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中東情勢
emi13-farout.hatenablog.com
2023年ラストの投稿です。今回も引き続き舞台はタイのカンチャナブリー。1年の締めに相応しく、自分的に学びの多かったお寺、Wat Khao Chong Pattanaram(ワット・カオチョーン・パタナーラーム/วัดเขาช่องพัฒนาราม)をピックアップしてみました。 ド派手な境内と誕生曜日別の守護神 Wat Khao Chong Pattanaramがあるのは、市内中心部からは30km強離れたターマカ地区。公共の交通機関は通っておらず、アクセスするにはレンタル・バイクやトゥクトゥクを利用します。 お寺のゲートを潜ってまず目に飛び込んでくるのが、どことなく戦隊シリーズの○○レンジャーっぽい8色の仏様。当然、色分けにはちゃんとした意味があります。 タイでは自分の生まれた曜日を重視し、曜日ごとにシンボルカラーが存在。日本で星座占いや血液型占いがよく見られているのと近いノリで、曜日占い
引き続きカンチャナブリーの洞窟寺院について。今回取り上げるのは、前回紹介したWat Tham Phuwa(ワット・タム・プワー/วัดถ้ำพุหว้า)を出て、市街地方面へ帰りしなに立ち寄れるWat Tham Khao Poon(ワット・タム・カオプーン/วัดถ้ำเขาปูน)です。 戦争の痕跡 Wat Tham Khao Poonはカンチャナブリー駅を起点に5km少々、最寄りのカオプーン駅からは1km弱のところに位置しています(※実際に行かれる際は、カオプーン駅で下車せず、市内中心部でバイクを借りるかトゥクトゥクをチャーターして向かうのがオススメ)。 カオプーン駅の周辺には、旧日本軍が泰緬鉄道を敷く際の難所となったチョンカイの切り通しもあります。 険しい岩山を強引に削って鉄道を通したチョンカイの切り通しは、列車が岩スレスレを通過することから、いまではナムトック線屈指の人気観光名所に
今回はカンチャナブリーの市街地から約20km離れた洞窟寺院、Wat Tham Phuwa(ワット・タム・プワー/วัดถ้ำพุหว้า)のお話です。 ここはソンテウをはじめとする公共交通機関が通っておらず、旅行会社主催のツアーに組み込まれているケースも稀。 けれども、バイクを借りるかトゥクトゥクを利用すれば簡単にアクセス可能である旨を最初にお伝えしておきます。 何かの新興宗教ですか? 緑に囲まれた田舎道を進んでいくと、突然、クメール様式を用いたゴージャスで真新しい建造物が出現。何じゃこりゃ? 巨大な涅槃像や座像をはじめ、目に入ってくるすべてがピカピカです。庭園もキレイに整備されていて、失礼を承知のうえ、短期間で荒稼ぎした怪しい新興宗教の施設かと思ったほど。 「ゴツい鍾乳石や石筍がたくさん見られる」との前情報のみを頼りにWat Tham Phuwaへ訪れた私とツレは、まず外観にかなり面喰い
クウェー川鉄橋に関する前回の記事の終盤で、ド派手な中国寺院の景観トラブルについて軽く触れましたが、何も上座部仏教と大乗仏教がタイでいがみ合っているわけではありません。 むしろその逆。例えばネットで拾った片岡樹さんの論文『中国廟からみたタイ仏教論』では、タイに渡ってきた中国系移民の信仰に対する姿勢が以下のようにまとめられていました。 本国で大乗仏教にすでに馴染んでいた彼らは、上座仏教寺院への参拝に躊躇することもなく、仏教徒タイ人が崇拝する対象をも自分たちの宗教のなかで受け入れてきた タイの華人はその他の地域よりも一般的に同化傾向が強く、現王朝も華人の帰化を促進。結果、タイ族か華人かを区別するのもナンセンスに思えるくらい、両者はごく自然に交わっています。 クウェー川鉄橋近くの北碧觀音福壽宮(Guan In Temple)は、あくまでも建設に至る経緯がまずかった稀なケースであって、タイにおいては
