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世界情勢が日々変化する中で注目されている「地政学」。地理的な条件を基に世界を俯瞰することで、国同士の関係性や各国の戦略を「なるほど!」と理解することができます。「地政学(新星出版社)」の著者、奥山真司さんに地政学的な視点を伺いました。 地政学とはどのような考え方?地政学は「学」とついていますが、「経済学」や「社会学」のように体系的に確立された学問ではなく、世界を理解するための「概念」や「視点」、「アプローチ」です。 例えば、海に囲まれて敵国が攻めてくるリスクが少ない日本のような国と、内陸で他国に囲まれて常に敵が押し寄せるリスクがある国では防衛戦略は異なります。地理という、人間の力で変えられないものを前提に、世界の国々の戦略を俯瞰することに地政学の本質があります。 歴史をさかのぼると、最初に地政学が注目されたのは19世紀後半のこと。地理や地形を徹底的に分析したプロイセン王国(現在のドイツ)が
社会学では、「文化資本」といわれる知識や感性、モノは、自分の意思だけではなく「家庭や育った環境によって相続される」とみる研究があります。前編では、専門家の解説とともに文化資本の性質などについて紹介します。 「文化資本」は、フランスの社会学者ピエール・ブルデューによって提唱された学術用語で(1)蓄積が可能、(2)自身の評価や所有価値などの利益をもたらす、(3)親から子供へ相続できる、という性質を持ち、書籍や絵画のような「有形」、芸術に対する感性や言語能力のような「無形」を問わず、文化に関わる所有物を指す言葉として広く定義されています。具体的には以下のような例があげられます。 ・書物や絵画、楽器などの物資として所有可能な文化的財物 ・一部の芸術(例:絵画やクラシック音楽)やスポーツ(例:乗馬やゴルフ)などに関する知識や技能、理解できる感性 ・言語能力や学習に対する態度や意欲 ・学歴や資格 親の
2002年から毎日新聞朝刊で連載されていた西原理恵子さんの漫画『毎日かあさん』(毎日新聞出版)をご存じでしょうか。西原さんの考える「卒母実践方法」や「卒母に向いている家庭」はあるのでしょうか? 西原さんに「卒母」について直接、お聞きしました。 世間を騒がした「卒母宣言」同作は、タイトルに「かあさん」とあるように、西原さん(かあさん)の実体験を基に、子育てや日常生活を生き生きと描き出しています。2009年にはアニメ化、2011年には女優・小泉今日子を主演に実写映画化もされた大人気漫画作品です。2017年6月、16年の長きに渡る連載が惜しまれつつ完結しました。 連載終了の理由として世間を騒がしたのが、西原さんの「“卒母”(そつはは)宣言」です。“卒母”とは言葉のとおり母親を卒業する、いわゆる「子離れ」のこと。西原さんは『卒母のススメ』(毎日新聞出版)という書籍を出版。当時、“卒母”がテレビ番組
「私たちは普段何を基準に品物やサービスを選んでいるのか」「景気を良くするためにはどのような政策が必要なのか」など、一個人の消費活動から国家の財政まで幅広く研究する学問が「経済学」です。 経済学は内容によって様々な学問領域に分類され、例えば個人消費や企業活動の分析は「ミクロ経済学」、国の景気動向や経済成長などについての研究は「マクロ経済学」の対象とされるのが一般的です。なかにはスポーツと経済を結びつけて考える「スポーツ経済学」という分野もあるほど、研究対象の広い学問です。 今回紹介する「現代貨幣理論」はマクロ経済学の一つといえます。 現代貨幣理論(MMT/エムエムティー)ってなに? 現代貨幣理論とは名前の通り貨幣や金融の仕組みを理解し、それを基に経済政策の分析などを行う理論です。英語表記の「Modern Monetary Theory」の略称で「MMT」ともいい、「現代金融理論」と呼ぶ場合も
「72の法則」とは、資産を2倍にするために必要な期間や金利を求めるために用いる法則です。基本的には、以下の公式に当てはめて、お金を2倍にするために必要な期間を計算します。 「72÷金利(パーセント)=お金が2倍になる期間(年)」 例えば、「金利3パーセントでお金を運用した場合、何年で2倍になるか」を知りたいときには、「72÷3=24」。つまり元本を2倍にするためには、約24年必要なことが分かります。 このように想定する運用利回りが決まっている場合は、元本が何年で2倍になるのか、算出することができるわけですね。 ちなみにこの算式は「72÷お金が2倍になる期間=金利」とも変形可能です。要するに、元本を20年で2倍にしたい場合は「72÷20=3.6」と、年3.6パーセントの利回りで運用する必要があることも把握できます。 一方、10年で元本を2倍にしたい場合「72÷10=7.2」となり、年7.2パ
「『豊かな死生観』があってこそ、未来に投資できるんです」 今回は、「未来の地方の可能性」についての取材。なのに太田直樹さんの口から出てきた「死生観」という言葉に、ちょっと驚きました。 太田直樹さんは、日本の地方創生をテクノロジーの分野からリードしてきた一人。ボストンコンサルティンググループの経営メンバーとしてアジアのテクノロジーグループを統括したのち、2015年1月から約3年間、総務大臣補佐官として、地方創生とICT(情報通信技術)/IoT(モノのインターネット)の政策立案・実行を担当しました。 その後も総務省のアドバイザーや、一般社団法人「Code for Japan」でのシビックテック(市民によるテクノロジー活用)活動の推進、都市集中型ではない未来をつくる「風の谷」構想など、地方に関わる活動に取り組み続けています。 一見結びつかない「未来の地方の可能性」と「死生観」。いったいどのように
