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8月2日朝、作詞家阿久悠の訃報を受けて、メディアは彼の業績を一斉に報じました。 日本テレビで流れた、『また逢う日まで』尾崎紀世彦の映像が、たまたま三フレーズ目の歌詞を間違えていたものだった(作詞家の追悼なのに)ことはご愛嬌として、概ね妥当な内容でした。 しかし私が思うのは、なぜ誰も久世光彦のことを言わないのだろう、ということでした。 阿久悠の業績は実に多様です。ですが、彼がその黄金時代におそらく最も愛していたのは久世光彦と共通する仕事だった。七十年代中期の、この二人の仕事は一種の奇跡であると私は思うので、そこにフォーカスされないことに違和感を感じたのです。もしかすると、私が見た限りその歌手の映像がひとつも流れなかったことに関係するのかもしれません。 もちろん、沢田研二のことです。 ジュリーは現在、ややおっとりしたユーモアを備えた俳優として活躍していますが、七十年代に彼が咲かせた稀有
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