ウェブ上の情報共有サービス「Google+」のビデオチャット機能を使い、音楽家の坂本龍一さんが東日本大震災の被災地の生徒と交流した様子が、28日午後6時半から動画サイト「YouTube」で配信される。 ビデオチャットには、震災で被災した学校の楽器備品を点検・修理する「こどもの音楽再生基金」によって、音楽活動を取り戻すことができた福島県立いわき海星高校の生徒らが登場。基金の発起人の1人である坂本さんに、震災時のようすや楽器の状況を話している。 この高校は基金第1号で、郷土芸能「じゃんがら」の太鼓を修理。じゃんがらは太鼓を打ちながら新盆を迎えた家をまわるため、生徒たちは修理したことで演奏できたという。 また、宮城県農業高校の生徒らは基金で届いたギターを手に被災状況を話している。 坂本さんは修理した楽器で、「いつか被災地学校対抗の甲子園のような会ができれば」としている。 28日午後7時開演のチャ