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武漢は漢口、武昌、漢陽の三鎮を統合した、広い都市圏を持つ内陸有数の大都会である。この広大な一帯は、その昔の後漢〜三国時代では、”江夏”と呼ばれた地域である。江夏区という武漢市の行政区画に地名が残っている。 武漢市街を長江の流れが貫いているが、”赤壁の戦い”が行われた古戦場は、武漢より南方の上流、岳陽より北方に位置するとされている。また蘇軾が”赤壁賦”を詠んだ黄州(現在の黄岡市)は、武漢からは長江に沿って下流に位置している。長江を挟んだ黄州の対岸に鄂州があり、現在は鄂州市として武漢の東側で接している。 漢口は漢水が長江に注ぐ河口に位置しており、ゆえにこの名がある。漢水は三国時代は沔水(べんすい)とも呼ばれ、したがって漢口は沔口(べんこう)とも呼称された。また沔水は夏水という別称もあり、ゆえに夏口とも呼ばれる。概ね、漢水(口)=夏水(口)=沔水(口)というわけである。 この江夏と呼ばれた武漢は
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