双葉町 賠償説明中断申し入れ 9月17日 20時58分 原発事故の損害賠償の請求にあたり、東京電力が窓口で始めた住民への説明について、警戒区域に指定されている福島県双葉町は、対応が不親切だとして、いったん中断するよう東京電力に申し入れました。 これは、双葉町の井戸川克隆町長が、福島県郡山市で開かれた福島県と県内の自治体との意見交換会の中で明らかにしたものです。東京電力は原発事故の損害賠償の請求にあたり、今週から各地に窓口を設けて手続きの説明を始めていて、双葉町の住民は、福島県内と埼玉県内に設けられた2か所の窓口にこれまでにおよそ230人が訪れたということです。窓口での対応について、井戸川町長は「何の落ち度もないのに、一方的に手続きをするよう促されるなど、町民は優しくない対応だと受け止めている」と述べ、対応が不親切だと指摘しました。そのうえで井戸川町長は、住民への説明をいったん中断するよう、