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たまにはみんながあまり触れる機会の少ないメディアを、という事で、今回は担当者(MAKKI)の強い希望から美少女ゲームである『素晴らしき日々~不連続存在~』(ケロQ)の読書会を行いました。読書会参加者は担当者合わせて四人(うち一人は未プレイ)と少なめの人数での開催となりましたが、プレイ時間・価格・年齢制限等の敷居の高さを考えるとむしろかなりの会員に触れてもらえたと思います。 (そのときに使用したレジュメもこちらで公開しています。PDFにつき注意→ レジュメ 時系列表) 『素晴らしき日々~不連続存在~』を読み解く為にはいくつかの予備知識が必要ということで、読書会ではまず最初にケロQの出世作『終ノ空』の説明および『素晴らしき日々』との相違点を確認しました。 本作が『終ノ空』のキャラクターを踏襲している事は公式ホームページ(『終ノ空』のページ(18禁)、『素晴らしき日々』のページ(18禁))のキャ
今日は新入生3名、会員8名(内2名が途中参加)の計11名の読書会になりました。 読書会、ブログ更新担当はゆーすけです。 (なお途中で振るノンブルは文庫『The Indifference Engine』準拠です) 今回は未読者が1名(会員)で、新入生は全員既読、さらに内2名については『虐殺器官』、『ハーモニー』も読まれているということで安心して読書会を行うことができました。 また本作が007シリーズ(加えてMI5、MI6についてや、原作者イアン・フレミング、その他スパイ兼作家であったモームやグレアム・グリーンにも触れる)、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』をモチーフにしているのでそれらについても既知であるかどうかの質問も事前に行いました。 さて、まずは登場人物の紹介でそれらの元ネタに触れました。 「語り手」=「007 ジェームズ・ボンド」、「『アクロイド殺し』の語り手の名もジェームズ」
2013年も間もなく終わりを迎える今、皆様いかがお過ごしでしょうか。 去る10月に開催された京都SFフェスティバルの合宿にて、第四回本格ライトノベル大賞の選考座談会を行ないました。 討議の結果、第四回本格ライトノベル大賞受賞作は津田夕也先生の『《名称未設定》』に決定しました。 今年一年の締め括り、というわけでもありませんが、受賞作及び各ノミネート作へのコメントを発表いたします。例年より公開が遅くなったことをお詫び申し上げます。 津田夕也『《名称未設定》』 『ドラえもん』について、みなさんは疑問に思ったことはないだろうか。なぜジャイアンやスネ夫の、あるいは私たち読者の子孫はドラえもんを送らないのだろうか。セワシ君の子孫もさらに未来の新型ドラえもんを送ってくるのだろうか。なぜ未来の道具は魅力的でありつつも、破滅的なほどに危険なのか。詳しい方にぜひ教えてもらいたいのだが、もしかするとこれらの疑問
今年もやって参りました、第四回本格ライトノベル大賞! 例年通り、10月12日(土)の京都SFフェスティバルの合宿にて大賞受賞作品の選考座談会を開催いたします。 《第四回レギュレーション》 ・広義のライトノベル作品であること。 ・2012年9月から2013年8月末までに、単行本デビューした新人作家であること。 ・ただし同期間内にデビューした作家に限り、複数シリーズを刊行している場合はいずれも含む。 上記のレギュレーションのもと、100作を超える対象作品の中から会員が特に推薦したい作品として選出した今年の候補作は以下の6作品になります(作者名50音順)。 ・形代小祈『異端児たちの放課後』(電撃文庫) ・賽目和七『人形遣い』(ガガガ文庫) ・津田夕也『《名称未設定》』(ファミ通文庫) ・永島裕士『フルスケール・サマー』(電撃文庫) ・一二三スイ『世界の終わり、素晴らしき日々より』(電撃文庫) ・
2013年度5回目の新歓読書会は少し趣向を変えてコミックから、庄司創先生の『勇者ヴォグ・ランバ』(アフタヌーンKC、全2巻)の読書会を行ないました。参加者は新入生4名を含めた10名。読書会及びブログ更新担当は里々です。 作者自身が伊藤計劃から大きな影響を受けたと語っている本作。その言を裏切らない濃密かつ刺激的なSF設定の他にも、アクションシーンやキーハ萌えなど、さまざまな読みどころのある作品です。今回はそんな作品の中でも最大の読みどころである(と担当者が考える)「ペインフリーなしで戦争のない社会をいかにして実現するか」という問いかけに対する作品内の回答をより深く理解し、それについて参加者の間で意見交換を行なうことを目的として読書会を開催しました。 読書会のレジュメはこちら(PDF注意。読書会での議論を踏まえた修正版になります)。 -------------------- ▼流動化社会とはい
去る10月に開催された京都SFフェスティバルの合宿企画として、第三回本格ライトノベル大賞の選考座談会を行ないました。 五時間に渡る討議の結果、第三回本格ライトノベル大賞受賞作は鳳乃一真先生の『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』に決定いたしました。 京フェスサイト及びTwitterではすでに告知させていただきましたが、この度各作品へのコメントとともに改めてご報告いたします。 また、10月26日付の読売新聞・関西版「サブカル列島 Zipang異聞」にて、ライトノベル特集の一環として、本格ライトノベル大賞についての取材記事が掲載されました。重ねてご報告いたします。読売新聞様、ありがとうございました。 以下、各作品へのコメントになります。 鳳乃一真『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』 ライトノベルはこれまでさまざまなジャンルやメディアの想像力を取り込み、自らの表現力を豊かにしてきた。それゆえ、現在のライトノベルの表現的特
皆様のご愛顧のおかげで、本格ライトノベル大賞は今年で第三回を迎えました。 昨年までと同様、10月6日(土)の京都SFフェスティバルの合宿にて、大賞作品の選考座談会を開催いたします。 なお、前年度までの反省点を踏まえまして、対象作品のレギュレーションを以下のように変更しました。 第二回 ・広義のライトノベル作品であること ・2010年10月から2011年9月末までに、単行本デビューした新人作家であること ・ただし同期間内にデビューした作家に限り、複数シリーズを刊行している場合はいずれも含む 第三回 ・広義のライトノベル作品であること ・2011年10月から2012年8月末までに、単行本デビューした新人作家であること ・ただし同期間内にデビューした作家に限り、複数シリーズを刊行している場合はいずれも含む 候補作選定に余裕をもたせるため、対象となる作品の刊行期間を9月までから8月までに変更してお
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