今回からしばらくの間、カンチャナブリーの観光スポットを取り上げていきます。まずはクウェー川鉄橋と、そのすぐ近くに建つ中華系の大乗仏教寺院について。 タイ人にも大人気の映えスポット 1943年に竣工した全長約330mのクウェー川鉄橋は、タイ国政府観光庁のホームページでも〈カンチャナブリーを訪れたならはずせない名所〉と書かれているほど超定番の観光名所です。 橋の上には線路が敷かれていて、毎日上下線2本ずつ列車が通過。何が凄いって、現役の線路であるにもかかわらず、対岸まで自由に歩けるんですよ。 安全性と運行時間をストイックに守り抜く日本では、関係者以外の人間が線路に立ち入るなんてもってのほか。一応、橋の途中にいくつもの待避所が用意されているとはいえ、お国柄の違いを見せつけられました。 クウェー川鉄橋はSNS時代に再脚光を浴びていて、週末になると大型観光バスもバンバン乗りつけ、時には胡坐をかいたり
引き続きカンチャナブリーの市街地を走る幹線道路、セーンチュート通り沿いのグルメ・スポットに関する投稿です。 前々回に取り上げたクイッティアオ屋も前回のイサーン料理屋も夕方早々に店じまいするため、夜ご飯での利用ができません。一方、ここで紹介する2軒の屋台は22時まで営業。立地も含めて非常に使い勝手が良いです。 最高のロケーション! セーンチュート通りを挿んでカンチャナブリー駅の向かいに隣り合う2つのヌードル系屋台。〈立地も含めて非常に使い勝手が良い〉とはどういうことかと言うと、すぐ目の前でナイトマーケットが開催されるんですよ(※写真上/詳しくはこちら)。 ローカルで賑わうこの夜市は、持ち帰り/食べ歩き用のグルメが充実。逆にゆっくり座って飲み食いできるスペースがほとんどありません。 カンチャナブリー滞在中の私とツレは、夜ご飯を軽めに済ませ、ほぼ毎日ナイトマーケットで食後のスウィーツや晩酌の肴を
前回ご紹介したSudjai Nuatun & Muutun(スジャイ・ヌアトゥン&ムートゥン/สุดใจเนื้อตุ๋นหมูตุ๋น)のすぐ近くに、もう1軒、私とツレのフェイヴァリット食堂があります。今回はそのイサーン料理屋について。 ムーヤーンとコームーヤーン 店の場所はSudjai Nuatun & Muutunを背に、セーンチュート通りをカンチャナブリー駅方面へ約150m引き返したあたり。 道路沿いに一応はメニューを列記した看板が出ているものの、パッと見た限り店名が書かれておらず、Googleマップにも載っていません(※上掲のマップは小さなソイを挿んで店の向かいにあった電気屋にセットしています)。 もっとも、昼時にはGrabやFood Pandaの配達員が次々と料理を受け取りにくるため、間違いなく何かしらの名前は付いているはず。血眼になってGrabのHPで探してみるも、ついぞ判明
今回はカンチャナブリーでツレが溺愛しているクイッティアオ屋をピックアップ。店の名前はSudjai Nuatun & Muutun(スジャイ・ヌアトゥン&ムートゥン/สุดใจเนื้อตุ๋นหมูตุ๋น)です。 ヌアトゥン? ムートゥン? まず店名にもなっているヌアトゥンとムートゥンとは何なのか。ヌアは牛肉でムーは豚肉、トゥンはとろ火で煮込むみたいな意味です。 2つの言葉を合せればほぼ答えに辿り着きますが、より具体的なイメージをお伝えすると、ヌアトゥンは牛すじ煮込み、ムートゥンは豚すじ煮込みといったところ。 巨大鍋に骨やらホルモンやらも豪快に入れ、八角やシナモンなどの香辛料を加えた醤油ベースのスープで長時間グツグツ煮込んでいきます。 これがもう、肉の甘味がスープに溶け込んで絶品なんですよ。もともと華人がタイに広めた料理で、辛さが苦手な方でも全然イケます。 ちなみに、鶏肉は〈ガイ〉、鴨肉
