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java2005.cis.k.hosei.ac.jp
復習 オーバーライド 親クラスで宣言したメソッドを、子クラスで上書きすることができた。これをメソッドのオーバーライドと呼ぶ。 public class Person { private final String name; public Person(String name) { this.name = name; } public String getName() { return this.name; } public void introduceMyself() { System.out.println(getName() + "です。"); } } public class Student extends Person { private final String id; public Student(String name, String id) { super(name); t
復習 継承 パトカー is-a 自動車 のように「A is-a B」のような関係にあるクラスは、継承によってクラス B のメンバをクラス A に組み込ませることができた。 // 親クラス public class A { // 親クラスのメンバ } // 子クラス public class B extends A { // 子クラスのメンバ } 上記のように書くと、A が持つメンバは B に組みこまれるため、B のインスタンスから A の公開メンバにアクセスすることができるようになる。 継承を用いるとクラスの拡張が容易になる。前回の例では、「自動車」というクラスを継承した「パトカー」というクラスは、サイレンを鳴らすというメソッドを宣言するだけで、自動車としての機能とサイレンを鳴らす機能を持つ「パトカー」を作成することができた。 コンストラクタの連鎖 コンストラクタは、クラスの継承によって親
Hosei University Faculty of Computer and Information Sciences
グラフィカルユーザインターフェース (1) これまでに扱ってきたプログラムは、大まかに言うと「コンソールに文字列を入力」して、「コンソールに文字列を表示」するだけのプログラムであった。このように、コンソールに文字の入出力でユーザとプログラムが対話する仕組みのことをキャラクタユーザインターフェース (CUI) と呼ぶ。 それに対して、グラフィカルユーザインタフェース (GUI) とは、絵やアイコンを仲立ちとして、ユーザとプログラムが対話する仕組みのことである。一般的に、GUI は GUI コンポーネント (部品) を使って構築される。GUI コンポーネントは、ユーザがマウスやキーボードを通してやり取りする視覚オブジェクトを指す。 現在、一般的なコンピュータユーザが扱うアプリケーションのほとんどは、この GUI という仕組みで作られており、操作のほとんどをマウスで行うものが多い。今回は、そのよ
0. eclipse (エクリプス) とは http://www.eclipse.org/ http://eclipsewiki.net/eclipse/ http://www.itmedia.co.jp/dict/programming/tools/04018.html 1. eclipseの起動 まずは開発環境のEclipseを起動する (図 1)。 画面左下のスタートボタンをクリックする マウスカーソルを、プログラム > Eclipseと移動していく Eclipse3.1.xをクリックする 図 1. eclipseを起動する 成功するとスプラッシュウィンドウが表示される (図 2)。この際、eclipse 3.1 と表示されていることを確認すること。 図 2. スプラッシュウィンドウ 初めて起動した際には、「ようこそ」と表示される (図 3)。左上のほうに「ようこそ ×」とあるので、
通常のテキストファイルやインターネット上の HTML と呼ばれるウェブページを表現しているデータは、テキストに変換できるデータの列だけで表されているため、テキストデータ (文字のみで構成されているデータ) と呼ばれ、テキストに変換できないデータ列で表されているデータのことを バイナリデータ (binary = 2値の) と呼ばれる。今回は、このバイナリデータを扱うプログラムについて解説する。 バイナリデータの例としては、クラスファイルや .exe ファイルなどの実行可能ファイルなどある。 テキストエディタとバイナリエディタ テキストデータを表示するには、例えば Windows ならば notepad (メモ帳) というプログラムが標準でインストールされている (スタート>全てのプログラム>アクセサリ>メモ帳)。 このプログラムを開いて、例えば簡単なプログラムのクラスファイルを開くと、次のよ
プログラムがどうやって実行されるか考える場合、考え方の一つに「ロボットがプログラムの命令を順次解釈していく」というものがある。 このロボットはプログラム内の各命令を順番に調べていき、その命令を正確に解釈することによってプログラムを実行する。 if-else などの分岐が起こった場合や、for, while などで繰り返しを行う場合、メソッドを呼び出す場合も同様である。 ロボットの通り道を矢印で表したが、この矢印はプログラムの実行中、一本の糸のように途切れることなく続いている。if, for などの繰り返し命令、メソッド呼び出しなどの命令を解釈する場合にも、ロボットがたどった道は一本の制御の流れで表すことができる。 このような一連の制御の流れを、スレッド (thread of control) と呼ぶ。 これまでのプログラムは、基本的にスレッドが一本だけであった。 java.lang.Thr
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