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日本人はフィルム・ノワールを誤解している!? ――今回のテーマは、フィルム・ノワールです。ノワールと一言でいってもアメリカ、フランスなどいろいろあると思いますが、恥ずかしながら私はつい最近までフィルム・ノワール(※直訳すると黒の映画、闇の映画など)とはフランスのギャング映画のことだけを指すと誤解していました。べつに自己弁護するわけじゃないですが、そう思っている人って意外と多いと思うのですが…。 『サムライ』 ジャン=ピエール・メルヴィル監督が、新渡部稲造の「武士道」をモチーフにえがいた作品。一匹狼の殺し屋をアラン・ドロンが熱演。 発売:IMAGICA ¥4700(税別) 渡辺 そうかもね。"フィルム・ノワール"ってあくまでも映画ファンの中だけで、それほど一般的に浸透している言葉じゃないもの。そもそも"フィルム・ノワール"という言葉はいつ頃にできたのかしら? 宇田川 第二次大戦が
ジャン・ユスターシュ監督の『ママと娼婦』(1973)がDVDで見られるというだけでも、おどろきと言うほかない。 そればかりか、私の手もとにあるDVDには、 『アラン・レネ/ジャン=リュック・ゴダール短編傑作選』(『ヴァン・ゴッホ』1948から『シャルロットとジュール』1958まで短編8本収録) 『はなればなれに』(ジャン=リュック・ゴダール監督、1964) 『ラルジャン』(ロベール・ブレッソン監督、1983) 『四季の物語』(エリック・ロメール監督、『春のソナタ』1990から『冬物語』1991まで長篇4本のBOX) 『アンナ・マグダレーナ バッハの年代記』(ストローブ=ユイレ監督、1973) 『ラ・ピラート』(ジャック・ドワイヨン監督、1985) 『リスボン物語』(ヴィム・ヴェンダース監督、1995) 『クレーヴの奥方』(マノエル・ド・オリヴェイラ監督、1999) 『マ
1972年3月9日、広瀬正は赤坂の路上で倒れてそのまま帰らぬ人となった。死因は心臓発作。長編デビュー作『マイナス・ゼロ』が刊行されてから、わずか1年半後のことだった。天才SF作家・広瀬正は文字通り彗星のように現れ、消えていった。名前すら知らない人もいるかもしれないので、死の直後に刊行された長編SF『鏡の国のアリス』の著者紹介を引用すると…。 広瀬正は1924年、東京京橋に生まれ、東京空襲までそこで過した。音楽や自動車に興味を持っていたが、徴兵猶予のある工科に進学し日大建築学部卒業の年に敗戦を迎えた。その後米軍キャンプのバンドを渡り歩き、やがてフルバンド「広瀬正とスカイトーンズ」を結成、1960年まで続く。そのかたわらクラシック・カーのモデル製作に着手し世界的に稀有なプロ作家となる。また1961年より活字の世界に転身、あり得ない世界の物語りを、独特の空理とイマジネーションで描き始めた。長編
スクリプター――映画を制作するうえで欠かせない職業でありながら、いったいどんな仕事なのか、いまいちピントこないのも事実。そこで、ロマンポルノの巨匠・神代辰巳監督の右腕として知られ、日本映画スクリプター協会の設立にも尽力されたベテラン、スクリプターの白鳥あかねさんにお話をうかがいしました。 ※スクリプター [scripter] 映画の撮影現場で、全体の一貫性を保つため、各場面の様子や内容を正確に記録する係 (「大辞林」より) ――そもそもスクリプターとは、どういうお仕事なのでしょうか? よく聞かれるんですよねぇ。映画を勉強しようとしている人はまだいいんだけど、なかなか一般の人にまでは浸透しにくい職業ではあると思うわ。正式名称はスクリプト・スーパーバイサーというんだけど、スクリプトというのは「脚本」のことでしょ。で、スーパーバイザーというのは「管理する」という意味だから、簡単に言ってしま
HOGAHOLICのURLが変更になりました。今後はこちらのURLで更新を続けていきますので、よろしくお願いします。 http://www.holic-mag.com/hoga/ ※リニューアルしました!
●今回、ダイジェスト版と題して映画「ハードボイルド・ハネムーン」から、いくつかの映像を抜粋してみた。スチル構成から始まるプロローグ。演技をしている昇、台詞や音がない部分は使用した音楽のせいである。昇の愛車スバル360。そしてそれとなく昇らしき撮影と見られるシーンも。ラストのシルエットは、凹凸のある壁に映った影を低感度フィルム(ASA32)で写真撮影し、それを再撮したものだ。 1988年(昭和63年)から約10年弱もの長い間、篠田昇のもとで助手を務めてきた福本淳は、この間、篠田に本気で楯突いたことが2回ほどあった。 「夏の庭」の撮影中に1回、そしてもう1回は「MISTY」の時だった。 1993年夏。 「夏の庭」での撮影期間中、撮影が終了すると、宿泊先のホテルにあったガレージの一角に作られた撮影部用の工房に戻り、篠田から命じられた自家製機材の作成や修繕をするのが日課になっていた福本は、そ
キネマ旬報やROAD SHOWなどで知られる、イラストレイター、宮崎氏によるイラストコラム
「身体表象文化としての映画誌」と銘打って、ここ学習院大学(西2号館506号教室)で試みてきた公開講座は、「ジェームズ・キャグニーと踏襲の映画史」を序論というかプレ講座として、(1)「それはフランスからはじまった――ドタバタ喜劇(la comdie burlesque)の誕生」、(2)「エロール・フリンとチャンバラ活劇(swashbuckler)の映画誌」、(3)「ギャグの映画誌1――マック・セネットとキーストン喜劇、ハル・ローチ喜劇」、(4)「ギャグの映画誌2――チャップリン」、(5)「ギャグの映画誌3――バスター・キートン(笑わぬ喜劇王)」、(6)「ギャグの映画誌4――ハロルド・ロイドからジャッキー・チェンまで」、(7)「ギャグの映画誌5――日本の喜劇王エノケン」、(8)「踊る映画誌1――フレッド・アステア」、(9)「踊る映画誌2――ジーン・ケリー」、(10)「泳ぐ映画誌――水着美人か
Information ・10/12 新宿酔眼通信 更新 ・10/12 カメラマン篠田昇の残したもの 更新 ・10/11 HogaHolic 更新 ・10/11 VirtualHolic 更新 ・10/9 カシャブロ 更新
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