今回は私とツレがカンチャナブリー滞在時にクウェー川通り界隈で食べている朝ごはんのジョーク(お粥)について。前回の投稿然り、当ブログの朝食ネタはいつもジョークばかりでゴメンナサイ。 タイでの私の朝ごはんは7割方ジョーク。残りの2割がバナナ(※主に寝坊した日)、1割がクイッティアオorその他……といった具合で、どうしてもジョークの話題に偏ってしまいます。 通勤/通学時に人気の屋台 1軒目はツーリスト・ポリス・ステーションの真向いに出る屋台。基本となるのは1杯25THB(約100円)の豚ミンチ入りジョークです。 そこに半熟状の鶏卵をトッピングすると30THB(約120円)、ピータンをトッピングすると35THB(約140円)。さらにキッズ用サイズもありました(※卵なしが15THB/約60円で、卵ありが20THB/約80円)。 クウェー川通りは外国人向けの宿泊施設や飲食店が並ぶエリア。ただし、たびた
直近3回の投稿ではカンチャナブリー市内中心部の主要なナイトマーケットを紹介してきましたが、お次は朝市について。眠らない街バンコクを除き、タイがもっとも活気を帯びるのは太陽が顔を出して間もない早朝です。 ……なんて偉そうに書きつつ、私は朝が大の苦手。本稿で取り上げるパークプレーク市場(Pak Phraek Market)へも、ツレに叩き起こされて1度行ったきりです。 先に結論を言うと、早起きして大正解。人々の暮らしぶりやリアルな物価(地元価格)が知れたのはもちろん、場内/場外共に物凄くエネルギッシュで、朝から良いパワーを吸収できました。 歴史あるコミュニティー パークプレーク市場があるのは、パークプレーク・コミュニティーと呼ばれている旧市街の一画です。現存するカンチャナブリーのコミュニティーのなかでは一番古く、その歴史は180年超え。 華人やベトナム系の移民をメインに形成された同コミュニティ
前々回にアップした駅横のナイトマーケットと、前回のワットヌア水上市場に引き続き、カンチャナブリー市内中心部の夜市にまつわる投稿です。 バス・ターミナル近くの庶民派夜市 今回取り上げるのは、Talat To Rung(タラート・トールーン)なる愛称で親しまれているナイトマーケット(※正式名称は不明)。 時計台のすぐ近く、バス・ターミナルからも歩いて3分のロケーションで毎晩休まずやっています。 営業時間の目安は17~22時。バンコクからバスを利用し、日帰りでカンチャナブリーへ遊びに来た方でも、帰りのバスの前に寄れてしまうのが嬉しいポイントでしょう(※バンコク行きの最終バスは19時です)。 ローカル価格の屋台がズラリと並ぶこのナイトマーケットは、良い意味でSNS映えするお洒落な要素が一切なく、仕事や学校帰りに地元の方が日常使いする感じ。 サクッと食べてサクッと帰るのが鉄則で、お酒と一緒にゆっくり
前回取り上げたカンチャナブリー駅隣のナイトマーケットは、屋台の数や価格、盛り上がり具合など、トータルで見て自分的にかなり好きなスポットです。 ただし、座って飲み食いできる場所がなく、ファミリー層やのんびり微睡みたい人にはやや不向き。 そこで、今回は市内中心部のなかでもひときわ落ち着きを放つワットヌア水上市場(Wat Nuea Floating Mariket/ตลาดน้ำวัดเหนือ ※写真上)と、そのナイトマーケットからすぐのソンクウェー通りにフォーカスしてみました。 お子様も大満足なワットヌア水上市場 ワットヌア水上市場が行われるのは金曜の17時~21時のみ。カンチャナブリーに1週間以上滞在する旅行者は稀だと思うので、この週1の限定開催がけっこうネックになるでしょうか。 場所自体はわかりやすく、クウェー川沿いに建つお寺の敷地内。カンチャナブリー駅から1.3kmと徒歩圏内、パークプ
