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ブックマーク / blog.ajin.jp (6)

  • WHITE ALBUM 後半 第二一頁 別れ道まで戻りたいと思う。右にすれば良かったって。後悔だけのそんな道程 » だい亜りー

    アイドル」の立つ芸能界という世界と、「冬弥の日常」とを行き来する冬弥。そんな彼を巡って神崎は取り乱し、一方の”連絡のつかない”冬弥はどうやら「冬弥の日常」サイドで立ち回わっていたようだ。 「電話」を通じて意思疎通を図る冬弥のとりまきの人々が、彼との距離を実感したエピソードでもありましたよね。 「ヴィーナス」の大事な挨拶周りを抜け出した由綺の”反抗”が、冬弥の「今日の女神」とのフレンチという由綺への”反抗”へと連鎖し、そしてそんな彼の留守番メッセージに耳を塞いで冬弥へと”反抗”した由綺は、ばからしくなってしまったのか冬弥に素直な留守番メッセージを残し、冬弥はそれを受け取った。 ここまでみると、一連のシークエンスはまるで「恋人」たちの痴話喧嘩のようにも見えてきます。そして事実、そう収まった。 アバンの一幕は「森川由綺」ではなく、彼女としての由綺のメッセージが冬弥に届いた、ということなのかもし

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/23
    はい、緒方兄エピソードはいわば"3D化装置"。木を見つつ森を見つつ、の「主」様・激励/
  • 「男の娘」として女系社会を生きる。 ――「女装少年」のヒロイ(ニ)ックファンタジー『蒼海ガールズ』 » だい亜りー

    昨今順調にジャンルを拡大し、ライトノベルにおいても順調にその数を増やし続ける「女装少年」モノですが、一方で「男の娘」というジャンルとの境目があやふやになって混同されがちのように感じます。 この「女装少年」と「男の娘」は似ているようで全然違う。その違いはしっかりと区別されてしかるべきで、そこに”萌え”を見出している僕のような人にとって、とても興味深いシリーズ作品となるのが今回ご紹介する『 蒼海ガールズ! 』です。 まずは「女装少年」と「男の娘」の違いを簡単におさらいしておきましょう。 「男の娘」と「女装少年」は違う。 – たまごまごごはん まず基として「女装少年」の語は「男の娘」を含む大きな幅があることを前提とします。 その上で、「男の娘物」「女装少年物」を分けるとしたら、 1、見た目が女の子っぽいか否か。 2、自ら女装をしているか否か。 ここが最大のポイントになります。 引用先によると冒

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/18
     :『男の娘』ムーヴメントに乗っかってみる【参考】稿// ただ…ジェンダー論以前に「男性脳」/「女性脳」ってフツウにあるんだコレが//
  • WHITE ALBUM 後半 二十頁 恋愛は理屈じゃない。そう語り合う恋人達は、詩人、評論家、哲学者 » だい亜りー

    素晴らしいまでの狂気、狂気、狂気。 まさかこんな展開になるなんて予想だにもしなかった。いや、想像はできていた。けれど想像の斜め上のさらにその先を行くあまりにも「過剰」な「絵」の展覧会に背筋が凍りつくような戦慄をおぼえたのですよね。 予想を覆す形で、「絵」は文字通りの意味でも贋作だった。けれどそれはあまりにも過剰に「贋作」であった……か。 多分、英二は「絵」を見た瞬間に自分が歩んできたスターダムを遥かに凌駕する「至高」を「観て」しまったのだと思う。 英二の取り乱しっぷりは凄まじいよね……狂気だよね……。あれだけ「絵」に突き動かされたのに、それをおぼえていなかった、というのは思うに好きな片想いのあの娘の顔だけが、頭の中で思い描けないあの感覚と似ているんじゃないかな……なんて思ってしまったり。けどその存在は自分を全否定するまでの「至高」であって、頂点なのよ。 そしてそれはとてもじゃないけど、彼の

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/15
    「至高」でなければ「止揚」で良い、そこに至るまでの自分探し(内なる「本物のジブン」)過程が「本物/偽物」観、かと。//今後、収斂/群像譚で制作チョイス//カオス抜け出して「主」様の「筆」に期待//「あがく!」//
  • 夢想する『WHITE ALBUM』 ~「赤い糸」と「夢幻」に寄せて書き綴るエッセイ~ » だい亜りー

