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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (82)

  • 社畜とフツーの労働者の間 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    題名は売らんかなですが、中身は(ある部分までは)極めてまっとう。 ただし、根的なところに勘違いがあるので、そのまっとうさが大変歪んだ形で現れてしまうという致命的な問題があります。 藤さんがサラリーマンの4大タブーと呼ぶのは次の4つです。 >個性を大切にしろ 自分らしく生きろ 自分で考えろ 会社の歯車になるな こんなメッセージに惑わされてはいけないといいます。 まったくその通り。雇用される労働者になろうとする者にとっては。 世界中どこでも、雇用契約とは、指揮命令下で労働を提供するということは、組織の歯車になるということです。 単なる歯車として、約束しただけの労働を提供する。それ以上は知らない。歯車は歯車であって、脳髄ではないのですから。 それがいやなら、自営業者になるか、雇用契約であっても極めて裁量性の高いエグゼンプト、つまりエリート労働者になるか、であって、世界中どこでも、フツーの労働

    社畜とフツーの労働者の間 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/11/22
    「歯車であれというメッセージと歯車にとどまるなというダブルバインドを見事にこなしてこそ、日本的正社員」
  • これぞリベサヨ? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    産経の大阪市長選挙への世論調査ですが、 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111119/lcl11111920120000-n1.htm(橋下、平松両氏が大接戦 紙世論調査 知事選も倉田、松井両氏競り合う) ここに載っている政党支持と誰に投票するかのグラフが、大変興味深くって・・・。 なるほどという中で、ひときわ異彩を放っているのが、社民党支持者の橋下支持率の高さです。 なにしろ、みんなの党よりももっと強く橋下支持なんですから、筋金入りです。 山下ゆさんが、 http://twitter.com/#!/yamashitayu/status/137895177498017793 >もし社民支持層が実は橋下徹支持ってのがマジな話だとすると、まさに濱口桂一郎のいう「リベサヨ」(左翼にしてネオリベ的な改革支持者)ってことになる。 とつぶやいておられます

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  • 産経女性記者の「仕事と妊娠の両立」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先月から連載されていた産経新聞の女性記者の「授かり婚K記者奮闘記」が完結したので、まとめてリンクを張っておきます。 http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111005/wlf11100511000012-n1.htm((1)突然の妊娠判明 「仕事は…」募る焦燥感) >26歳の独身女性、社会部記者歴たったの2カ月。そんな私に、子供ができた。 >・・・「新聞記者なんです。事件現場に行かなければいけないんです」。看護師さんに説明すると、「ああ、さっきの新婚の妊婦さん。明日またおいで」と、満面の笑みで衝撃の事実を告げられた。 >・・・「仕事は続けたい。けれど…」。何も知識を持たず、心も体も準備ができていない中で、ただ混乱するばかりだった。 「彼に妊娠を伝えればきっと喜んでくれる。でも私は記者ではいられなくなる」。頭の中は、そんな焦燥感でいっぱいだ

    産経女性記者の「仕事と妊娠の両立」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/11/18
    「26歳の独身女性、社会部記者歴たったの2カ月。そんな私に、子供ができた」(授かり婚K記者奮闘記 全4回)
  • スイスのジョブ型社会 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    田中萬年さんが、「スイスの職業訓練」というエントリで、swissinfo.chの記事を紹介されています。 http://d.hatena.ne.jp/t1mannen/20111104/1320358092(スイスの職業訓練―高校進学だけが人生ではない) http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31399692(スイスの職業訓練―高校進学だけが人生ではない) 最初につまらない雑知識を。ヨーロッパを走っていると、「CH」という国ナンバーの車を見かけます。思わず、「ちぇこ・・・」とか思ったあなたは間違い。正解はスイスなんです。なんでスイスが「CH」かって?ご存知の通り、スイスには公用語が4つありますが、そのどれにしても角が立つので、ラテン語の略称にしているんですね。スイス連邦のことをラテン語で「Confederatio Helve

