旧江戸川河口付近で3月4日に目撃された脱走ペンギン=葛西臨海水族園提供 「脱走ペンギン」が東京湾で生きていた――。3月に葛西臨海水族園(東京都江戸川区)から行方不明になったフンボルトペンギン1羽が、晴海沖で目撃された。同園にはほかにも有力な目撃情報が寄せられているといい、周辺の海岸で捜索を続けている。 今月12日正午すぎ、同園に「東京湾の晴海沖でペンギンを見た」と電話があった。寄せられた動画を職員が確認したところ、右翼に個体識別用の黄色の腕輪があったことから、「画像は粗いが失踪したペンギンに間違いない」と断定した。 同園にはこれを含めて約30件の目撃情報が寄せられているといい、有力な手がかりは複数あるという。ペンギンは日の出前にエサを捕りに泳ぎに出ることから、早朝に職員が海岸を歩き、捜索を続けている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みロ