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3日前に、いきなり飛び込んできたサガン鳥栖が20億円の赤字を叩き出して経営危機に陥ったというニュース。 サガン鳥栖、20億円の赤字 増資と新スポンサーで乗り切りへ 2019年の収支決算を発表|スポーツ,行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE直接的には、CygamesやDHCといった大口スポンサーの撤退に加え、フェルナンド・トーレスの獲得資金、マッシモ・フィッカデンティとカレーラスの監督交代の違約金などが原因なのでしょうが、一番の問題はお金の流れが不透明なところだと思っています。 鳥栖の竹原社長は、今期の赤字分については株主による第三者割当増資を行って債務超過を回避したらしいですが、いったいどこの誰からそんなお金を引っ張って来たのか。社長が経営する薬局の会社で儲けた私財を投入しているという噂もあり、息子が経営しているバスケBリーグの佐賀バルーナーズにも資金は流れているようですし、出ど
E-1選手権の最終戦は、開催国の韓国との対戦。日本は引き分け以上で優勝が決まる。日本の先発は中国戦の11人からボランチを橋本から田中碧に変えただけの3-4-2-1。対する韓国は4-3-3のフォーメーション。 韓国のパウロ・ベント監督は日本のビルドアップを研究して来たそうで、ダブルボランチに激しくプレッシャーをかけてボールの出しどころを封殺、日本の攻撃はスピードダウンを余儀なくされ、相手の守備が整った中で仕方なくゆっくりサイドに回してはバックパスと、完全な機能不全に陥った。 そしてボールを奪うと徹底的に日本の3バックの横のスペースに選手を走らせ、長いボールを合わせて来た。日本は常時5バックでセットしているので、サイドで起点を作られた後の中盤で数的不利になり、セカンドボールを拾われて二次攻撃を食らう厳しい展開。 日本は韓国がサイドを攻めている時に、逆サイドのWBが高い位置を取るでもなく、中に絞
北川がラッキーボーイになって勝つ、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。 ベトナムのような、守備のスペースを与えてくれないチームこそ、北川の俊敏性やPA内でのポジショニングが活きるかなと思ったのだけど、そもそもボールが前線までほとんど来ないのだから、それ以前の問題だったね。連携を期待してメンバーを1人しか変えなかったのだろうが、ここまで連携が皆無だとは想像の斜め上である(苦笑)。 1トップだけを残して5-4でゾーンを作るベトナムは、日本のDFラインに対して完全なノープレッシャーだったんだけど、ビルドアップで相手の守備を動かす事も無く、攻撃の組み立ては柴崎にボールを渡してハイよろしく状態。最初のうちは北川も裏に抜けようとしたりしていたんだけど、相手は付いて来るしボールは出て来ないしで、程なくして南野と一緒にバイタルでウロウロするだけ。 柴崎が寄る右サイドにボールが集中する分、左サイド
まあ絵に描いたような辛勝で、ホームでオセアニア代表とこんな試合をしていたのでは、みたいなマスコミの論調が目に見えるようだが、実際のところニュージーランドは想像以上に良いチームだった。 ニュージーランドのフォーメーションは5-3-2とコンフェデと同じ形で、前半はゾーンを作って日本を待ち構えるような形で、大迫のポストプレイや、武藤と香川、久保がバイタルでボールを受けてまた裏へ飛び出す動きに付いて行けず、何度も日本に決定機を作られていたが、日本のシュートミスで失点を逃れて難しい時間帯を切り抜けると、そこから上手く修正をして来た。 まず日本の3トップに対して早めにマンマークを付けて縦パスを防ぎ、徹底して長いボールを放り込んで日本のラインを下げさせ、鋭い出足でセカンドボールを拾ってサイドからゴリ押しという、もしオーストラリア戦でこれをやられたら嫌だった攻撃をニュージーランドがやり出した。 当然、ニュ
