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2.1. ARP(Address Resolution Protocol) (RFC826, RFC1390) IPアドレスは、実際の物理的な伝送路とは独立したアドレス しかし、実際に通信を行うためには通信経路固有のアドレス(MACアドレス, Media Access Controlアドレス)とIPアドレスを何らかの方法で1:1に対応させる必要がある MACアドレスから機械的にIPアドレスを生成するのはIPv4では難しい。例えばイーサネットではMACアドレスとして48bit長のアドレスが使われるので、32bitの IPv4アドレスとは1:1の対応をどうやっても作れない 原始的な方法としては、手作業でネットワーク内機器のMACアドレスとIPアドレスの対照表を作り、各端末に設定して歩けばいいが、機器を追加したり取り除いたり交換したりする度にこんなことをしているのでは不便で仕方ない IPアドレス
4.1 TCP(Transmission Control Protcol) (RFC793) コンピュータ間の通信は、データをパケット(packet)と呼ばれる細切れの固まりにして送るのが普通 ネットワーク上での配送はパケット単位で行われるが、通信経路上でエラーが生じたり、ネットワーク負荷が上がりすぎたりすることによってパケットが破壊されたり間引かれたりすることはまれではない しかしながら、実際のアプリケーションとしては大きなデータをそのまま送りたいことがよくある。例えばWebで画像ファイルを転送するようなことを考えてみればいい 各アプリケーションが実際にやりたいことはAというシステムから Bというシステムにデータをそのままのイメージで移すことなので、そういうことが楽にできる仕掛けがあると便利 TCPは、ネットワーク上の2つのシステム間で信頼性の高い双方向の通信手段を提供するプロトコル T
アプリケーションの話へ戻る 1. インターネットでのメールの仕組み インターネットでメールを送るとき、ユーザから直接見えるのはいわゆるメーラー(OutlookExpressとかThunderBirdとかBecky!とか)だけであるが、地球の反対側までメールが届くためにはすでに学んだDNSのほかにもメールを実際に配送するシカケが必要である。以下に本メモで説明する登場人物とその略称を紹介する。全体の関係は図1を参照。 MUA(Mail User Agent) いわゆる「メーラー」とか「メールリーダ」と呼ばれるプログラムのこと。ユーザが実際に使うプログラムではあるが、これ自体はメールを配達するシカケというよりは郵便での手紙を読み書きするための万年筆とか便箋に相当するものと考えたほうがいい。 MSA(Message Submission Agent) MUAがメールを送るときに接続するシステム。プ
TCP/IPの話へ戻る 6.1 IPv6の歴史 IPv4アドレスの枯渇・経路情報の巨大化を背景に1992年ごろから次世代IP(IPng, IP Next Generation)の検討開始。当初の予想ではIPv4は2010年ごろに破綻すると考えられていた 1994年にいくつかのIPng候補の中でSIPP(Simple Internet Protocol Plus)ベースの物をIPngの候補として扱うことになった(RFC1752) 1998年にIPv6のコアな部分が固まった(RFC2460) IPv4の次世代なのにIPv5でないのは、IPv5が1995年に別のプロトコル(ST-II, RFC1819)に対して割り当てられてしまっていたから 6.2 IPv6の特徴 6.2.1 アドレスの拡張・経路情報の整理(RFC2373, RFC2374) IPv6ではアドレス長が128bitに延ばされたその
ネットメモ 目的 このメモは、インターネットの基礎となっているLANの技術について実際的な知識を整理することを目的としています。取り扱う内容は 1. ネットワークの階層構造 2. ネットワークを構成する電線概論 3. Ethernetのはなし 4. インターネットの基盤技術である TCP/IP 5. TCP/IP上でさまざまなサービスを提供するためのアプリケーションプロトコル 6. ネットワークにおけるセキュリティの問題 ネットワーク運用の問題 と、多岐に渡る予定ですが、リンクがないところはまだ書いていません。 ToolBox 実験に使うツール類は「ToolBox」のページにまとめてあります。 予備知識 ネットワーク技術を学ぶ上で必要な雑多な知識類 本サイトにアダルトコンテンツ、XXXコンテンツ類は一切含まれていません。暴力反対。 ©2003, OGAWA, Hiroshi Santa <
A0.2.2 DHCPの仕組(まじめ版) DHCPは、DHCPサービスを提供する DHCPサーバと、DHCPサービスを要求する DHCPクライアントによって実行される。このようなサービスを「クライアント-サーバー型サービス)と呼ぶ DHCPは UDP(ポート67, 68)を使う。このポート番号は歴史的には BOOTPと呼ばれる類似のプロトコルによって使われていたため、Etherealでの表示はバージョンに依存して BOOTPとなることがある。びっくりしないように。 サーバ側が使うポートが 67 、クライアント側が使うポートが 68 。調べればすぐ分かることなので覚えなくてもいいが、調べ方が分からない人は覚えよう。 DHCPにおける処理の流れは以下の通り。ただし、ここでは単純化のため図1のようなネットワーク構成を想定している 1. DHCPDISCOVER DHCPクライアントは、ネットワー
TCP/IPの話へ戻る 5.1 狭義のNATと広義のNAT (RFC2663) NAT(Network Address Translation)という用語は、IPを用いた通信において宛先、あるいは送信元のIPアドレスを別の物にすり替えて通信を行う技術の総称である 大きく分けるとNATには、IPアドレスのみをすり替えるものと、ポート番号の付け替えまで行うものの2種類がある。 狭義のNATはIPアドレスのみをすり替えるものを言う 広義のNATはポート番号の付け替えまで含む。こちらの技術は NAPT(Network Address Port Translation)とかIP Masqueradeと呼ばれることもある NATあるいはNAPTはすべてのアプリケーションから利用できるわけではない。物によってはどうしようもないこともあるので注意が必要 5.1 NAT (RFC1631) 通常NAT処理を
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