今月11日、六本木の青山ブックセンター跡地に「文喫」がオープンしました。 出版取次の日本出版販売が経営する、新業態の本屋さん。 入場料1500円をとることや、内部に喫茶室やイベントスペースがあること、コーヒーと煎茶が飲み放題なことなどが話題になり、 ニュースにも多数取り上げられています。 日販/青山ブックセンター六本木店跡地に入場料1500円の本屋「文喫」 | 流通ニュース ↑これが詳しくて分かりやすかったです。写真見てるだけでわくわくするな その「文喫」について、最近流行りのブックカフェとの関係性を考えてみたいと思います。 「文喫」はブックカフェへの逆襲か? 本屋さんの販売制度 まず、この話の背景である、書店の販売制度について。 書籍の流通は一般的に、『委託販売制度』が採用されています。 書店が版元(出版社)から預かった書籍を自店で販売し、売上から書店の取り分を引いた額を版元に渡す仕組み