラマで特撮ヒーローのスーツや怪獣の着ぐるみなどを着て演じる特殊な技能を持った俳優=スーツアクターを題材にした作品だ。10代の頃から実際にスーツアクターを務めていた経験のある唐沢が、自身とも重なる主人公・本城渉を、激しいアクションにも自ら挑戦して演じている。アイドル俳優の一ノ瀬リョウ役で共演する福士蒼汰もまた「仮面ライダーフォーゼ」で主演を務めた特撮出身者。共に実体験と強い思い入れを持つ題材に挑んだ二人が、作品に込めた思いを語った。 過去の自分たちとリンクする役柄Q:『イン・ザ・ヒーロー』の物語に、率直にどんな感想を持たれましたか? 唐沢寿明(以下、唐沢):かつて自分が経験していた世界の話だったので、ここに出てくる人たち……スーツアクターだけじゃなくて、裏方のス
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