今回はカンチャナブリー駅の隣で毎晩開かれているナイトマーケットを取り上げます。この夜市の客層は8割強がローカル。価格はかなりリーズナブルです。 覚えている範囲で飲み食いしたあれこれの値段も書き出しているので、バンコクにお住まいの方やバンコクによく行かれる方は、首都との物価の違いにも注目していただければ嬉しいです。 ナイトマーケットの概要 ナイトマーケットの営業時間は17~22時。定休日はありません。タイのお正月にあたるソンクラン中も普通にやっていました。 カンチャナブリーは観光が盛んな街。しかも、ナイトマーケットの場所はゲストハウスが軒を連ねるクウェー川通りのすぐ近くです。にもかかわらず、外国人ツーリストはあまり見かけません。 ついでに、カンチャナブリー駅の真隣にあるとはいえ、この駅を通る泰緬鉄道は片道1日2本の観光路線。夜市がオープンする頃には駅の業務も終わっています。 冒頭でも書いたよ
カンチャナブリー版カオサンなんて異名を取るクウェー川通り。この通り沿いで印象に残ったディスペンサリー・ショップ(大麻販売店)を、国鉄の駅側からクウェー川橋に向かって順番に紹介しています。今回は後編。前編の記事はこちらのリンクよりご覧いただけます。 Ganja Witch Weed Cafe 後半戦はGanja Witch Weed Cafe(ガンジャ・ウィッチ・ウィード・カフェ)からスタート。前回の最後にピックアップしたMonkey Cannabis(モンキー・カンナビス)の2~3軒隣です。 名前にCafeと付きつつも、小ぢんまりした店内でドリンクを提供している気配はなし(頼めば何か出てくるのか?)。申し訳程度に喫煙者用と思しきソファーは置いていました。 クウェー川通り界隈のショップにはないGanja Witch Weed Cafeならではの魅力は、へンプの茶葉などに加えて、スキンケア用品
前回に続いて舞台はクウェー川通りです。カンチャナブリー版カオサンとも表されるクウェー川通り沿いには、ディスペンサリー・ショップ(大麻販売店)が点在。 その中でも印象に残った店を、国鉄の駅側からクウェー川橋に向かって順番に紹介していきます。今回は前編。 なお、私自身は非喫煙者です。したがって、店をチョイスするにあたりタイと大麻に詳しい知人の意見をかなり参考にさせてもらいました。 合言葉はガンジャナブリー? 昨年にタイでマリファナが解禁されて以来、官民一体となってカンチャナブリーを医療大麻の中心地にしていこうとする動きが活発化。 ガンジャナブリー(Ganja-naburi)なるキャッチコピーを掲げ、いまやこの地域は国内有数のマリファナ産地として認知されはじめています。 カンチャナブリー県は面積の60%以上を森林が占める緑豊かな場所でありつつも、首都バンコクのすぐ近く。そんな土地の利を活かし、大
前回の投稿では、カンチャナブリーがどんな旅行者に向いていて、どの程度の滞在日数を要するのか、ざっくりまとめてみました(※詳しくはこちら)。 今回はそれを踏まえ、カンチャナブリー観光の宿泊拠点として人気の高いエリア、クウェー川通り(Maenamkwai Road/ถ. แม่น้ำแคว)にフォーカスしていきます。 カンチャナブリーのカオサン通り!? リーズナブルな価格帯のゲストハウスを中心に、たくさんの宿泊施設が並ぶクウェー川通りは、カンチャナブリーのカオサンと呼ばれることも少なくありません。 カンチャナブリー駅前のセーンチュート通りを渡って100mほど進んだところから観光名所のクウェー川橋まで、全長は約2.5km。 細かく言うと、小ぢんまりとした宿は駅側に多く、クウェー川橋が近付くにつれてホテルの規模は大きくなります。 クウェー川通り沿いにはコインランドリー、レンタル・バイク屋、コンビニ
前回の記事ではバンコクからカンチャナブリーへの行き方を紹介しました。今回はその続き。カンチャナブリーがどんな旅行者に向いていて、どの程度の滞在日数を必要とするのか、簡単にまとめたいと思います。 どれくらい滞在する? 日帰りもOK バンコク発の1日ツアーがバンバン出ているカンチャナブリー。もちろん、完全な個人旅行でも日帰りは可能です。 朝早めにバンコク発のバスに乗り、昼前に到着。予め目星をつけておいた市内の観光名所を効率良く回り、締めに軽くナイト・マーケットへ寄っても、19時の最終バスには間に合います。 また、移動自体が立派なアクティヴィティーとなり得る泰緬鉄道ナムトック線を利用するのも手。7時45分にトンブリー駅を出る始発電車に乗り、12時35分に終点のナムトック駅へ到着。 帰りは12時55分に出発する復路の最終電車に乗って、17時40分にトンブリーへ着きます。「電車に乗っているだけなんて
