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2015年2月15日のブックマーク (4件)

  • 0254 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    かなり変わったタイトルだ。わかりにくいといえば、わかりにくい。仮に意味の見当がついたとして、アメリカに「無意識の意思」なんて言葉があてはまるのか、訝る読者も多かったろう。 著者が言いたいことは、こうである。勝手に要約する。 アメリカの経済が強大だからといって、資主義の中心がアメリカにあると思わないほうがいい。歴史的にみると、アメリカが心底で自由主義市場を辛抱しているかどうかは疑わしい。たとえば大恐慌のあとの超保護関税法であるスムート・ホーレイ法をとっても、アメリカ来はモンロー主義の国なのだ。 これをいいかえれば、アメリカは骨の髄からアウタルキーの国なのである。自立経済型なのだ。それを自由市場に与したのは、イギリスが経済破綻から自由主義を放棄してカナダをアメリカから切り離し、帝国特恵関税システムの中にくみこんだときからである。けれどもそこへ、遅れたイギリスがまたまた市場経済に入ってきた

    0254 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    nebokegao
    nebokegao 2015/02/15
    「アメリカの経済が強大だからといって、資本主義の中心がアメリカにあると思わないほうがいい/経営の超合理主義信仰は古臭い/未来に賭けようとする「忘却の国家」」
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    nebokegao
    nebokegao 2015/02/15
    「ピューリタニズムはたいへん妙な思想であり、運動である。つねに移住先を求めるし、どこかに定着したらしたで、移住者の再編成を課題にせざるをえなくなっていく。まったくノーマッドではない」
  • 「小さなメーカーになりませんか?」元ハドソン・中本伸一氏の講義が面白かった件 - yuuponの日記

    ひと月に一度「e-シルクロード大学」(http://esre.sblo.jp/)という、元北大教授の青木由直先生が主催する勉強会に参加している。 2009-08-20に行われた講義の講師は、ゲームメーカー・ハドソンの役員だった中伸一さん。ファミコン時代の数々の名作や、PCエンジンなどを手がけた技術者として、日ゲーム史にその名を残す著名な方だ。 ハドソンを辞めた後、現在は札幌で有限会社サイレントシステムという、社員2人だけの小さな会社を起業して活躍されている。 今回の講義は、会社を起業してからこれまでの経験を「個人で起業するにあたって」と題して語ったもの。 講義中に垣間見える、中さんのタフさやマッチョぶりに驚かされ、また、起業家を目指さずとも、不安定な時代を生きるサラリーマンにとって参考になるとても有益な講義だったと思う。 以下、講義中にとったメモのうち、一部をピックアップして箇条書

    「小さなメーカーになりませんか?」元ハドソン・中本伸一氏の講義が面白かった件 - yuuponの日記
  • 北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」

    「イスラム国」に戦闘員として渡航計画を企てていたとして、10月6日に北海道大学の男子学生が警視庁公安部から事情聴取を受け、東京都杉並区の宿泊先などの家宅捜索を受けた。小誌は、この学生の渡航支援を行ったとして、同じく事情聴取と家宅捜索を受けた中田考氏に9月24日の段階で接触していた。9月に現地を訪れたばかりの中田氏が語る「イスラム国」とは――。 Wedge編集部(以下、――)なぜ「イスラム国」へ行ったのか。 中田 考(なかた・こう)氏 カリフメディアミクス代表取締役社長、同志社大学高等研究教育機構客員教授、イスラム学者(c)Takashi Suga 中田考氏(以下、中田)9月上旬に「イスラム国」に招かれ、シリア国内の彼らが支配する地域へ行ってきた。「(編集部注:8月にシリアでイスラム国に拘束されたとみられる)湯川遥菜氏の裁判をしたい。公正に裁きたいと思うのだが、英語も通じず、話にならないので

    北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」