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TGS2024
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今年は投票するのも忘れたくらいで、再集計もあまり乗り気ではなかったが、惰性でやってみた。 今回は10周年ということで、過去のランキングを現在の集計方式に変換した順位も記載されていて興味深い。機会があれば、10年間の変化について分析してみたいものだ。 再集計は、HPポイントを19.57倍、モニターポイントを1.69倍したもの。ほぼHPの人気投票の結果となるが、それでいいじゃんと思っているので、そんな感じに(笑)。 ■1位 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 総合1位/HP 116.4(1)/協力者 122.58(3)/モニター 26(10)/再集計 2444.87 著者:渡航/イラスト:ぽんかん⑧/ガガガ文庫
昨年度より集計方法が変わった『このライトノベルがすごい!』。HPのウェブアンケートが増え、人気投票になっているとの問題意識から変更されたということだが、人気投票の何が悪いという考え方もあるわけで。 そこで、昨年に引き続き、1票の格差を是正して再集計してみた。協力者50人、HPアンケート1363人、モニター103人ということなので、それぞれの得点が掲載している60位までの作品を、HPアンケート分は1363/50倍、モニターは103/50倍で再計算したランキングが以下となる。 ■1位 ソードアート・オンライン 総合1位/HP 125.09(1)/協力者 57.61(5)/モニター 108(1)/再集計 3690.04 著者:川原礫/イラスト:abec/電撃文庫 1巻発売:2009/4【既刊10巻】 [TVアニメ] 2012年7月(2クール) [コミック] アインクラッド/作画:中村貯
ランキングの集計方法が変更され、順位に大変動が発生した。 これまで協力者アンケート、HPでのアンケート、モニターアンケートの3つを単純に集計してランキング化していたが、今回は「母数」の比率で換算し、その合計で順位をつけている。HPアンケート数がここ数年飛躍的に増えて人気投票的になってしまったことへの反省から生まれた集計方法ではあるが、最も母集団の少ない協力者アンケートの結果が強く影響するようになった。 HPアンケートは1434人、協力者アンケートは65人、モニターアンケートは103人。60位までの61作品についてはそれぞれのポイントが記載されているので、一人当たりのポイントを再変換して計算してみた。HPアンケートは1434/65倍、モニターアンケートは103/65倍して集計したランキングであえて61作品を取り上げてみたい。(61作品以外はデータがないのでHPアンケートランキングとは異なる
ファイナルファンタジーXI 当ホームページに記載されている会社名・製品名・システム名などは、 各社の登録商標、もしくは商標です。 Copyright (C) 2002-2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved 小説に限らず、あまたある作品の中から一つを選ぶ上で重要な鍵となるのがジャンルである。 ジャンルと関わりなく手に取ってもらえるのは、ごく一部の作家や作品に限られる。たいていはジャンルという情報が頼りとされる。 ジャンル不詳の作品は売れにくい。単価が高いゲームにおいて特に顕著に感じられた。もちろん、優れた作品は口コミなどによって広まっていったりはするが、発売直後に売れないとすぐに過去のものとなってしまったりする。本も同様で、ごく少数の例外以外は埋没しがちだ。 近藤史恵『サクリファイス』は自転車ロードレースを扱った作品だがミステリである
ファイナルファンタジーXI 当ホームページに記載されている会社名・製品名・システム名などは、 各社の登録商標、もしくは商標です。 Copyright (C) 2002-2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved 「感想:『天地明察』」の記事で取り上げた算術の問題が解決したので改めて記事を書く。解決はcobozeさん、Fakirさんの多大なご協力があってが故のことである(というか、私自身は確認するだけだった orz)。改めて両氏に感謝の意を記しておきたい。 冲方丁の小説『天地明察』の20ページ前後に記された問題は以下の通り。 『今、図のごとく釣(高さ)が9寸、股(底辺)が12寸の勾股弦(直角三角形)があり、内部に直径が等しい円を二つ入れる。円の直径はいくらか。』 答えは30/7寸と書かれていた。また、その答えを導いた計算方法も書かれてはいたが