    由綺と理奈の対立によってますます混迷を極めていく『WHITE ALBUM』(以下:W.A.)の物語でありますが、巧みなカメラワークや映像技法の解説はより詳しい人にひとまずおまかせするとして、その映像の中に散りばめられた情報を元に思い描いたものを吐き出してみたい。 それは間違っていてもいい、むしろ確実なものではなく曖昧なものであったからこそ積極的に目を向けられることのなかった「偽」と書き殴られた「絵」や、省略されたそれぞれの「過去」を刻んだアルバムの頁を、 想像を膨らませながらその先にあるこの物語の当の枠組みを夢想してみよう 、というのが今回の趣旨です。 そのため、今までのエピソードを省みて感じ取ったもの、感想という形でそれらをよく練りなおして、吟味して、僕が感じ取ったものをお話してみたいと思います。 まず、このW.A.の物語はぼうっと画面を眺めているだけではただ目の前の取り留めもない偶像

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/12
     おおっ、「主」様吹っきれたかのように「筆」快進撃v/ ええ、コレと思った作品に思ったままに斬り込んで行く、それが「主」様の「筆」の性質(たち)かと思うし、読み手の楽しみでもあります♪。/
  • WHITE ALBUM 後半 第十九頁 飽きるから次に進めるという。大抵は、進む前にもう飽きてるみたいだけど » だい亜りー

    圧巻の修羅場。 由綺が見ていなかった冬弥を巡る現実に、とうとう彼女は気づいてしまったようだ。 由綺は……無垢で他人を否定なんてできないから、その押し寄せてくる激情の荒波を自分の手を噛みちぎるまでに苦心して噛み殺そうとする。この手でぶつもんか、と血を流す彼女の無垢は、ここまで来ると狂気だよなぁ。自分への自信のなさが彼女を自傷へと導き、それでも頑なに待ち続けようとする由綺は、自らが冬弥から離れていっているということに気が付いていないのかもしれない。 ぶちなさい、は理奈の流儀なのよね。彼女はどこまでも自分に真摯で、正直であろうとする。その一方で絶対に信念を曲げまいとする彼女の姿勢は、なるほど確かに由綺とは対称的なカラーだ。 周りを巻き込んで正直に自分の我を通そうとする理奈と、周りを抱え込んで自分を抑圧する由綺という二人のカラー。けれどその質は冬弥への想いではなく、「アイドル」へと志向することで

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/11
    / 「主」様の雲間が晴れた様で、素朴に嬉しいv/ 展開:⇒たった2枚の'冬弥の側の'カード「思い出す」「好きになる」。が…知らないところで先に提示される#18そして#19/カードの価値は有りやなしや/
  • WHITE ALBUM 後半 第十八頁 虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて » だい亜りー

    なんというアニメだ……あまりにも逸脱すぎる。 すっげぇ……特に今日のエピソードは見終わって鳥肌がとまらなかった。 氷のように冷たい弥生の束縛、焦げ付いた火種、もはや自分では抑制の効かないところまで来てしまった能に、ついに背後にまで迫ってきた大やけどの予感……身に迫る恐怖と焦燥がこれ以上ないくらいに押し寄せてくる。 このあまりにも静謐に、けれど押し寄せてくる情念というものが、等々凶悪な牙を剥いたように思えました。 素晴らしかった。まずは見事なまでに決まっていた序・破・急という流れを見ていくことにしましょう。 大方の予想通りにM&Mミュージックへの移籍を決めた理奈。先週のエピソードで思いをぶつけあった理奈と由綺だったのだけれど、その中にあるすれ違いは結局あばかれないままに持ち越しとなったのですよね。そうしてお互いの一歩を踏み出す理奈と由綺。けれどそれはあまりにもかけ離れた一歩なのでありました

    pengin-stella
    pengin-stella 2009/11/01
    /先にブックマ挙がり当座/「ツッコミ」どころ、まま有るものの、まずは「主」様の自在にでOK/必要に応じコメなりtbなりにて/
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