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  • 今こそ、教師だって労働者 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    岩波書店の田中朋子さんより、彼女が編集を担当された朝日新聞教育チーム『いま、先生は』をお送りいただきました。 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0221870/top.html >気力を失い早期退職を選ぶベテラン,力尽きて倒れる者,過労死する者,心を病む者,迷いながら教師らしくなっていく新人,非正規雇用でも教えることに情熱をもつ若者…….教師という,過酷でありながらなお人を惹きつける仕事の現在に迫り,大反響をよんだ朝日新聞の連載に,新原稿と読者からの「反響編」を加えて単行化. 世の中には、「教育問題」という厳然たるカテゴリーがあるようです。そして、この「教育問題」にいったん放り込まれると、そのものすごい磁場に巻き込まれて、それ以外の視点はなかなか見えなくなるようです。 このも、屋さんでは「教育問題」のコーナーに並べられるのでしょう。 しかし、ここで描

    今こそ、教師だって労働者 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/10/31
    「教師という名の労働者たちの限りなくブラックに近づいていく労働環境/妙な色合いの付きすぎた「教育問題」ではなく、「労働問題」として教師たちの現状を見つめる」
  • 『新たな福祉国家を展望する』旬報社 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    旬報社より、福祉国家と基法研究会 井上英夫+後藤道夫+渡辺治 編著『新たな福祉国家を展望する (社会保障基法・社会保障憲章の提言)』をお送りいただきました。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/709?osCsid=7285c316923889ca95d6893825a0651c 書は、 第1部 今なぜ、社会保障憲章・社会保障基法が必要か 1 福祉国家型対抗構想が今なぜ必要か 2 社会保障憲章、社会保障基法の位置と役割 3 3.11と国家の責任 第2部 社会保障憲章2011 1 社会保障への期待と需要の増大 2 日の社会保障の岐路 3 実現すべき社会保障原則 第3部 社会保障基法2011 と解説 1 社会保障基法2011 2 社会保障基法2011の解説 という三部構成ですが、その半分近く

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  • 古賀茂明氏の偉大なる「実績」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    正直言って、ここ十数年あまりマスコミや政界で「正義」として語られ続け、そろそろ化けの皮が剥がれかかってきたやや陳腐な議論を、今更の如く大音声で呼ばわっているような印象を受けるではありますが、それ自体は人によってさまざまな見解があるところでしょうし、それを素晴らしいと思う人がいても不思議ではありません。 彼が全力投球してきた公務員制度改革についてもいろいろと書かれていますが、不思議なことに、公務員全体の人数の圧倒的多数を占める現場で働くノンキャリの一般公務員のことはほとんど念頭になく、ましてや現在では現場で直接国民に向かい合う仕事の相当部分を担っている非正規公務員のことなどまるで関心はなく、もっぱら霞ヶ関に生息するごく一部のキャリア公務員のあり方にばかり関心を寄せていることが、(もちろんマスコミ界や政界の関心の持ちようがそのようであるからといえばそれまでですが)来地に足のついた議論を展開

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  • あまりにも正直すぎる藤沢数希氏 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    藤沢数希氏は、その辛辣な毒舌ととりわけ奇矯なまでの女性蔑視思想で有名ですが、自己を語るとここまで正直になるのだなあ、と改めて感じました。 http://agora-web.jp/archives/1389281.html(高額所得者と高収益企業に対する大減税をするだけで日はアジアで圧勝できる) >民主党税調は13兆円程度の復興財源として、個人所得税と法人税の増税でまかなう方針を決定した。これは極めて愚かな選択をしたという他ない。筆者は、なにも増税に反対しているわけではない。しかし日において、所得税の累進性をさらに強めるような増税や、法人税率の引き上げは自殺行為の他なく、結局、税収も減り、国民負担が増大してしまう結果になるだろう。高額所得者や大企業からさらに税金を取ることは、政治的には支持率のアップにつながる可能性もあるが、日の将来のことを考えるなら愚策としかいいようがない。 >ところ

