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やる気の出し方
lighttale.com
2016年9月11日、あいちトリエンナーレのイベントプログラムとして、伊藤啓太氏による「展示照明のワークショップ」が開催された。当テキストはその内容をまとめたものである。 照明と作品について 当然のことだが、現代アートでも古美術でも、作品を見る際の条件には光がある。光がなければ作品を見ることはできない。だから私たちが展覧会で作品を見るとき、それは常に照明された光を見ていると言うことができる。 しかし、この光は美術館においては実は非常に制限されており、好き勝手自由に照明できるということはない。建築の構造上の問題だったり、鑑賞者の導線に配慮する必要であったり、照明を天井に設置できる位置が決まっていたり、様々な制約がある。また、作品自体に保存のための明るさの制限が設けられている場合もある。 展覧会における作品の見え方は、そのようなあらゆる制限をあの手この手でクリアした結果見えているものなのだ。だ
2017年4月29日、展覧会「光る知覚 Touching the Light」にて、株式会社灯工舎の灯工頭・美術照明家・光文化研究家の藤原工氏をゲストとして招いたオープニングトークが開催された。トークは前後半に分かれ、後半では藤原工氏と4名の参加作家が、出品作を中心に光ついてのクロストークを行った。当テキストはその内容をまとめたものである。 トーク前半「美術照明という仕事」はこちら 目次 参加作家自己紹介 明暗の階調が世界をつくる 光の形態によってものの見え方も変わる 国が違えば光が異なり、光が違えば文化が異なる 質疑応答 — 光と光の形而上学、そして光の原風景 個人の光の再来、これからの明かりの展望 参加作家自己紹介 鈴木 ここからは参加作家の皆さんにもご登壇いただいて、クロストークという形にさせていただきます。先ほどの藤原さんの講演を本展の前に聴きたかったと思うほどに、私たちが知らなく
2017年4月29日、展覧会「光る知覚 Touching the Light」にて、株式会社灯工舎の灯工頭・美術照明家・光文化研究家の藤原工氏をゲストとして招いたオープニングトークが開催された。トークは前後半に分かれ、前半では藤原工氏が灯工舎の仕事についての講演を行った。当テキストはその内容をまとめたものである。 *記事中には参考写真を掲載予定です。現在手配中です。 目次 灯工舎 Museum — アートのための光の器 静岡市美術館 奈良国立博物館 なら仏像館 増上寺 宝物展示室 山種美術館 MOA美術館 Japanese Traditional Space — 祈りの橋渡しとしての光 新薬師寺 東寺 灌頂院 上賀茂神社 下鴨神社 Exhibition — Art に空気を纏わせる 絵画によって求める光は違う — 山田正亮展とティツィアーノ展 山田正亮展 ティツィアーノ展 日本とエジブトの
アートと文化のための照明の話 光とそれを生み出す照明は、表現やコミニュケーションの手段として多くの可能性を秘めています 電球、蛍光灯、LEDなどの種類によって光の質が変わるならば、そこには表現の多様性が宿っているかもしれません 消費電力というひとつの数値によって照明を淘汰するならば、その表現の幅を狭めることになってしまうでしょう このサイトでは、照明についてあらためて考察し 私たちと光との関係を考えます What's New 2019.7.3 コラム第7弾、展覧会レビュー「ディスプレイの見る夢 - 荒渡巌|Houxo Que ディスプレイの光 展をみて」を公開しました。 2017.5.22 コラム第5弾 「美術照明という仕事」、コラム第6弾「アートと光の心象風景」を公開しました。 2016.9.25 コラム第4弾 「展示照明のワークショップ」を公開しました。 2016.9.8 照明とニュー
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