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「リプログラミング」のノーベル賞受賞に完全に水を差すことになった、今回のトホホなiPS細胞騒動、報道される側もする側も個人レベルでの欲望は完全にwin-winな訳ですから、マネージメントの問題です。 どうしたら再発を防げるのか。簡単です。「報道機関は研究機関の広報部門を必ず通す。」 民間企業なら当然ですよね。 読売新聞の反省記事によると時系列的には 「米ハーバード大学客員講師」を名乗る森口氏が、iPS研究の話を読売新聞記者に持ちかけてきたのは9月19日だった。 10月1日には、論文草稿と自ら行ったという細胞移植手術の動画などが電子メールで送られてきた。森口氏はこの論文を科学誌「ネイチャー・プロトコルズ」に投稿したと説明した。 取材は4日午後に約6時間、東大医学部付属病院の会議室で行われた。森口氏は「2月に重症の心不全患者(34)にiPS細胞から作った細胞を移植し、うまくいった」と概要を説明
GR DigitalとQuickTimeProで簡単Time lapse movie(祝!Flickr HD movie対応) 以前ご紹介したmockmoonさんのすばらしい動画に触発されて、手元にあったGR DigitalとQuickTimePro($29.99/3400円)でやってみたのがこちら。 今日からFlickrがHD movieに対応したので、Proアカウントの方はこちらから大きなサイズでどうぞ。 星空は高感度撮影が可能な機材が必要ですが、雲の動きならばGR Digitalでもいけるはず。非常階段の手すりに置いてインターバル撮影機能を利用して、5秒間隔で写真を撮影。AFは無限遠固定、露出はカメラ任せです。 撮った動画を一つのフォルダに入れて、QuickTimeProの「File」メニューの「Open Image Sequence...」から最初の一枚を選択。
これを一人で実行できるかどうか。科学者として独り立ちできるかどうかも、そこにかかっていると思う。 以前、私はよく新しい考えやアイデアを思いついたとき、「こういうことをひらめいたが、どうだろう」と幹部を集めて意見を聞くことがありました。そういうとき、難関大学を出た優秀な人ほど反応が冷ややかで、そのアイデアがどれだけ現実離れした無謀なものであるか、ことこまかに説明してくれることが多いのです。 彼らのいうことにも一理あり、その分析も鋭いものなのですが、だからといってできない理由ばかりをあげつらっていたのでは、どんないいアイデアも冷水を浴びせたようにしぼんでしまい、できることもできなくなってしまいます。 そういうことが何度かくりかえされたあと、私は相談する相手を一新しました。つまり新しく、むずかしい仕事に取り組むときには、頭はいいが、その鋭い頭脳が悲観的な方向ばかりに発揮されるタイプよりも、少しば
発音出来ない音は聞き取れない、聞き取れない音は発音出来ない。ということで、この秋は市民講座でアメリカ英語の発音法の教室「FOCUS ON ENGLISH PRONUNCIATION」に通っています。教科書はこちら。お薦めです。 先生曰く、英語は抑揚の言語。ネイティブスピーカーに通じるためには「R」と「L」違いよりも重要なことがあると。順に、 各単語内のアクセントのある音節の位置 各単語内のアクセントのある音節の母音の発音 一文の中の強調する単語、一番強調する単語の位置 それ以外の単語を強調しない方法 最後にそれ以外の母音と子音の発音 とくに「それ以外の単語を強調しない方法」が難しい。その中でも最難関なのが、 De-emphasizing structure words: Silent letter -h- Pronouns like "he" and "her" that begin wi
10年近く前からインターネット上ではグルグルと堂々巡りの議論が続いている、所謂「ポスドク問題」。現状の見立てとしてはbuuさんの指摘が的確でありましょう。 なんか、最近の博士・ポスドク余剰問題を見ていると、学位の価値を過大評価してんじゃねぇーの?って思うことが多々あります。東大出身とかと一緒で、博士なんていうのも本質的には「3年間教授の言いなりになって、単なる労働力として我慢しました」ぐらいの意味しかないわけで、だから何なの?ということです。 重要なのは、大学院で何をやって、何を身につけて、何ができるのか、ということです。 ブログでバイオ 第28回「学位の価値を過大評価してないか?」 目的と手段を明確にしないまま博士の「数」を増やしたところ、結果として定義があやふやだったことが露呈してきた訳だ。 さて、では現実問題としてどうするか。日本のシステムの上でこういった問題を考えるときに重要なのは
