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パリ五輪
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差別とアクセシビリティ アメリカに留学していた時に、痛感した日米のアクセシビリティや差別に対する考え方の違いについて書いてみようと思います。 聞こえなくてもできることを突き詰める 私は、日本で、「聞こえなくてもできることを突き詰める」ことが、聴覚障害者の生きる道だと思っていました。大学1年生の頃から、ひたすら勉強をして、大学4年次に公認会計士試験に合格しました。その後、程なくして、大手監査法人から健常者と同じ条件の素晴らしいオファーを手にすることができました。それは一つのサクセスストーリーだと思います。 しかし、「聞こえなくてもできること」をどれほど突き詰めても、競争の激しい組織では、出世できないことに気づきました。 持っている能力をフルに発揮するには、音声情報の壁を克服する必要があると思うに至りました。 具体的には電話や会議ができないことが、仕事上の大きな壁になっていたのです。 どれほど
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