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  • ただ差別しているのに過ぎないのに、本人は良い事をしている気になっている - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今この時点で、武田邦彦氏を批判する側にまわると、さんざん池信イナゴに虐められたわたくしが「3法則」こと池田信夫氏の同類にされてしまう恐れもありますが(笑)、さはさりとて、ますます燃えさかるいわれなき放射能差別に水をかけることは必要です。 ここではいつもの非国民通信さんのエントリから、 http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/1a7a26d9a49d649be4237df5bf0125b3(他に気にすべきことがあるんじゃないだろうか) 例の、大阪の、福島県の業者の橋桁に放射能汚染が不安だと言って工事を中断させた話について、 >あの府知事の牛耳る大阪ですから仕方がないのかも知れませんが、あろうことか府は工事を中断させてしまったとのこと。橋桁に放射能汚染とか笑わせてくれますけれど、福島の業者にしてみれば笑い事では済まされません。このような謂われなき嫌悪に基づ

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  • 金をもらっておいて、いまさら - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    yellowbellさんの怒りのエントリ。原発関係が話の糸口ですが、労働問題への意味合いが深いです。 http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/243584448758563752 >ここ数週間、「高い補助金をもらってるのだから現在福島で起こっていることについて福島の住民はモノを申す資格はない」といったような、人間に対して絶望的な感情を抱かせて余りある言説をtwitterやブログ界隈で目にしている。 同じようなことは、過去に労働問題の場で何度も聞いてきた。曰く「高い給料もらっておいて、今更過労は会社のせいだと訴えるなんて虫が良すぎだろう」 そう。「金をもらっておいて、いまさら」だ。僕は、これを何度も聞いてきた。聞きたくもないのだけれど、わざわざ人前で言う人がいるから仕方がなく聞いてしまう。そもそもそういう人は、わざわざ聞かせたいのだろう。なぜ?金を払ったから。金を受

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  • 暴力団の社会的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、今日と産経新聞が山口組の組長の独占インタビューを載せていて、ネット上でも注目を集めているようです。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111001/crm11100112010000-n1.htm(【山口組組長 一問一答】(上)全国で暴排条例施行「異様な時代が来た) http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111002/crm11100212000002-n1.htm((下)芸能界との関係「恩恵受けること一つもない」) 暴力団という存在は、公法的ないし政治学的にいえば、国家という(定義上一地域においては唯一の)暴力装置の下にない別の暴力装置をどこまで許すのかという問題ですし、(ちなみに、このホッブス的問題がわからないりばたりあんな人々もいるようですが) 私法的ないし経済学的にいえば、国家の暴力装置(司法機構

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  • あごら起業塾に走る前に・・・『<起業>という幻想』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    谷口功一さんより、その訳書、スコット・A・シェーン『〈起業〉という幻想 アメリカン・ドリームの現実』をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08164 さて、書は題名どおり、今や日でも鉦や太鼓で持て囃されている「起業」(アントレプレナーシップ)の神話を完膚無きまでに叩きのめしているです。しかも、その手法が徹底的に実証主義。かつ、これは人によって趣味が分かれるかも知れませんが、翻訳の文体が、あの山形浩生訳クルーグマン風の、ちょいとかっこいい口調であるのも、内容にマッチしています。 >会社を辞めて「起業」に走る前に マイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルを立ち上げたスティーブ・ジョブズ、オラクル創業者のラリー・エリソン。こうした人物に象徴されるように、身ひとつでたたき上げた「起

