調べたい文字に対し、類似性の高い画像が表示される解読システム「MOJIZO(モジゾー)」(25日午後、奈良市で)=守屋由子撮影 専門家でも判読が難しい木簡や古文書などの崩し字の解読を手助けする画像検索システムを、奈良文化財研究所(奈文研)と東京大史料 編纂 ( へんさん ) 所が共同で開発し、25日、インターネットに公開した。スマートフォンでも利用でき、歴史ファンが刀の銘や石碑などの文字を調べることも可能という。 奈文研と東大はそれぞれ木簡などの研究成果をデータベース(DB)化し、書かれた文字から関連データを調べられるようにしていたが、読み方がわからない場合は利用できなかった。 そこで、解読システム「 MOJIZO ( モジゾー ) 」を約2年間かけて開発。文字をスマホなどで撮影し、画像のまま入力すれば、DBにある奈良―江戸時代のデータ約3万件(約6000種類の文字)の中から似ている文字が
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