GD Digitalでは「画像設定」メニューから「コントラスト」「シャープネス」「色の濃さ」の3つのパラメータを調整することが可能です。各5段階なので全部で125通り。しかし各パラメータの変更がもたらす効果については説明書にも明記されておらず、ましてや組み合わせた場合の結果を事前に想像するのは容易ではありません。そこで実験をしてみました。 まずは単独のパラメータを変更して、輝度の分布の変化を見てみます。 コントラスト +1, -1については省略しました。絞り・シャッタースピードは固定、手持ちなのでフレーミングが微妙にずれているのはご容赦ください。 各ピークの動き具合を追うと、各パラメータとも1次関数的な変換ではなく、そうとう複雑な変換を行っていることが想像されます。その複雑な変換式こそが各メーカーの腕の見せ所ではありますが、こうなると2つ以上のパラメータを同時に変更した結果を予想するのは困
この雲が直撃するからSan Francicsoはいつも霧(正確には雲)の中。それに対してSillicon Valleyは常に晴れています。太平洋との間に横たわるSanta Cruz山脈が塞き止めてくれているからです。 しかし、一カ所だけ低くなっているところがあります。Half Moon Bayへと抜ける峠の所。そこから雲が流れ込んでいました。
「世の中に、うまい話はない」という話ほど、美味くもなんともない話はない。だからこそ木村剛氏が説くことに意味がある。 新版「投資戦略の発想法」を読了した。前々回のエントリーで記した一抹の不安は杞憂であった。旧版のコンセプトをしっかり維持した上で、より広い層に読まれるように工夫されている。だた、唯一残念なのは次に読むべき書籍を紹介する一節が削除されてしまったこと(本文中には示されているが)。投資を始めるのにあたり極めて有用な参考文献一覧なので、こちらにまとめてみた。ただし、版が進んだり、手に入りにくくなってしまっているものあるのでご注意を。以下、旧版「投資戦略の発想法」p.310より抜粋。 まず、真っ先に読んでいただきたいのは・・・ 上記三冊を読んだ上で・・・ 投資心理についての理解を深めるためには・・・ 日本の投資の実態と投資理論の枠組みを知るためには・・・ 偉大な投資家たちが一般向けに書い
「好きを貫く」と心に秘めた日本の18歳にまず必要なのは「お金・リテラシー」ではないだろうか。「資本主義・リテラシー」と言ってもいいが、それほど堅苦しいものではない。半日あれば十分だ。梅田さんから連日発せられる一連の「好きを貫け」論に共感するからこそ、この点を強調しておきたい。 そんな「個と組織の関係や距離感」における「個の強さ」を追求するために、何に投資したらいいかを考えたい。「英語」というのは相変わらずあるんだろう。でももう少し未来志向に。 仮に、自分が18歳で「好き」なことがあって(それはITとかウェブとは全く関係ないと仮定する)、それを「核」に、組織に強く依存した生き方をしないで「好き」を貫きたいとする。インターネットはユーザとして好きだ。そんな自分をイメージする。 そのとき「ウェブ・リテラシー」を徹底的に身につけるっていうことは、自分が18歳だったら絶対にしておきたい、という気がす
A molecular cell atlas of the human lung from single-cell RNA sequencing. Travaglini KJ, Nabhan AN, Penland L, Sinha R, Gillich A, Sit RV, Chang S, Conley SD, Mori Y, Seita J, Berry GJ, Shrager JB, Metzger RJ, Kuo CS, Neff N, Weissman IL, Quake SR, Krasnow MA. Nature. Nature. 2020 Nov;587(7835):619-625. PMID: 33208946