    あごら起業塾に走る前に・・・『<起業>という幻想』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/10/03
    [起業
  • 「最近の生活保護急増の主因は、景気低迷ではない」というのはそれ自体は正しいが - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    鈴木亘氏が、ブログで、「最近の生活保護急増の主因は、景気低迷ではない」と述べています。 http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/35451215.html そのこと自体は、認識論的には、私は賛成です。問題はその評価でしょう。 >日には、生活保護制度をきちんとデータに基づいて議論する研究者はきわめて少なく、それが生活保護制度についてウェットな感情論が横行する原因の一つとなっている。しかし、きちんとデータに基づいて分析をすれば、巷で言われているように、最近の生活保護急増がリーマンショック後の景気悪化によってもたらされたわけではないことは明らかである。稼働能力層に生活保護を広げる厚生労働省の政策変更が、急拡大をもたらしているのである。政策変更によってもたらされたものは、景気回復によっても元に戻りはしない。 ウェットであるとか、ドライであるとかといった、妙に感情的なも

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  • 力士の労働者性が労働判例に - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ブログで、(いささか趣味に任せて)いろいろと論じたことのある大相撲の力士の労働者性が、まさに裁判になっていましたよ。 『労働判例』10月1日号(1029号)の後ろの方の判例ダイジェストというコーナーですが、 >日相撲協会(力士登録抹消等事件)東京地裁平23,2,25決定 てのが載っています。 この力士はモンゴル出身の幕下(最高位は東幕下10枚目)だったようですが、親方が勝手に廃業届を出したので力士登録を抹消されたのですが、日相撲協会との間に雇用契約関係、仮にそうでないとしても準委任類似の契約関係が存在するとして、地位確認または報酬の支払いを求めた事案です。 判決は労働者性についていろいろと検討していて、そこも面白いのですが、結論を先にいうと、労働契約には当たらないけれども、有償の準委任類似の契約関係が成立しているとし、そしてこの無名契約についても、その解約は >当事者間に当該契約関係

    力士の労働者性が労働判例に - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/10/01
    面白い。あとでじっくり>"労働契約じゃないと言いながら、法的効果からすると、ほとんど労働者だと認めたに等しい"
  • 求職者支援制度のトリレンマ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「構想日」という団体のメールニュース9月22日号に、「求職者支援制度のトリレンマ」という小論を寄稿しました。 http://www.kosonippon.org/mail/bk110922.php >第二のセーフティネットという触れ込みのいわゆる「求職者支援法」が10月1日から施行される。この制度は、雇用保険制度のセーフティネットとしての不完全性(カバレッジの狭さ)が主たる動因となって創設された。施行を目前に控え、この制度自体が抱える質的なトリレンマ(三重の矛盾)について指摘しておきたい。 まず、そもそも労働市場のセーフティネット(=雇用保険制度)には質的なジレンマ(二つの目標が両立しがたいこと)がある。一方では生活保障制度として、労働者が失業によって失う所得の補償を目標としており、同時に、他方では雇用政策手段として、失業者ができるだけ速やかに再就職できるよう援助することを目標として

    求職者支援制度のトリレンマ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/09/26
    10月1日から施行される「求職者支援法」の本質的な三重の矛盾について
  • 目からうろことはこういう本のことを言う - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    福岡で、主として労働者側の立場に立って活躍されている特定社会保険労務士の篠塚祐二さん(人呼んで「特定社労士しのづか」)が、さっそく刊行されたばかりの拙著『日の雇用と労働法』(日経文庫)を取り上げておられます。 http://sr-partners.net/archives/51785309.html(濱口桂一郎著「日の雇用と労働法」(日経文庫)は目からうろこです) 篠塚さん、読み始める前はいささか落胆気味だったようです。 >法政大学社会学部の学生のためのテキストとして書かれたというこの。帯に「画期的入門書」と書かれているし、まえがきには「素人向けの当たり前に見えることばかりが書いている」との記述が見える。 書店で一度も見ずに、amazonから送ってもらったものなので、「あぁ、間違った。こんな素人向けの労働問題のなど買うべきじゃなかった」と思いつつ、国民の祝日で暇なのでとりあえず先を