毎年恒例でやっているのに、今年はいろいろ公私に忙しくてすっかり忘れてましたが、何とか大晦日に滑り込み更新です~ 10位 今治FC、全国地域サッカーチャンピオンズリーグを勝ち抜きJFL昇格 現実路線のチームを作ることでは天下一品なのに、すぐに攻撃という夢を持ちたがる岡ちゃんがオーナー、U-17W杯で奇形パスサッカーチームを作り上げた吉武監督が、「岡田メソッド」を実践という危険なフラグを立てまくりで、案の定1年目は昇格に失敗したものの、2年目の今年は運にも恵まれ全国地域サッカーチャンピオンズリーグを突破、待望のJFL進出を果たした。 9位 様々なスタジアムの話題 吹田スタジアムのオープンを始めとして、アユモドキ問題で紆余曲折しながらも方針が定まりつつある京都スタジアム、相変わらず利権のキャッチボールが延々と続くサンフレッチェ広島のスタジアム問題、挙句の果てに新国立競技場のホームスタジアム押し付
「まるで試合に負けたかのように、鹿島の選手に笑顔が見られなかったその訳は・・・」天皇杯 準決勝 鹿島アントラーズ 両チームのシュート数が14対6、ボール支配率が6割対4割と、データの数値上は横浜Fマリノスが圧倒した天皇杯の準決勝だったが、試合を見た人にとっては鹿島アントラーズの強さばかりが印象に残ったのではないだろうか。 試合の前半は完全に横浜のペース。鹿島は伝統の4-4-2でゾーンをセットするのだが、SBの位置取りが不用意に高く、そのくせマークに行くのかゾーンを埋めるのか曖昧になっていて、横浜に裏のスペースを何度も使われてしまっていた。 横浜は鹿島の守備を研究していて、ウイングの齋藤学やマルティノスがトップ下の前田と連携してポジションを頻繁に変えてマークを外し、1トップの富樫がゾーンの間に降りて基点となり、何度もサイドから決定機を演出した。 しかし鹿島はフリーでシュートを打たれそうな場面
「鹿島が日本に教えてくれた、審判ではない”12人目の選手”を利用する意味」FIFAクラブ・ワールドカップ 決勝 レアル・マドリー-鹿島アントラーズ 昨日は鹿島の健闘が本当に嬉しかったし、後半44分に間違いなく2枚目のイエローで退場するはずだったセルヒオ・ラモスが、審判の政治的判断でカードを出されなかった事、ロスタイムにフリーで放ったシュートが枠を捉えられなかった事は悔しかったし惜しかった。 確かに、レアル・マドリーは試合開始からそんなにガツガツ来なかったし、前半9分にベンゼマが先制点を取った事でおそらく「楽勝モード」に入って流そうとしていた事はミエミエで、レアルが本気の本気を出したのは柴崎の逆転ゴールからクリロナのPKの後ぐらいと、延長に入ってからの時間帯だけかもしれないが、たとえチャンピオンズリーグの決勝であっても強豪チームが90分間全部本気を出しているわけではないので、間違いなく鹿島は
「鹿島がアジア勢史上初の決勝進出を決めた要因は、”神がかり”と”学習能力”」FIFAクラブ・ワールドカップ 準決勝 アトレティコ・ナシオナル-鹿島アントラーズ しかしアジア王者でも何でもない、単なる開催国枠で出場した鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを3-0で破って決勝に進出するとは、いったい誰が大会前に予想できただろうか(笑)。 間違いなくその一番の要因は、まさに神がかりと言える運のよさ。マメロディ戦では前半に11本のシュートを打たれながらも無得点で抑え、アトレティコ・ナシオナルに対しても前半は実に13本、そのうち2本がゴールマウスに当たり、曽ヶ端は突然ワールドクラスのGKになって至近距離から打たれたシュートを止めまくった。 そしてトドメは、FIFA主催の大会としては初めて導入された、ビデオ判定によるPK。この場面、確かに西大伍は相手に足を引っ掛けられて倒されているの
「トップ下で、ポストプレイとパサーを兼ねる万能ぶりを見せた大迫」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ケルン-ボルシア・ドルトムント 昨シーズンはバイエルンに次ぐ完全な2強でリーグに君臨していたドルトムント。しかし今期は首位のライプツィヒから勝ち点9差の6位と低迷、第14節のケルン戦でも、後半ロスタイムにかろうじてロイスのゴールで引き分けに持ち込むという低調な内容になってしまった。 その理由だが、個人的にはやはり日替わりでコロコロ変わるトゥヘルの戦術オタクぶりがマイナスに出ているような気がしてならない。確かに香川やゲレイロを始めとして怪我人が続出している事、チャンピオンズリーグとのターンオーバーは考慮しなければならないが、フンメルスやギュンドアンといった主力選手が抜け、若手を起用している段階で戦術まで定まらないので、特に攻撃の部分でチームプレイじゃなくて個人頼みの部分が多くなり、結果的に調子のム