Rubyの生みの親、まつもとさん(aka Matz)のシリコンバレー来訪にあわせて、JTPAスーパーギークサロンが開催された。最近、Cell Biologyにオブジェクト指向の視点を持ち込めないか考えているのだが、だったらRubyでしょう、と江島さんに言われて勉強を始めたところなので、興味深く参加した。15人+司会の渡辺千賀さんで根掘り葉掘り聞いて行くという構成。 Rubyを実際仕事で使っている人は皆、使っていてHappyな言語だと言う。それを裏付けるためにMatzさんがGoogleで算出しているのがLove Hate Ratio。さっそく調べてくれた参加者の方がいる。 Language Love (x103) Hate (x103) Ratio
渡米前に情報収集していて一番心配になるのが、カリフォルニア州では渡米後10日以内に運転免許を取得しなければならない、という一文。個人のホームページのみならず、外務省のサイトにもそう記載されている。 カリフォルニア州運転免許証取得の必要性 カリフォルニア州法は、「州内に住居を定めた日から10日以内に州政府の発給した運転免許証を取得しなければならない」旨規定しています。この規定は、外国からの転入者に限らず、米国内の他州から転入してきた場合にも適用されるため、カリフォルニア州内に住居を定めることとなった者は、国際運転免許証や他州の運転免許証を所持している場合でも、同州の運転免許証を取り直す必要があります。 — 在サンフランシスコ日本国総領事館「カリフォルニア州運転免許証取得情報」 しかし体験談を読んでいると10日以内に実技試験を予約できた事例は見つからない(このへんの経過は野口悠紀雄氏の「「超」
空港の入国審査の際に切り離された「I-94」の情報がデータベースに登録されていると、SSA(Social Security Administration)でのSSN(Social Security Number)申請手続きはすべてon-lineで処理されて迅速。「I-94」の情報が登録されるされるのに約7〜10日を要する(手書きの書類だし致し方ないか)。 大学などの事務手続きではSSNが無いと進まないものが多い。大学の事務官もこのタイムラグのことを知っている人は少なく、なにはともあれSSNを申請しに行くようにと言われるが、じっと待つが吉。データベースに登録される以前にSSAでSSNの発行手続きを開始すると、on-lineでは処理されず、書類のやりとりが行われるため、約40〜50日を要するとのこと。 2006年4月25日にJ1ビザで入国した僕の場合 SSAはMountain View 3日目
joi.ito.comのエントリーで知って、Dan Gillmor(ダン ギルモア)氏のBlogger's meetingに参加した。 以前この本を読んで、"Blog"と"Blog Journalism"の違いがよくわからなかったからだ。Blog Journalismを行うためには、普通にentryをpostしていくのに加えて、なにか特別なやり方、作法、心構えが必要なのだろうか? Meetingは日本人Bloggerからの質問にGillmor氏が答えるという形式で進んだが、やはりなんだか噛み合ない。Gillmor氏は少なくとも僕の感覚よりも、かなり広い事象に対して"Journalism"という言葉をつかっていた。そこで、そもそも"Journalism"はどう定義されるのか質問してみた。 「あなたの提供した情報に、誰か(1人以上)が有益だったと感謝したとき、そこにJournalismが成立す
新潮社フォーサイト誌(ブログもある)主催の梅田望夫さんのセミナーを聴きにいった。テーマは「ウェブ社会『大変化』への正しい対応・間違った対応」である。 冒頭、フロアへの質問で、 「このセミナーの存在をインターネットで知った人?」:参加者の1/3位 「インターネットでアナウンスがあったことを知らない人?」:参加者の1/3位 この2つの集団が全く分かり合えない別世界を作ってしまうのでは・・・というところからセミナーは始まったのだが、これで俄然面白くなった。なぜなら、この2つの集団が半分ずつ一つの目的で集まるという機会は滅多に無いからだ。具体的には、前者はネットの中に既にいて、そこで起こっていることを体感している集団、後者は主に今の世代で成功された方、エスタブリッシュメント、との定義は極めて的確だと思う。 この2つの集団を遡上に乗せた場合、ややもすると、これからのウェブ社会へ対応するにはネットの世
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