しばらくの間、ブログの舞台をタイのカンチャナブリーに移します。ミャンマーと国境を接するカンチャナブリー県は、複数の国立公園を擁し、山と渓谷に囲まれた風光明美な場所。 ……なんて書くと、バンコクから遠そうなイメージを持たれるかもしれませんが、実際は日帰りだって容易にでできてしまう距離。 バンコク発の1日ツアーもたくさん組まれていますし、外国人観光客のみならず、首都圏で暮らす方々にも人気の高い週末旅行先です。 そんなわけで、本腰を入れてカンチャナブリーの見どころやグルメ情報の紹介を始める前に、まずはアクセス方法について。 バスでの行き方 カンチャナブリーへの主な移動手段はタクシーか、バスか、電車になります。各々のメリットとデメリットは本稿の後半で触れるとして、私とツレは完全にバス派。 バスの場合は、最初に南バス・ターミナル(サイマイタイ ※上掲のマップ)へ向かいましょう。南バス・ターミナルの近
Booking.comによる宿泊施設への支払い遅れとか、格闘家の平本蓮さんの暴露で明るみになったExpediaの杜撰な対応とか、今年の夏は旅行予約サイトにまつわるニュースがチラホラ話題になりました。 そんな折、私もAgodaでプチ事件が勃発。先日、晴れて解決したので、ここに記しておきます。先にお伝えしておくと、大したトラブルじゃありません。Agodaで二重請求を喰らいました。 二重請求が発覚! ことのいきさつは、即日カード払いでホテルを予約。この時、航空券の支払いやら何やらで、普段使っているクレジットカードの請求額が通常月よりも膨らんだため、別口座から引き落とされるデビットカードを利用しました。 ご周知の通りデビットカードは決済した瞬間に引き落とされます。で、銀行からの通知メールを受信し、その日は何事もなく過ぎたのですが、翌日にまた同じ額が引き落とされているじゃないですか。 不信に思った私
今月はサパンクワイ強化月間と題し、完全に自己満足でサパンクワイのグルメ情報をアップしてきました。私の更新ペースではおそらくこれが9月ラストの投稿。 最後に選んだのは、ペットヤーン(ローストダック)をご飯の上に乗せたカオナーペットです。日本だと私はアヒル肉(鴨肉)を口にする機会がほぼありません。せいぜい蕎麦屋で食べる程度? 一方、タイではアヒル肉が手頃な値段で出回っており、わりとよく食べています。カオマンガイやカオカームーほどではないにせよ、ふとした場所でカオナーペット、もしくはアヒル肉を使ったバミー(中華麺)の専門店も目にします。 すべてのバランスが絶妙 というわけで、私とツレが何度かお邪魔しているサパンクワイのダック屋さんについて。Googleマップによれば、英語名はUncle & Aunt Braised Duck(アンクル&アント・ブレイズドダック)だそうです。 タイ語表記はก๋วย
先日、このブログを読んでくれた知人に「サパンクワイ駅のすぐそばにカオマンガイの超人気店があるよね?」と言われました。え!? 全然気付かなかった……。 検索してみると、店の正体は即判明。そのMongkon Wattana(モンコン ワッタナー/ข้าวมันไก่ มงคลวัฒนา)は5~6年前に移転し、現在はBTSのラチャヨーティン駅とセーナーニコム駅の間あたりで営業しています。 Mongkon Wattanaなきいま、おそらくサパンクワイにはメディアでも頻繁に取り上げられるようなカオマンガイの有名店がありません。とはいえ、カオマンガイはタイのソウルフード。 近所の方々が日常使いしている専門店は当然の如くしっかり存在しています。というわけで、今回はサパンクワイのカオマンガイ屋について。 3種から選べるSaman Khao Man Gai 40 45 本ページのメインで紹介したいのが、何回
