サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
bb.hiroyukimurata.jp
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 6月18日 大和ハウスライフサポート講演会 来る6月18日に大和ハウスライフサポート主催の講演会でお話しします。今回の対象は有料老人ホームの自立健常の入居者さん、入居者さんのご家族、そして会社スタッフの皆さんです。 本講演会は2月に行った講演「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜くには」の第2回。テーマは『元気でいきいきと過ごすための「3つの秘訣」』です。 拙著「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣」は3部構成で、「第2部 元気でいきいきと過ごすための秘訣」で次の「3つの秘訣」を説明しています。 秘訣その5 達成すると嬉しい目標を立
筆者らが提唱しているスマート・エイジング実現のためには「運動」「認知」「栄養」「社会性」の4つが必要条件。ところが、新型コロナウイルス感染症の流行で生活スタイルが変わり、これらの条件を満足しにくい要因が増えてきた。特に巣ごもり生活の長期化でテレビやビデオ視聴時間が増えていることが気になる。テレビ視聴時に大脳の前頭前野(ぜんとうぜんや)に「抑制現象」が生じることが分かっており毎日長時間続くと脳機能の低下につながる。 「外出がおっくうになった」という声が増加 ところが、今回のアンケート結果で気になった点があります。 それは自由コメント欄に「外出がおっくうになった」「出かけるのが面倒に感じる」「何をやるにも面倒くさいが先に立つようになった」といったコメントが非常に多く見られた点です。 こうしたコメントは、「意欲」や「やる気」の低下を表しています。原因として第一に考えられるのは、「認知機能が低下」
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 プラウドタワー仙台晩翠通サウス&セントラル 特別講演会 ありそうでなかったスマート・エイジング型住宅がついに実現!2006年に「スマート・エイジング」という考え方を初めて提唱して以来、高齢者住宅デベロッパーから「その考え方を取り入れた住宅を造れないか」という打診が何度かありましたが、なかなか実現しませんでした。 しかし、コンセプト提唱から16年を経て、ようやく実現にこぎつけました。野村不動産が手掛けた「プラウドタワー仙台晩翠通サウス&セントラル」がそれです。 「加齢とは人間の発達であり、いくつになっても人間は成長できる」というスマート・エイジングの思想を取り入れ、
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第181回 団塊世代と2025年問題 団塊世代の最年長者は今年誕生日を迎えると75歳になる。日本の団塊世代の定義は1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)生まれの人を指すため、2025年までに団塊世代全員が75歳を超えることになる。 75歳以上の高齢者は後期高齢者と呼ばれる。この呼び方は英語のolder old由来と思われる。参考までに65歳~74歳を前期高齢者と呼ぶが、こちらは英語でyounger oldと呼ぶ。 後期高齢者という呼び方は評判が悪いが、75歳以上での区分は医学的に意味がある。例えば
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 スマートシニア・ビジネスレビュー 2022年4月26日 Vol.233 「存命中の世界最高齢」記録保持者、田中 カ子さん亡くなる ギネスワールドレコーズ(英国)から「存命中の世界最高齢」に認定されていた福岡市東区の田中 カ子さん(119歳)が、19日に同市内の病院で亡くなっていたことが報じられました。 田中さんは大還暦(だいかんれき)の120歳まで生きることを目標にしていたとのこと。今月に還暦を迎えたばかりの私には大還暦まで生きるなど想像もつきません。 世界最高齢記録はフランス人女性による122歳164日 ギネス公認の世界最高齢記録保持者はフランス人女性のジャンヌ
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第180回 世界中で日本にしかない「メンズ・カーブス」 メンズ・カーブス風景 3月15日、仙台市中心部にある東北大学片平キャンパスに宮城県初の「メンズ・カーブス」がオープンした。メンズ・カーブスとは、女性専用フィットネスで業界トップのカーブスの男性版だ。 かつて私が講演でカーブスのことを話すと必ず尋ねられた質問が「男性版はないのか?」だった。恐らくこれまでに200回以上は尋ねられたと思う。だが、そのたびに「残念ながら、ない」と答えていたものだ。 男性版がなかった最大の理由は経営方針だった。カーブスは、創業者のゲ
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 第19回 「目的行動」の繰り返しで「習慣行動」になる 前号で血圧などの健康指標を「見える化」して、日常的に把握しておくことの有用性をお話ししました。しかし、恐らく多くの方にとっての壁は「それを毎日継続すること」でしょう。本号では健康管理を続ける秘訣をお話しします。 私たちが取る行動には「目的行動」と「習慣行動」があります。「目的行動」は、ある目的を達成するのにそれによる恩恵と手間・時間などのコストから価値判断によって選択する行動です。 目的行動の繰り返しによって、その価値は私たちの脳に「学習」され「記憶」
