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パリ五輪
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2018年8月20日追記: 最初の公開時、分類階級のひとつ「綱(こう)」を「網」と記載していました。お詫びして訂正いたします。 生物の「分類」は誤解されることが多いが、AとBは異なる、BとCは異なる、というように「分ける」ことではない。分類という文字から読み取ることができるとおり「これはAの類い」、「これはBの類い」というように生物を「類い」=仲間でまとめること、さらに言えば「類い」同士の関係を類推していくことが分類のもっとも大切な考え方である。 生物分類学的階級とは ちなみに、私たちヒト(=Homo sapiens、1758年にリンネ(Linnaeus)が考案)という生物を生物分類の階級にしたがって表現すると、動物[界]脊索動物[門]哺乳[綱]サル[目]ヒト[科]ヒト[属]ヒト(sapiens)[種]となる。界・門・綱・目・科・属・種は、それらの一つずつが分類階級である。それでは、私たち
今回ご紹介するのは、キャスリン・マコーリフ著『心を操る寄生生物 感情から文化・社会まで』(西田美穂子訳・インターシフト刊)。サイエンスライターである著者が、腸内細菌を含む寄生生物にまつわる報告や論文を物した当の本人へのインタビューのみならず、その分野の研究者たちにまで裏付け取材を行った証言集となっている。めくるめくホラーショーが展開される一方、科学者がこの驚異に惹かれ、さまざまな苦難を乗り越えて研究を続けていく人間ドラマがインタビューを通じて紐解かれていくのも、この本の見どころだ。 自分の意思か、寄生生物のマニピュレートか? 苦しみもがく人間の胸を突き破って、姿を現すエイリアン。映画を見たことがない人でも知っているワンシーンだ。そうした偉大なる創作も、偉大なる自然からヒントを得て作品として結実したものは実に多い。狂犬病は吸血鬼のイメージを生んだだろうし、虫などの観察で「『ゾンビ』状態」など
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