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パリ五輪
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一つのPDFファイルで、日米両方のアマゾンで本をつくってみた。アマゾンが提供するPrint On Demand(以下POD)のシステムをつかっての本づくり。PODの仕組とは、本のプリントデータを印刷所(この場合アマゾン)が保管し、注文があったときに1冊ずつ印刷機にかけるというもの。印刷機の進歩もあって、仕上がり、コストともに充分使えるものになってきたようだ。 PODの利点は何かといえば、版元が在庫をもたなくていいこと、絶版がないこと、本をつくるのに予算やコストを考えなくていいこと、本の発送はコストも含めてアマゾン側が請け負ってくれること、望めば一つの印刷元データで世界中で印刷が可能なこと、などが上げられる。ある意味、本づくりの根本が変わるようなことである。これまでのように、ターゲットとなる層を想定し、印刷部数を決め、売れた場合は重版をし(あるいは品切れ、絶版状態のまま保留し)、ということが
何年か前のことになるが、日本に住むヨーロッパ人の友人からこう言われた。日本人の特質として"silence," "lie," "suicide"この三つがある、と。沈黙、嘘、自殺。沈黙と自殺はすぐに納得した。黙して語らず、あるいは言葉を重ねることなく相手に重要なことを伝えるという美意識は確かにあるし、自殺はここ数年の日本の自殺者の数を見るまでもなく、死によってお詫びをしたり、悪を浄化させたいと願ったりという心性はおなじみのものだ。また沈黙と自殺はどこか繋がっている気もする。 では嘘はどうか。日本のことわざに、「嘘(つき)は泥棒のはじまり」という戒めがあるけれど、同時に「嘘も方便」という言い方もある。ヨーロッパ人の友人は日本人、日本社会の何を見てウソが多いと思ったのだろう。 ウソを「(意図された)本当のことではないこと」、と理解することにしよう。本当のことではないこと、は日本人の好みの傾向を表
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