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胸部に貼った心電図電極に高周波の電流を流し、電極間のインピーダンス(交流電気回路における電気抵抗)変化を検出して、呼吸の状態や数をみる方法がインピーダンス法です。 吸気時には肺胞内に空気が取り込まれてインピーダンスが高く(＝電流が流れにくく)なり、呼気時には空気が排出されてインピーダンスが低く(＝電流が流れやすく)なる…という原理によっています。 専用のセンサを必要とせず、心電図の電極を共用するため手軽であり、病棟などで広く用いられています。 しかし呼吸そのものを直接みているわけではありませんので、患者さんの体動などによって誤検出することがありますから注意が必要です。