車、サイロが散乱 自然の威力まざまざ 徳之島・現地ルポ 2011年11月19日 14:37 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島 吉田幸太郎さん方のそばに倒れていたサイロを撤去する消防団員たち=19日午前11時ごろ、鹿児島県徳之島町轟木 18日夜、3人の命を奪った鹿児島県・徳之島の竜巻とみられる突風。一夜明けた19日、徳之島町轟木(とどろき)には自然の爪痕が深く残されていた。吹き飛ばされた吉田幸太郎さん(66)の木造平屋の家屋は粉々に倒壊、家財道具や材木が半径100メートルに散らばっている。吉田さんたち3人が見つかったのも家屋から100-180メートルも北側に離れたサトウキビ畑だった。 集落中心部の轟木公民館から100メートルほど坂を下ったサトウキビ畑に囲まれた一軒家。吉田さんの自宅跡は辺り一面、家屋の木片とがれきが散乱している。泥にまみれて洗濯機や台所の流し台も転がっている。そばに倒れ