巷は忘年会シーズン真っ最中で、私は昨日も今日も飲み会があって肝臓が悲鳴を上げている最中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて昨日もきっちり酔っ払って寝落ちしたので試合は見れず、今朝になってもそもそとニュースをあさっていたら、シャルケの内田がヨーロッパリーグのザルツブルク戦で交代出場、実に1年9カ月ぶりの実戦復帰を果たしていたようですね! 今日はザルツブルクvsシャルケに行きました。内田選手が復帰。おじぎしてピッチに入る姿を1枚だけ。ひとまず、おかえりなさいですね。 pic.twitter.com/r7ZTGeYZWg — 千葉格 Itaru Chiba (@sunpo_life) 2016年12月9日 鹿島が出場したクラブ・ワールドカップのオークランド戦を録画し忘れてしまって、試合は酔って無ければ今晩の楽しみにしたいと思いますが、内田がプレイした動画をチラリと見たところでは、キック
リーグ戦3連勝と絶好調のフランクフルトが、ようやく不調から立ち直って宇佐美も出場機会を得られつつあるアウグスブルクのホームへ乗り込んでの試合。 アウグスブルクのフォーメーションは4-2-3-1だが、守備時にはSBが中へ絞ってボールサイドのSHがSBの位置まで下がる、実質的にはフランクフルトと同じ5-2-3という形で、序盤からともに守備的な布陣でのミラーゲームで慎重な立ち上がり。と思ったら、前半13分に右からのアーリークロスをマイヤーが落とし、フルゴタがボレーで叩いたシュートがアウグスブルクDFの足元を抜けてゴールに吸い込まれる。 これでビハインドになったアウグスブルクは攻撃的な4-4-2の形にシフトし、アルティントップとチ・ドンウォンをフランクフルトのラインの裏へと走り込ませる動きに長いボールを合わせ、長谷部も何とかラインを高く保とうとするのだが、前線の選手がボールの出しどころを上手く抑え
「セレッソが昨年の雪辱を果たし、3年ぶりのJ1復帰を決める」J1昇格プレーオフ決勝 セレッソ大阪-ファジアーノ岡山 「セレッソが昨年の雪辱を果たし、3年ぶりのJ1復帰を決める」J1昇格プレーオフ決勝 セレッソ大阪-ファジアーノ岡山 今年はJ2で4位のセレッソ大阪と、6位のファジアーノ岡山の対戦になったJ1昇格プレーオフ。昨年はアビスパ福岡との決勝で、87分に同点ゴールを食らって涙をのんだセレッソが今度は岡山を1-0で下し、3年ぶりとなるJ1昇格を果たすことになった。 ただ、この試合もチームとしての出来は岡山のほうがはるかに良かった。岡山は3-6-1のフォーメーションで、セレッソの2トップに対してCBが3枚で対応、WBはSBが、ボランチはボランチでマークと非常にオーソドックスなマンマークなんだけど、岩政を筆頭として高さ、集中力、運動量に優れ、90分を通じてセレッソの前線にほとんど仕事をさせな
いやしかし、前半の7分に浦和のスローインから電光石火の攻めで、興梠がDFの視界から消える見事な動きからボレーで先制点を奪った時は、これは浦和にとって余裕の試合になるかと思ってしまったよね。 鹿島はホームでの第1レグとは違って、小笠原がDFラインに吸収されず純然たる4バックにして来たので、浦和はWBが前線に上がれば数的優位を作り出す事が出来、ボールを奪われても高い位置からのゲーゲンプレッシングが機能して、前半の鹿島はほとんどまともな攻撃が出来ていなかった。 ところが40分に、これまたスローインからのサイドチェンジで、宇賀神が遠藤に対して簡単に競り負けてしまい、ファーでフリーになっていた金崎がクロスをヘディングで叩きつけて鹿島が同点に追いついた事で完全に流れが変わってしまった。 ホームだから前半に飛ばしすぎたのか、チャンピオンシップまで試合間隔が空いてしまったせいなのか、後半になると浦和の選手
