団塊世代は良くも悪くも戦後社会の推進力であり、その影響力があまりに強いので、戦後社会が終わり、次の社会の模索が始まっていても、いつまでもその存在感が消えないようだ。団塊世代についての論はたくさんあるが、団塊世代本人が書くとうぬぼれ気味の自慢話になっているのが多く、下の世代が書くと感情的な否定のものが多い。団塊世代について、正確な理解が足りていないのではないかと思う。 つるんで遊ぶという感覚が底流に流れている世代 団塊世代とは、戦争が終了した1947年から1949年までの3年間の世代を指す。わずかそれだけの年数の世代なのであるが、その量的人口爆発は、とてつもない影響力を社会に与えた。僕は1950年生まれだが、2月の早生まれなので、学年的には団塊の世代と同じに過ごした。小学校では学級は6組まであり1組の人数は60人を超えていた。中学校の時はK組(12組)まであった。教室はぎゅうぎゅう詰めであり
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