どちらにコメントするか迷ったけど、まとめてコチラに・・・w 2010年版ベストは、1点だけのぞいて、ほぼ予想通りの結果。いやはや・・・『天冥の標』はいったいどこに・・・開幕編ということをのぞいても、5位以内にいるべき内容の作品だと思うのですが。あと、コミックとかもランクインしてもよいのでは、と感じました。『プルートゥ』とか『ふたつのスピカ』とか、いい作品はあるのにねえ。なにも小説だけが対象である必要はないと思いますしね。 でもって、ゼロ年代ベスト。 ・・・『図書館戦争』が入ってない時点で終わって(ry とまあ、それはさておき・・・(おいちゃイケない気もしますが) ランクインした作品も、まあこんなもんだろうなあ、という印象。いまのSFファンで投票すれば、必然の結果かも。むしろ、ランキングよりもおもしろかったのが大森・鏡・佐々木のゼロ年代SF座談会なんだけど、「ゼロ年代SFはラノベの時代」と
『ライトノベルめった斬り!』という本がある。 書店で見かけたことがあるような気もするが、読んだことはない。大森望、三村美衣両氏による過去30年にわたるライトノベルの書評がメインとなっている。 公式サイト 公式サイトにはこの本で書評されている100作品の名前が記されている。聞いたこともない作品もあるが、読んだことのあるもの、大好きな作品も挙げられている。そこで、100の質問風にこれらの作品を読んだかどうかを書いてみる。 ◎1977年~1989年編 ○《クラッシャー・ジョウ》 高千穂遙(1977~) 第1作は読んだ気がする。アニメ化などで話題になったことを覚えている。 ○《クララ白書》 《アグネス白書》 氷室冴子(1980~1983) 未読。氷室冴子は読む機会がなかった。 ○《ダーティペア》 高千穂遙(1980~) 何作か読み好きだった作品。TVアニメも見たし、その後OVA化も何度か
最近ライトノベルをいろいろとチェックしているうちに、急に読み返したくなり、本の山の中から発掘に成功した作品。ルナ・ヴァルガーは1988年から1993年にかけて全12巻、続編のネオ・ヴァルガーは1998年までに全8巻角川文庫から刊行された。 1988年同時期に同じ角川から『ロードス島戦記』も刊行され、まさにライトノベルの新たな潮流が生み出された頃の作品だ。ただ、この作品は正統派ファンタジーでありながら、軽いノリと、更にかなり意図的なエロシーンが挿入されていたことで、真っ当な評価がほとんどなされていないと思われる。 リアルタイムで読んでいたが、続編が出たり、OVAなどの展開はあったものの、あくまでもライトで読み捨てるのが当たり前といった感じの取り扱われ方だった。 作者の秋津透はこれがデビュー作。非常に独特なルビが特徴的で、例えば、「伝説の大魔道士」にそれに当たるキャラ名「グレートザシャム」
近世庶民文化史の副題通り、江戸期における庶民文化を取り上げている。 プロローグ「無事と士農工商の世界」 戦乱に明け暮れた時代から戦乱のない平和な時代へと移り変わり、だからこそ生み出された文化という側面を示している。特に、定住化、巨大消費都市の誕生、職分制国家というシステムの変化による近世の誕生とその特徴を記している。 第1章「ねぐらから住まいへ」 戦乱がなくなり、定住することが可能となった時代、村落において家は掘立式から礎石式へと徐々に変わっていく。とはいえ、その変化は決して早くはない。江戸後期になってようやく庶民レベルまで浸透し、その結果自分の家に対してより住みやすい環境作りに気を回すようになる。 第2章「暮らしを潤す」 絵画が庶民の暮らしにどう関わって来たかを描く。絵画の画題として庶民の暮らしが描かれる一方、それを鑑賞するのは武士層、都市部上層民、村落の有徳人といった階層であり、木版印
先日放送された『BSマンガ夜話』であずまきよひこの『よつばと!』が取り上げられた。番組中、漫画家のいしかわじゅんが、『よつばと!』の前作にあたる『あずまんが大王』について「一部の人たちの間で盛り上がっていたけれどもどこが面白いのか分からなかった」といった趣旨のコメントをした。また、マンガ評論家の夏目房之介も『あずまんが大王』について「評価していなかったが、一部で受けるだろうということは分かった」といった趣旨のコメントをした。 単純にマンガ史的に見た場合、『あずまんが大王』は一部の読者に支持されただけの作品に過ぎないだろう。マンガという観点からのみの視線であれば、いしかわや夏目の評価は肯けるところだ。 しかし、『あずまんが大王』は確実に時代のエポックとなった作品でもあった。マンガとしては『あずまんが大王』よりも『よつばと!』が優れているとしても、時代に対して与えた影響力は遥かに『あずまん
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