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パリ五輪
kamoshikahiking.hatenablog.com
鳥たちが一斉に鳴きだした声で目が覚める。 まだ外は暗く、テントの中は何も見えない。 これから昇ってくる朝日を心待ちに皆それぞれの歌を歌っているのだろうか。 明るくなるまで鳥たちのコーラスを聴きながら眠りの余韻に浸る。 朝食はKauri Laneのオーナーさんからいただいた アヒルの卵をいただく。 ゲスト用のキッチンをお借りして、 熱したフライパンにじゅわっと卵を落とす。 しばらく焼いてひっくり返し、 両面をしっかり焼いたアヒルの目玉焼きが完成。 人生初のアヒルの卵。ドキドキ。 弾力があるけれど味はあっさりしている。 これはおいしい。 朝から豪華な朝食。ありがたい。 昨日夕方に到着し、一緒に泊まっていたTAハイカーのJくんはゆっくり起きてきた。 わたしたちは先に出発する。 森に入る。 今まで歩いて来た森と違ってとても歩きやすい。 いい森だ。 ある程度標高が上がると、木々は細めで真っすぐなもの
丁寧な暮らし。 それはわたしにとって長年の目標だった。 その気持ちに拍車がかかったのが、映画リトルフォレストを観た20代前半の頃。 古民家で暮らし、自分で作ったり採ってきた食べ物を加工して保存して。 季節とともに移ろいゆく生きるための“仕事”がとても美しいと思った。 あの頃思い描いていた自分の理想の丁寧な暮らしと比べれば、 丁寧すぎるのではと思うぐらい今の暮らしは色々な季節仕事、日々の“生きるための仕事”がある。 丁寧すぎると書くと誤解を生みそうだが、 丁寧な暮らしを紹介する雑誌とかで見るようなおしゃれなものではなく、 丁寧度もかなり低いけど、 自分の基準からすると丁寧になった。ぐらいの「なんちゃっていねい」な暮らし。 そんな、なんちゃっていねいな暮らしをしていることがおもしろくて、楽しくて、うきうきしていた。 でも最近は妙に落ち着いている。 なんちゃっていねいな暮らしが嫌になったとかめん
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