バンコクはサパンクワイのグルメ記事を何回か連投してみたところ、私の知識やスキルでは情報の密度も薄く、読み物としてもおもしろくならないっていう悲しい事実に直面してしまいました。 しかし、今月はサパンクワイ強化月間にすると決めた以上、このまま気付かぬふりして続けます。今回は地元の若者から支持されていると思しき、プラディパット通り沿いに新しくできた定食屋について。 表示価格に20THBプラスする店? 1軒目はタオプーンに本店に本店を持つKra Pao & Kod Yum 29+(ガパオ&コッドヤム29+/ร้านกระเพรา&โคตรยำ29+)。どうやらサパンクワイ店はどうやら2店舗目みたいです。 夕飯時の19時台には店の外に数組のお客さんが待っていることもしばしば。ちょっと気になって入ってみました。 上に貼った画像はメニュー表の一部。パッと見、めちゃくちゃ安く感じます。けれども、例えば左上
直近のブログでは、バンコクはサパンクワイのグルメ情報についてあれこれ紹介しています。今回は朝食スポットを2軒。どちらも駅近の店を選んでみました。 サパンクワイはChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)の最寄り駅の1つ。下記の2軒はショッピング前の腹ごしらえにも凄く適したロケーションです。 ①栄養満点のクイッティアオ 1軒目は駅の真下にあるクイッティアオ屋のHia Tong Pork Soup & Tum Yum Noodles(ヒアトン・ポークスープ&トムヤム・ヌードル/ต.ตำลึง เฮียตง เกาเหลาเลือดหมู)です。 客層は地元の方ばかり。私はこの店で外国人の旅行者を見かけたことがありません。けれども、英語のメニューもきちんと用意されているのが嬉しいポイント。 オーダー方法は、まずクリア・スープか、トムヤム・スープ
今回はバンコクのサパンクワイにあるカオソーイの店を紹介します。ココナッツが効いたクリーミーなカレー味のスープと、上にトッピングされたカリカリの揚げ麺がポイントのカオソーイは、日本人にもファンの多いタイ北部発祥の麺料理。 最初に白状しておくと、私はココナッツ系のカレーがあまり得意じゃなく、率先してカオソーイを食べているわけではありません。下記の2店もツレに誘われて行きました。 ①地元に愛されるHann Khao Soi Lovers 1軒目はサパンクワイ・インターセクションに程近いサリラットタウィパック通り沿いのHann Khao Soi Lovers(ハン・カオソーイ・ラヴァーズ)。 以前は隣駅のアーリーに店を構えていたらしいです。ついでに、私が知らなかっただけで、『激旨!タイ食堂』にも取り上げられるなど、かなりの名店なんだとか。 売れ筋No.1のカオソーイに、カオモッガイ(タイ風のビリヤ
今月はサパンクワイのグルメ・スポットを紹介しています。今回は鍋縛りで2軒ピックアップ。さっそく始めましょう。 野外BBQ場っぽいムードの店 1軒目は、女子会やデート利用の若者が目立つJim Jum Thai Hotpot(チムチュム・タイ・ホットポット)。お店で働くスタッフも全員若めです。 前回のLap Suwan Shop(ラップ・スワン・ショップ/ร้านลาบสุวรรณ)が渋めのチョイスだったため、まずはあえてこういう客層の店を攻めてみました。 名前に違わず看板メニューはチムチュム(※写真上)と、そしてムーカタ(ムーガタ ※写真下)。前者が229THB(約920円)で、後者が370THB(約1480円)です。 めちゃくちゃポジティヴな意味で、チムチュムもムーカタも超平均的な味。肉も普通なら、野菜もタレもすべてが普通です。 その普通さに具合に安心感を覚え、夕飯に何を食べるか迷った際は