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 3月4日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 なぜ、「健康指標」が必要か 市販の体組成計の例 連載第9号で、脳卒中が要介護状態になる原因の最上位で、その多くは「生活習慣病」がもとだとお話ししました。 生活習慣病は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与している病気の総称です。この改善のためには過度の飲酒、栄養の偏った食事、運動不足といった「悪しき生活習慣」を「よい生活習慣」に変えることが重要です。 しかし、実際のところ、たとえ「よい生活習慣」を知っていても、自分の「悪しき生活習慣」を改善できるとは限りません
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第178回 朝ドラを観る人は昭和文化を「世代原体験」に持つ 新元号「令和」の発表後、「平成最後の○○」といった商品・サービスがちょっとしたブームになった。 だが、中高年を対象にした場合、「平成」よりも「昭和」を時代設定にしたものが圧倒的に多い。例えばNHKの朝の連続ドラマの時代設定は、戦前・戦後、高度成長期の昭和がほとんどだ。 実は朝ドラを好んで観ている人の共通点は、昭和文化を「世代原体験」に持っていることだ。世代原体験とは特定の世代が20歳頃までに共通にもつ文化体験をいう。 食生活、文学、音楽、映画、漫画、テ
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2月7日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 高齢者を対象にした「減塩食」が花盛り 高血圧は心血管病の最大の危険因子で、高血圧に起因する死亡者数は年間約10万人と推定されています。 こうした背景の下、高血圧で悩む高齢者を対象にした「減塩食」が花盛りです。減塩気配り御膳、減塩レシピ、減塩配達食など、様々な減塩食が世に出ています。 しかし、実際食べてみると、残念ながら高額な割に「まずい」ものがほとんどです。実はこうしたまずい減塩食に対する文句は、老人ホームでのクレームの筆頭でもあります。 塩分少なめでも美味しく食べられる方法は、焦がし醤油や焼い
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2022年1月18日 東北大学SAC事務局 来る2月8日(火)14時より東北大学と東北大学ナレッジキャストによる特別セミナー「SDGsの時代とスマート・エイジング・ビジネス」を開催します。 人は時間の経過と共に、たとえ高齢期になっても人間として成長して賢くなることができ、社会はより賢明でサステナブルな構造に進化することが望まれています。 私たちはこうした考えを16年前から「スマート・エイジング」と呼び、この考えに従って民間企業と共同で数多くの商品・サービスを社会実装してきました。 最近多くの日本企業でSDGsを経営戦略に組み込む例が増えています。SDGsは2015
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 1月6日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 活性酸素と酸化ストレスとは 酸素は私たちが生きていくうえで必要不可欠です。一方、大気汚染や放射線、食品添加物など外部からの様々な刺激を受け、私たちの体内で酸素が「活性酸素」に変化することがあります。 活性酸素とは大気中の酸素よりも活性化された反応性の高い酸素とその関連分子の総称です。不安定で色々な物質と反応しやすい性質を持っています。 活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働く一方、過剰に産生すると細胞を傷つけ、様々な疾患をもたらす要因となります。 私たちの体内には活性酸素から生体を防御する抗酸
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 The 9th Asia Pacific Eldercare Innovation Awards5部門で日本企業が受賞先週シンガポールで第9回Asia Pacific Eldercare Innovation Awardsのセレモニーが開催され部門別の優秀企業が発表されました。 これはAgeing Asia社主催でアジア太平洋地域の高齢者ケア分野の優秀事業者に贈られるものです。 私はこのアワード創設以来、審査員を務めていますが、今回は次の5部門で日本企業が受賞しました。おめでとうございます! BEST SMART CARE TECHNOLOGY – OPERATI
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 12月7日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 GABAを口から摂取してもストレスは軽減できない ストレス社会の現代は、ストレス解消型の商品が求められています。この2年弱は新型コロナウイルス感染症の拡大で何かとストレス要因が多い年でした。 こうした背景から「精神的ストレスを軽減する」などとうたった食品、サプリメントが市場に多数見られるようになりました。 これらの商品にはGABAという神経伝達物質が機能性関与成分として含まれていることが多いようです。 GABAとは「ガンマ-アミノ酪酸」の略称で、抑制系の神経伝達物質です。これが脳内に分泌される