昨日は、コパ・スダメリカーナの決勝に進出していたシャペコエンセの選手や関係者を乗せたボリビアのチャーター機が墜落、ジェフとセレッソに在籍していたケンペスを始め、日本とゆかりのある人物が数多く死亡するというショックな事故があり、そのせいですっかりJリーグチャンピオンシップの決勝があった事を忘れてしまい、夜はDAZNでシュツットガルトの試合を見ることに。 試合は、前半の3分に中盤でのパス回しから、マネがDFラインの裏へ抜け出した浅野にタイミング良いスルーパスを出し、浅野はシュートも打てたが中でフリーになっていたテロッデに折り返し、テロッデは足を投げ出して先制点を決めると、11分にも浅野からマネへとパスが通るが、マネのシュートは惜しくもサイドネット。そして33分には、今度は右サイドでマネが相手のマークから抜け出してドリブル、クロスはマキシムが空振ってしまうが、裏にいたテロッデが確実に叩き込んで2
「岡崎の値千金のゴールシーンに込められた、今期のレスター不調の理由」UEFAチャンピオンズリーグ グループG レスター・シティ-クラブ・ブルージュ プレミアリーグでは降格圏内まで勝ち点2差しかない14位に沈んでいるレスター・シティだが、チャンピオンズリーグでは絶好調でここまで無失点の勝ち点10で首位を独走、決勝トーナメントをほぼ手中にしている。 しかしホームで行われた第5節のクラブ・ブルージュ戦は、ここまで勝ち点ゼロで実質的にはヨーロッパリーグへの出場権の可能性が無くなっている相手に対し、チャンピオンズリーグ初得点となる岡崎の先制ゴールとマフレズのPKにより2点を先制したものの、後半早々に1点を返され、その後も相手の決定力不足に助けられて何とか逃げ切りという、とても首位とは思えない苦しい内容の試合になってしまった。 前半5分に決まった岡崎の先制ゴールの場面では、解説の粕谷秀樹氏がレスターら
「広島にとってはW杯のドログバだった、久保健英の登場」Jユースカップ 決勝 サンフレッチェ広島ユース-FC東京U-18 今日の早朝に行われたチャンピオンズリーグで、香川と岡崎の両シンジがゴールしたというニュースが飛び込んできたが、当然ながらそんな深夜に生放送を見る気力は無かったので、昨晩は録画しておいたJユースカップの決勝を大人しく観戦。 ユースチームのお手本としてJリーグを牽引し続けてきたサンフレッチェ広島ユースと、ここ最近は安定した強さを発揮して、今年も既に1冠を達成しているFC東京U-18という、現在の黄金カードとなったこの試合。 広島のフォーメーションは、トップチームと全く同じの3-6-1。ミシャサッカーの系譜を継ぐこの戦術は、相手が自陣でボールを持った時にはWBが下がる5バックでスペースをしっかり埋めると同時に、相手の前線に合わせてDFラインの人数を変化させ、安定したビルドアップ
昨日は飲み会があって夜はお約束の沈没をしてしまったので、恒例の更新ネタである、アジア最終予選・各グループの動向を書いてみます。 まずグループAは、首位のイランがドロドロ、デコボコのピッチになったシリアのアウェイで痛恨のドロー、日本と同様に崖っぷちに立っていた韓国がウズベキスタンに先制されながら逆転勝ちと、イラン、韓国、ウズベキスタンが勝ち点1差で1~3位という大混戦になっています。 ただグループBとは違って、4位が勝ち点5のシリアなので、実質的には3チーム同士の出場権争いなので、イランのように下位に取りこぼしをするチームが苦しくなる展開になりそうです。ウズベキスタンは毎回ここぞという試合で負けているので、今度こそのリベンジなるかどうか。 そして日本のグループBは、首位のサウジが日本に負け、まさにタイありがとうと言うしか無いオーストラリアが2-2のドロー、UAEがイラクに2-0と快勝したため
「チッチ監督がセレソンを蘇らせた理由は、ブラジル新旧戦術のいいとこ取り」ロシアW杯 南米予選第12節 ペルー-ブラジル コパ・アメリカ・センテナリオでまさかのグループ敗退、南米予選も6位に低迷とどん底の状態まで落ち込んでしまったブラジル代表。しかしドゥンガからチッチへと監督が交代してからは、宿敵アルゼンチンを3-0で破ったと思ったら、今度は南米王者ペルーもアウェイで2-0と撃破、あっという間に勝ち点4差で首位を独走する脅威の復活を遂げてしまった。 その最大の理由は、やはりチッチ監督がもたらした守備組織の改革だろう。ドゥンガ監督時代の戦術は、4-1-4-1のゾーン・ディフェンスで固く守るのはいいのだが、守備陣と前線を繋げる存在がネイマールしかいなかったので、彼を抑えられてしまうととたんに手詰まりになってしまうという致命的な欠陥を抱えていた。それは戦術指導の問題というよりも、ブラジルサッカー自
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