スパイク・リーがデイヴィッド・バーンのショーを撮った『アメリカン・ユートピア』を見てきた。 www.youtube.com ブロードウェイでの公演を撮ったコンサート映画なのだが、全体的に全くコードをつないでいない楽器を持ったミュージシャンやダンサーたちがおおむね裸足でかなりしっかりした振付で舞台を動き回る、けっこう本格的な舞台らしいショーを撮った作品である。上記のウェブサイトの映画解説には「自由自在にミュージシャンが動き回る」とあるのだが、これは幻影…というか、全体的に振付はめちゃくちゃしっかりしていてみんなよく練習していると思われるし、おそろいのスーツもビシっとしていて、自由自在に見えるためにはすごく綿密な計画が必要なんだろうな…と思う舞台だった。たまにバズビー・バークレーかと思うような一糸乱れぬ群舞もあり、デイヴィッド・バーンはもう60代後半なのに歌もダンスもトークも完璧にこなしていて