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 11月25日 チャームカレッジ第12回 チャームカレッジは、株式会社チャーム・ケア・コーポレーションの「認知症改善プログラム」の一環として、毎月一回、全12回実施したセミナーです。第12回は総集編としてこれまでの話の要点をお話ししました。 講義内容①:健康で自立して生きるために 第12回目を迎えたチャームカレッジではこれまでの講義で解説してきたスマート・エイジングの考え方を振り返りました。 2021年9月の日本の高齢化率は29.1%を超え、世界一の高齢社会となっています。その中でも認知症高齢者の数は2025年には730万人と予想されており、その社会的コストは日本で
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第175回退職者がボランティアをしたくなる理由「スーパーボランティア」として有名な尾畠春夫さんの収入は毎月5万5000円の国民年金のみ。82歳の後期高齢者で収入も決して多くない彼がボランティア活動に注力し続ける理由は何か。 アメリカのNIH(国立衛生研究所)の一つ、国立エイジング研究所の初代所長で、心理学者のコーエンは、3000人を超える退職者インタビューから興味深い知見を得ている。 それは「あなたにとって、人生の意味や目的を感じさせるものは何ですか」という質問に対して、あらゆる人が「他人の役に立つこと」と答え
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 11月5日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術自分らしさは「他者との関係性」で規定される「自分らしく生きる」というのは一見簡単そうで、実は非常に難しいテーマです。そもそも「自分らしさ」とは何でしょうか? 『新約聖書』に登場する有名な女性サロメは「人間は7枚のベールをかぶっている。6枚目のベールまでは脱ぐが、7枚目のベールは自分ですら脱がない」と言っています。つまり、本当の自分は自分ですらわからない、という意味です。 このように自分らしさというのは「自分ではわからない性質のもの」のようです。 ところが、あなたの友人や知人から「あ〜、そういうと
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 11月8日 NHKおはよう日本11月8日の7時台NHKおはよう日本に「エイジテック」の解説で出演することになりました。(インタビュー出演) エイジテック(Age Tech)とは直訳すれば「高齢者向け技術」です。高齢者の生活や健康をサポートする技術、超高齢社会の課題を解決する技術などの説明もよく見られます。 エイジテックについては実は日本が先進国です。世界一の超高齢社会・日本ではエイジテックという言葉は使わなくても、高齢者向けの技術は20年以上前から存在していました。 例えば、私がかつて開発に関わったNTTドコモのらくらくホンでは、画面の文字表示が大きく見やすい、ボ
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 10月5日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 認知症発症以前に脳の萎縮が進んでいる 世の中がコロナ禍一色になっても、社会の高齢化は止まらず、認知症人口は増え続けています。むしろコロナ禍による外出自粛の影響で一段と増加していると予想されます。 一般に認知症と診断されるのは、徘徊などの周辺症状が進み、困った家族が病院に連れて行き、医師から診断を下された時です。 実は、この時点よりかなり前の段階で脳の萎縮(いしゅく)が進んでいる場合が多いのです。脳の萎縮とは、脳の神経細胞やこれらをつなぐ神経線維などが脱落し、脳体積が減少することです。 病院やク
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2021年9月24日 チャームカレッジ第10回講義録 著名心理学者でも後半生の考察はなかった これまでにも心理学者によって人の生涯における心理的発達の研究が行われてきました。 しかし、ジークムント・フロイトは「年長者を教育するのは無理な話」、ジャン・ピアジェは「発達は青年期で止まり、その後はゆっくり衰えていく」などと評して後半生の心理的発達を無視してきました。 また発達段階を細かく分類したエリック・エリクソンですら、成人期以降は成熟期とひとまとめにしており、後半生について詳しい考察をしてきませんでした。 エリック・エリクソンの弟子であるジーン・コーエンが初めて40
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2021年9月29日 仙台フィンランド健康福祉センター 「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス」の開催報告 さる8月26日に開催の特別セミナー「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス」の開催報告が公開されました。 参加者の評価では「とてもよかった」85%、「まあまよかった」9%で、94%の方が「よかった」と評価されています。また参加者から多くの感想をいただきました。以下はその抜粋です。 シニアビジネスについては、これまでは抽象的でしたが、今回のセミナー受講によって具体性を感じたことと、気づきを多く頂く事ができました。素晴らしいセミナーでした。ありがとうご
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2021年9月24日 日経MJ連載 なるほどスマート・エイジング スマート・エイジングの「4条件」を意図的に満たす生活スタイルが必要 私たち東北大学では、これまでの医学、心理学、社会学などの知見を統合して、スマート・エイジング実現のためには「運動」「認知」「栄養」「社会性」の4条件が満たされる必要があると結論づけている。 実際、これらの条件を満たす方は、70代~80代でも頭脳明晰で元気に活動的な生活を過ごしている場合が多い。 だが、現代社会は一般にこれら4条件を満たしにくい環境だ。例えば男性会社員が退職すると、他者との交流機会が激減する。外出目的が減ると自宅にいる
