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構造と「当たり前の日常」論に関するpengin-stellaのブックマーク (4)

  • WHITE ALBUM 後半 二十頁 恋愛は理屈じゃない。そう語り合う恋人達は、詩人、評論家、哲学者 » だい亜りー

    素晴らしいまでの狂気、狂気、狂気。 まさかこんな展開になるなんて予想だにもしなかった。いや、想像はできていた。けれど想像の斜め上のさらにその先を行くあまりにも「過剰」な「絵」の展覧会に背筋が凍りつくような戦慄をおぼえたのですよね。 予想を覆す形で、「絵」は文字通りの意味でも贋作だった。けれどそれはあまりにも過剰に「贋作」であった……か。 多分、英二は「絵」を見た瞬間に自分が歩んできたスターダムを遥かに凌駕する「至高」を「観て」しまったのだと思う。 英二の取り乱しっぷりは凄まじいよね……狂気だよね……。あれだけ「絵」に突き動かされたのに、それをおぼえていなかった、というのは思うに好きな片想いのあの娘の顔だけが、頭の中で思い描けないあの感覚と似ているんじゃないかな……なんて思ってしまったり。けどその存在は自分を全否定するまでの「至高」であって、頂点なのよ。 そしてそれはとてもじゃないけど、彼の

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/15
    「至高」でなければ「止揚」で良い、そこに至るまでの自分探し(内なる「本物のジブン」)過程が「本物/偽物」観、かと。//今後、収斂/群像譚で制作チョイス//カオス抜け出して「主」様の「筆」に期待//「あがく!」//
  • 夢想する『WHITE ALBUM』 ~「赤い糸」と「夢幻」に寄せて書き綴るエッセイ~ » だい亜りー

    由綺と理奈の対立によってますます混迷を極めていく『WHITE ALBUM』(以下:W.A.)の物語でありますが、巧みなカメラワークや映像技法の解説はより詳しい人にひとまずおまかせするとして、その映像の中に散りばめられた情報を元に思い描いたものを吐き出してみたい。 それは間違っていてもいい、むしろ確実なものではなく曖昧なものであったからこそ積極的に目を向けられることのなかった「偽」と書き殴られた「絵」や、省略されたそれぞれの「過去」を刻んだアルバムの頁を、 想像を膨らませながらその先にあるこの物語の当の枠組みを夢想してみよう 、というのが今回の趣旨です。 そのため、今までのエピソードを省みて感じ取ったもの、感想という形でそれらをよく練りなおして、吟味して、僕が感じ取ったものをお話してみたいと思います。 まず、このW.A.の物語はぼうっと画面を眺めているだけではただ目の前の取り留めもない偶像

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/12
     おおっ、「主」様吹っきれたかのように「筆」快進撃v/ ええ、コレと思った作品に思ったままに斬り込んで行く、それが「主」様の「筆」の性質(たち)かと思うし、読み手の楽しみでもあります♪。/
  • WHITE ALBUM 後半 第十九頁 飽きるから次に進めるという。大抵は、進む前にもう飽きてるみたいだけど » だい亜りー

    圧巻の修羅場。 由綺が見ていなかった冬弥を巡る現実に、とうとう彼女は気づいてしまったようだ。 由綺は……無垢で他人を否定なんてできないから、その押し寄せてくる激情の荒波を自分の手を噛みちぎるまでに苦心して噛み殺そうとする。この手でぶつもんか、と血を流す彼女の無垢は、ここまで来ると狂気だよなぁ。自分への自信のなさが彼女を自傷へと導き、それでも頑なに待ち続けようとする由綺は、自らが冬弥から離れていっているということに気が付いていないのかもしれない。 ぶちなさい、は理奈の流儀なのよね。彼女はどこまでも自分に真摯で、正直であろうとする。その一方で絶対に信念を曲げまいとする彼女の姿勢は、なるほど確かに由綺とは対称的なカラーだ。 周りを巻き込んで正直に自分の我を通そうとする理奈と、周りを抱え込んで自分を抑圧する由綺という二人のカラー。けれどその質は冬弥への想いではなく、「アイドル」へと志向することで

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/11
    / 「主」様の雲間が晴れた様で、素朴に嬉しいv/ 展開:⇒たった2枚の'冬弥の側の'カード「思い出す」「好きになる」。が…知らないところで先に提示される#18そして#19/カードの価値は有りやなしや/
  • 「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命 - ピアノ・ファイア

    今日、ネットで色々な検索をしていた時にひっかかったページ。 リンク先は、ヤフー知恵袋の質問ですが(強調は筆者)。 女は愚かな大衆か? - チャールズ皇太子が皇太子事務所の女性職... - Yahoo!知恵袋 チャールズ皇太子が皇太子事務所の女性職員の不当解雇裁判に関し、 「多くの人が実際の能力以上のことができると思い違いしているようだ。これは、誰でもポップスター、高裁判事、有能なテレビ司会者になれるかのように教師が教え、その結果夢を持っていれば必ず実現するというような勘違いをする、つけあがった馬鹿なガキが増えてきたからだ」 というようなメモを書いたとして問題になったことがありましたよね。 (中略) 民俗学者だった故・柳田国男も故・宮常一も近代教育質とは「平凡への強制」だと言っています。 夢や理想ばかり遠くに見て地に足をつけず、果ては自分の夢と異なった現実に向き合うことを拒否して、やた

    「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命 - ピアノ・ファイア
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