サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
jokinghermit.blog19.fc2.com
注意!! この文書はネタバレを含みますのでご注意下さい。 これは吉野朔実作「エキセントリックス」を既に読まれている方を対象に書かれた文章です。まだ読まれていない方は、先に本作をお読みになることをお勧めします。 「エキセントリックス」について これは、 死と再生の物語であり、 輪廻の物語であり、 愛についての物語であり、 自我についての物語であります。 それらのすべては、「人間とは何か。この世に在るというのはどうゆうことなのか」という問いかけを同じ根に持つのです。 冒頭で彷徨っている主人公・結木千寿(ゆうき・せんじゅ)は、駅のホームから何者かに背中を押されて転落し、意識が戻ったとき「まっしろ」になっています。この時、厳密に言えば、千寿は記憶喪失になったわけではありません。…これについて詳しくは後述しますが、 千寿という自我が一度死に、新しい自我が同じ少女の中に目覚めたのです。 「千寿」という
先日、出先の書店で時間を潰しているとき、友人が熱心に勧めていた「エキセントリックス」というマンガが目に止まりました。 暇つぶしに…と思い、とりあえず買って読み出したのですが… 面白すぎて止められない!!! その後、電車に乗って家まで歩いて帰ったのですが、途中の公園のベンチに座って、結局最後まで読み切ってしまいました。 帰宅後も2回読み返し。 …久しぶりにこんなに内容のある作品を読んだな…と、満足感にひたりました。 作者は、吉野朔実。この人の作品は「少年は荒野をめざす」という初期の頃の作品を、ずっと前に読んだきりです。 「少年…」はどんな話だったのか憶えていないのですが、独特な作風はそのままで、とても懐かしい… でも、こんなに凄い作品を書く人になっていたなんて…!!! できるだけ多くの人に読んでもらいたい!! 素晴らしい作品です!! あらすじ。 あてどもなく歩いている少女。彼女はふと目にとま
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『やっぱり読書はおもしろい』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く