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今私が身を置いている自治体の学校司書は、5年契約でひとつの学校の仕事をする非常勤職員です。 雇い主は教育委員会。 契約が満了したら、再度採用試験を受けなくてはなりません。どれほど実績を上げようが関係なし。それが決まりです。 もちろん、採用に情実が(表向き)介入しない、という建前を守れるという利点はあるんですけどね。 いっぽう、全国の自治体の中には、派遣会社と契約して司書を派遣してもらうかたちを取っているところも少なくないと聞きます。一校専任ならまだましな方で、複数校の兼任も珍しくはありません。 残念ながら、現在のところ、わが自治体の場合、とりあえず専任司書を置いただけで良し、と考えているようです。 その傍証はあります。 何より、雇い主である教委は、司書に対して全く業務指導やチェックを行っていません。 もっとも、指導やチェックを行うためには、学校図書館司書の業務を熟知した担当者が教委に居る必
蔵書管理ソフトが導入されたのは、2008年の夏休みのことだったそうです。 「そうです」というのは、私が赴任したのが2009年の1月だったからで、あわただしい引き継ぎの中での前任者との会話でそう聞いたわけです。 バーコードシールを貼る作業自体は人海戦術を使えば可能でした(生徒やPTAほかの協力をあおいだそうです)。 が、8千冊以上の蔵書をひと夏だけで全部、完璧にシステムに登録できるはずもなく、かなりの登録不備が見つかりました。 原因はいくつかあります。 ○実質1ヶ月に満たない作業期間で、既にある紙の原簿を参照しながら正確な入力を行うことは実際には不可能でした。ソフトが参照していたMARCデータはベンダーが提供していたもので、ISBNコードに関連づけられていましたが、当然のことながら原簿の記載とは違う内容のデータが沢山含まれています。 ○背ラベルの記載ですが、NDCを3桁で取ってあったり2桁で
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