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第173回 オンライン対話が疲れる4つの理由 コロナ禍でコミュニケーションの「オンライン化」が圧倒的に進んだ。社内外の人との打合せ、セミナー、会合などの多くを対面なしに行うのが当たり前、いわゆる「ニューノーマル」になった。 にもかかわらず、多くの人が「オンラインは疲れる」と感じている。特にシニア層ではそう感じる人が多いようだ。なぜ、疲れるのかの理由を整理してみたい。 第一に、相手とのやりとりを小さな画面を通じて行う点。画面サイズはノートパソコンなら最大で14インチ程度、デスクトップでもせいぜい23インチ程度だ。
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 チャーム・ケア・コーポレーション 首都圏・近畿圏を中心に介護付有料老人ホームを運営する株式会社チャーム・ケア・コーポレーションが主催する「チャーム・カレッジ」第9回を8月27日(金)にオンラインにて開催しました。 本カレッジは、介護の質向上のために私の監修のもとでチャームケアが取り組んでいる「認知症改善プロジェクト」の一環です。月に一度開催しています。 受講対象はホームの入居者の方、そのご家族、ホームへの入居をお考えの方、ホームスタッフ、協力会社の皆さんです。 今回は新型コロナウイルス感染症の最新状況の話と直近2回で取り上げた「スマート・エイジング:元気でいきいき
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 9月1日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 なぜ、人生の後半期になると他人の役に立ちたくなるのか? 2018年8月に、山口県周防大島町で行方不明になった2歳児をわずか30分で見つけ出したことで話題となった尾畠春夫さん。彼は日本全国の被災地に駆けつけてボランティア活動をしており「スーパーボランティア」とも呼ばれています。 彼の収入は毎月5万5000円の国民年金のみ。決して多くない収入で、70代後半の後期高齢者の彼は、なぜ、ボランティア活動に注力するのでしょうか? アメリカのNIH(国立衛生研究所)の一つ、国立エイジング研究所の初代所長で、心
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第172回 調査でシニアのネット利用率急増も現場は異なる認識 総務省「通信利用動向調査」2019年によれば、シニア層のネット利用率は2018年と2019年で比較すると、60代は76.6%から90.5%、70代は51%から74.2%、80歳以上は21.5%から57.5%へ増加している。特に70代以上の利用率が急増している点が目立つ。 99年に私が「ネットを縦横に活用して情報収集し、積極的な消費行動を取る先進的な高齢者」をスマートシニアと呼び、ネットの普及と共にこうした人々が増えていくと予言したが、20年以上経って
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 2021年8月26日 仙台フィンランド健康福祉センター 元気シニアを対象にしたビジネスの勘所が短時間で把握できる 来る8月26日14時より仙台フィンランド健康福祉センター主催の公開セミナー「シニア市場とスマート・エイジング・ビジネス」で講師を務めます。 内容は「シニア市場の特徴とは?」「シニアの消費行動はいかにして起きるか?」「いかにしてビジネスチャンスを見つけるか?」「スマート・エイジング・ビジネスとは?」「世代特有の嗜好性は消費行動にどのような影響を及ぼすか?」など、元気シニアを対象にしたビジネスの勘所が短時間で把握できます。 ここ1年半、新型コロナウイルス感
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 第11回 コロナ禍で運動不足・カロリー過多・不眠症が増えている 筆者らが提唱しているスマート・エイジング実現のためには「運動」「認知」「栄養」「社会性」の4つが必要条件です。 ところが、新型コロナウイルス感染症の流行で生活スタイルが変わり、これらの条件を満足しにくい要因が増えてきました。 例えば「運動」の面では、外出自粛の影響で特に中高年を中心に運動不足の人が増えています。特に高齢者は感染時の重症化リスクが高いとされてから、外出機会が減り運動不足になりがちです。 また「栄養」の面では、在宅勤務や巣ごもり消
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 7月2日 クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 元気を生み出す「報酬系」と「ドーパミン」 私たちは何かを達成したときや誰かに褒められたとき、嬉しく感じたり、もっと頑張ろうという気持ちになったりします。 実はこういうときに、脳内の「報酬系(ほうしゅうけい)」という神経ネットワークに「ドーパミン」という神経伝達物質が放出され、私たちに「元気」や「やる気」「わくわく感」を感じさせます。 ドーパミンは、かつて「快楽物質」と呼ばれていました。しかし、報酬系に詳しい東北大学の筒井健一郎教授によれば、ドーパミンには「元気」や「やる気」、「求める気持ち」を生
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く