今月はサパンクワイ強化月間。グローバル化が進んでいるバンコクにおいて、いまなお昔懐かしい下町風情が色濃く残る同エリアの飲食店を取り上げていきます。 ちなみに、前回の記事ではツーリストにとってサパンクワイがいかに魅力的な街かというのを綴ってみました。お時間があれば併せてご覧いただけると嬉しいです。 庶民の胃袋を満たすローカル食堂 今回ご紹介するのは、Wat Pai Tan(パイタン寺)の参道沿いに店を構えるLap Suwan Shop(ラップ・スワン・ショップ/ร้านลาบสุวรรณ)。 店先でガイヤーンを焼いているイサーン料理の食堂で、大きな看板は出ていないものの、比較的わかりやすい場所に位置しています。 ついでに、Chatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)からもすぐ。マーケットのSection3と4の間にある小さいゲートを出て、カン
バンコクで人気の宿泊エリアと言えば、スクンビット、サイアム、シーロム、サパーンタクシン近くのリバーサイド、カオサンを含む王宮周辺あたりでしょうか。 これらに比べると、サパンクワイはマイナー感が拭えません。でもトータルのバランスで見た時に、滞在先として凄く優れた場所なんじゃないかと思っています。 そこで、今回はバンコクの宿泊エリアにサパンクワイをオススメする3つの理由をつらつら書いてみることにしました。 なお、過去にも『バンコクのサパンクワイってどんな街?』というページを投稿しています。読み返すのも嫌になるくらい全然ダメ。リサーチが甘すぎです。 あれ以来、何度かサパンクワイに泊まって少しは詳しくなったつもりなので、同記事は自分的に『バンコクのサパンクワイってどんな街?』のアップデート版、もしくはリヴェンジ版みたいな感じで捉えています。内容が重複している箇所もありつつ、そのへんは大目に見てやっ
SEO対策はまるで行っていない私も(※必要性を感じつつ、単にやり方がわからない)、月1程度はGoogle Search Consoleでどんな記事が検索流入されているのかチェックするようにしています。 すると、タイの渡航制限が解除されたあたりから、アユタヤ銀行(現地呼称は“クルンシー/Krungsri”)の非居住口座=NRBA(Non-Resident Bath Account)のページが、地味に見られ続けていることに気付きました。 ブログを始めて間もない頃に書いた記事なのにありがたい限り。そこで今回は、NRBAの続報について触れたいと思います。 NRBAとは? 現在、外国人がタイで銀行口座を開設するのは、ちょっとハードルが高いです。銀行によっては3か月以上の賃貸借契約書が必要とか、配偶者ビザを受けつけてくれないとか。 まあ、マネーロンダリング防止を目的に外国人の口座開設の条件が厳しくなっ
ここ数年、バンコクへ行くたびに韓国料理の浸透ぶりに驚かされています。例えばパッピンスはビンスーの呼び名ですっかり定着(※語尾をしっかり伸ばすのがタイ流)。 旬の韓国スウィーツ屋台だって、あまり時間差なくJodd Fairs(ジョド・フェアーズ)を筆頭とした都市部の人気ナイトマーケットにお目見えします。 そうしたバンコクにおける韓食ブームの中で、いまもっとも売上を伸ばしているんじゃないかと個人的に思っているのが、リーズナブルな価格帯の焼肉食べ放題。 いや、以前からちょいちょい目にはしていました。当ブログでも過去にトンローのKOSIRAE(ゴシレ)を取り上げています。 しかし、コロナ禍を前後し、BTS(スカイトレイン)主要駅周辺に1~2店舗はこの業態の店がオープンしていそうな勢い。本当によく見かけます。ということで、今回は韓国式の焼肉ビュッフェについて。 なお、こんな書き出しで始めたからには新
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