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2014 - 11 - 27 Swift ジェネリックス(Generics) swift ジェネリックスとは型に束縛されず、型自体をパラメータ化して扱うことです。ジェネリックスを使用しない場合の問題を確認することでジェネリックスを使用する有用性を確認してみましょう。 既存コードの問題点 Swiftのように型付けを行う言語では、同じ問題を解決するために異なる型の関数やメソッドを記述する必要があります。例えば、受け取ったパラメータをそのまま返却する単純な関数を定義する場合を考えてみましょう。受け取るパラメータの型として整数型と実数型、いずれの型でも受け取れるようにしたい場合、次のようになります。 上記の2つの関数で実行されている処理は同じであるにもかかわらず、型が異なるために別々の関数を用意しなければなりません。このように関数で実行する処理は同じなのに型が異なることによって重複した処理がいく
2014-11-02 Swift 構造体(Struct) swift データと処理は別々に扱うのではなく、データとそのデータと関連する処理を一緒に扱うために用意されているのが構造体です。データと処理を一緒に扱うことのメリットは管理のし易さにあります。データと関連する処理がまとまっていることによって、プログラム構造が把握しやすくなります。また、グローバル変数を極力減らすことが可能になります。では、構造体の定義、利用方法をみていきましょう。 構造体の宣言 構造体は次のように定数・変数と関数をグループ化した形で定義されます。構造体内で定義する定数・変数はプロパティ、関数はメソッドと呼びます。 struct 構造体の名前 { //プロパティ //メソッド }次の例は、2つのInt型のプロパティを持つ構造体になります。 プログラミングの世界では、プロパティとメソッドを持つものは「オブジェクト」と呼
2014-10-20 Swift 条件分岐・if文・switch文 swift プログラムは単純に順番に処理を実行するだけでなく、ある変数の値がAであればこの処理を実行して、値がBの時はこっちの処理を実行する、といった形で処理を分岐させることができます。 Swiftでは処理を分岐させるための命令としてif文、switch文が用意されています。 if文 ある条件式を設定し、その条件式が成り立つか、成り立たないかで処理を場合分けするのがif文です。siwftでのif文の構文は次のようになります。 if 条件式 { 条件式が成り立った場合の処理を記述 } 条件式にはBool型の値を指定します。 falseであれば条件が不成立、trueであれば条件が成立したと判断されます。 条件式がtrueの場合、条件が成立しますのでifブロックの中のprintln文が実行され、true!!という文字がコ
2014-11-04 Swift クラス(Class) 初期化(イニシャライザ) 破棄(デイニシャライザ) swift Swiftにおいて、構造体とクラスはプロパティとメソッドをもつオブジェクトです。いくつかの違いがありますが、まず、知っておいてほしいのは構造体は値型、クラスは参照型であるという点です。値型と参照型の違いは変数や定数への値の格納方法です。値型の場合、変数や定数に値がそのまま代入されます。一方、クラスの場合、値そのものではなく、値が格納されている場所(アドレス)の値が格納されている点です。 この違いはプログラム上、どのような違いをもたらすかはクラスの解説の中で説明していきます。 クラス定義 クラスは次のように定数・変数と関数をグループ化した形で定義されます。クラスで定義する定数・変数はプロパティ、関数はメソッドと呼ばれます。クラスは次のような構文で定義できます。 class
2014-11-04 Swift ストアドプロパティ(Stored Property) コンピューテッド・プロパティ(Computed Property) swift Swiftではプロパティとしてストアドプロパティ(Stored Property)とコンピューテッド・プロパティ(Computed Property)が用意されています。以降ではこれらのプロパティに関する説明を行います。 ストアドプロパティ(Stored Property) ストアドプロパティ(Stored Property)はクラスの一部として定義された値を格納する変数・定数になります。ストアドプロパティの宣言は次のようになります。 class クラス名{ var プロパティ名 = 値 let プロパティ名 = 値 }クラスでストアドプロパティを定義する時は、デフォルト値を与える必要があります。もし、デフォルト値を与えない
2014-11-11 Swift クロージャ swift クロージャは関数と同様にあるタスクを実行するための実行コードです。クロージャと関数の違いを見ていく前にまずはクロージャの構文、使い方からみていきます。 クロージャ式 クロージャ式の定義 クロージャ式は次のように定義できます。パラメータや戻り値の型の書き方は関数同等です。 { (パラメータ,..) -> 戻り値の型 in 文 }クロージャ式は変数や定数に代入して後から利用したり、関数やメソッドにパラメータとして渡すことが可能です。次の例ではInt型のパラメータを2つ持ち、Int型の戻り値を返すクロージャ式の例です。 但し、クロージャ式単独で記述された行は文と見なされないため、コンパイルエラーが発生します。このため、クロージャ式は変数や定数に代入してあげたり、関数やメソッドのパラメータとして渡してあげる必要があります。 クロージャ式の
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