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  • 東京電力のような労働者の味方は少数派 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    大震災と原発事故から半年、この間、いろいろなことを論ずる人がいましたが、一貫してわたくしが大事な議論だと考え続けてきているのが、「非国民通信」さんです。 今日も典型的な「進歩的」な方々が反原発の集会をされておられたようですが、こういうある一つの「正義」の大なたを振り回すことによって、大事に守るべき別の「正義」を平気で踏みにじることになってはいないかという、とかく安直に正義感を煽るたぐいの人々が忘れがちなことを、きちんと語り続けているという点で、わたしは「非国民通信」さんを高く評価しています。 http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/0810d124f5307095f22554fac542e8ec(東京電力はよくやっているのに) >戦後最長の景気回復が続いていた頃からも一貫して賃金水準の下がり続ける我らが日ですけれど、一度は下げた賃金水準を元に戻す計画

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    nebokegao
    nebokegao 2011/09/22
    "ある一つの「正義」の大なたを振り回すことによって、大事に守るべき別の「正義」を平気で踏みにじることになってはいないか"
  • 論争に勝ったといえるのは・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    まったく同感。 http://twitter.com/#!/ikedanob/status/114962447726690304 >「論争に勝ったといえるのは、相手があなたの人格を攻撃し始めたときだ」――タレブ (参考) http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/88e388648e53401a39d8651525f79743 >当ブログは、バカは相手にしないことにしているが、中央官庁の(天下り)官僚が私を名指しで何度も罵倒しているとなると、放置しておくのもどうかと思うので、少し答えておこう。 以前の記事で話題になったhamachanこと濱口桂一郎氏が、いろんな人に「天下り学者」「低学歴」などとバカにされたのを根にもって、ブログで私に繰り返し当り散らしているようだ。私が相手にしないとエスカレートして、今日の記事では、昨日の私の記事のコメント欄の一節をとらえて「無

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  • hamachan's remarks on 生活保護 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨晩は都内某所で呑み会だったため、世間で話題の某番組は見ていないのですが、なにやら生活保護が問題になっているやに窺われ、ブログで生活保護についてなにがしか述べたことのあるエントリを再掲して見たいと思います。 それらが、どの程度ネット上の諸氏の問題意識に対応するものであるかどうかは必ずしも定かではありませんが。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_30b7.html(メイク・ワーク・ペイ) >日生活保護法は、「財産もなく、年金の受給資格がないか、あっても金額が少なく、しかも働くこともできない高齢者」だけを対象にした法律ではありません。第2条をご覧下さい。これがこの法律の趣旨です。それがおかしいという考え方は十分あり得ます。それなら法改正をすべきでしょう。それをせずに、この「無差別平等」規定を堂々と残したままで、実

    hamachan's remarks on 生活保護 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/09/18
    生活保護・年金の問題を考える上で、とても良いまとめ
  • 「若者が働いて親を支える」メタファーの射程距離 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日のエントリへの楠木さんのついったコメントに、斜め方面からの突っ込み。 http://twitter.com/#!/masanork/status/113578452145287168 >親の甲斐性は選べないけど、子育ては努力しようがあるんだから、やっぱり若者が働いて親を支える方がフェアな社会だね / ワカモノの味方神聖同盟?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) http://twitter.com/#!/toshic2/status/113588236802207744 >親・親族を支えるのはいいが、知らない高齢者まで支えたくはないなぁ…… RT 斜め方面に見えて、実は大変質的な突っ込みでもあります。 つまり、年金制度とは、ナショナルな共同性に立脚した現役世代から老齢世代への集団的「仕送り」ですから、どこまでが「親・親族」で、どこからが「知らない高齢者」(=あかの他人)

    「若者が働いて親を支える」メタファーの射程距離 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    nebokegao
    nebokegao 2011/09/15
    "「儂の昔払った年金じゃ、儂がもらうのは当然じゃ」と間違った思い込み/老人たちをなだめすかしながら、働いてもらい、払う年金をできるだけ少なくしていくしか道はない"