1976年に連載を開始し、以降40年間にわたり数々のエピソードを描いてきた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。当時ギャグとして描かれていた発想や発明品のなかには、連載から十数年経って実現した例がいくつかあります。ここではその一部を紹介します。 秋本治氏の作品、「こち亀」こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は1976年から2016年まで40年もの間『週刊少年ジャンプ』で連載された国民的漫画です。改めて説明しておくと、主人公は両さんの愛称で知られる両津勘吉。警察官である両さんと周囲の人物との騒動を描いたギャグ漫画です。 しかし、ギャグ漫画でありながら、こち亀には当時の最先端テクノロジーや流行を取りあげたエピソードも多く、そのたびに時代を先取りした奇抜な発明品がいくつも描かれてきました。なかにはお掃除ロボット(第19巻第180話)のようにその後製品化されて身近に使われるようになった製品や技術もあり
近年、欧米の20〜30代の間で「FIRE(ファイア)」と呼ばれる早期リタイアがムーブメントになっています。若い年齢でのリタイアと聞くと多額の貯蓄が必要なイメージがありますが、FIREは誰でもめざすことが可能な概念として注目されています。 最近はリモートワークの普及によって働く場所だけでなく、時短勤務や週3〜4日だけ正社員として働くなど勤務形態の多様化が進んでいます。今までと違った働き方の選択肢が増えたことで、60歳の定年まで勤務するという常識についても、人生設計とともに改めて考えてみたい人も多いのではないでしょうか。 そこで働き方の一つのヒントになるのが、欧米で流行している「FIRE」です。 FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字で、端的にいえば「早期退職して、お金のためにヘトヘトになるまで働く縛りから自分
「社会で子供を育てる」思い返せば、公園でケガしたときに大人が助けてくれたり、近所に住む親戚がドライブに連れて行ってくれたり、お隣さんが新鮮なイカをおすそ分けしてくれたり。約30年前に地方の田舎で生まれ育った私は、親だけでなく社会に育てられたのだと思います。 東京で子育てをしている現在、周囲とそういった関係性を築けているとはいえないし、子供連れに優しいとは思えない経験もしてきました。 子育てって、こんなに息苦しいものなんだろうか……。そう考えていた矢先、「社会で子供を育てる」ことを実現しようとしている人の存在を知りました。しかも、テクノロジーを活用して、子育てが安全に、楽にできるようめざしているといいます。 冨樫真凜(とがし・まりん)さんは、ベビーとテクノロジーを掛け合わせた「ベビテック」、つまり「ハイテク化されたベビー用品」の輸入販売を行っています。 例えば… ・肌着の下に装着できる全自動
話題の「働き方改革」。日本ではまだまだ道半ばという企業が多いようですが、一部では、生産性向上や業務効率化などを狙った独自の休暇制度を導入する企業も増えています。今回はそのユニークさで注目を集める企業の休暇制度についてご紹介します。 有給休暇の取得は、まだまだ低調厚生労働省が発表した2018年の就労条件総合調査によると、2017年の1年間に企業が付与した年次有給休暇(有給)は繰越日数を除き、労働者1人平均で18.2日。そのうち労働者が取得した日数は9.3日で、有給取得率は51.1%となっています。同省も引用して紹介している総合旅行サイト、 エクスペディア・ジャパンの「世界19ヵ国 有給休暇・国際比較調査2018」によると、「日本人の有給休暇の取得率は未だ低く、世界19ヵ国の中で3年連続最下位の50%という結果」になっています。 【出典】 厚生労働省 平成30年就労条件総合調査 エクスペディア
SNSで人気殺到。ガレージハウスの魅力とは?東京都足立区内の以前は沼地だった地域で、敷地の目の前はゴミ収集場。決して良いとはいえない立地に完成したガレージ付きの賃貸アパートが話題を集めています。手掛けたのは、株式会社LDKの玉田敦士社長です。 玉田社長は、20年以上前から自動車雑誌「カーマガジン」やライフスタイル雑誌「Daytona(デイトナ)」とタッグを組み、「クルマ共生住宅」(通称「デイトナハウス×LDK」)を開発してきました。その経験から、「ガレージハウスは一般住宅だけではなく、賃貸アパートでもニーズがある」と確信し、3年ほど前からはガレージ付きアパートも手掛けるように。これが予想以上の人気を集めています。その理由はデザイン性の高い設計と、車やバイクが映える素材の質感によって実現したオリジナルの世界観です。 「ガレージハウスでは、家の中にガレージがあるので、車やバイクが風雨にさらされ
気軽に行ける海外として人気の台湾。おいしいスイーツや料理を目当てに何度も通うリピーターが多いことでも知られています。今回は台湾をこよなく愛する「台湾通」の皆さんに、おすすめの台湾グルメを教えていただきました。
ビーチリゾートのイメージが強いバリ島には、ヒンドゥー寺院や棚田など絶景スポットがいっぱい! 中でも最近SNSで話題なのが、南国の大自然を体感できる「バリスイング」。バリ島中部のウブドには、複数のブランコ施設があり、観光客に大人気。確実に体験したいなら、事前手配がベターです。 バリ・ヒンドゥー教徒にとって重要な寺院のひとつ、ランプヤン寺院にある「天空の門」も最近海外で話題沸騰中。太陽の神様が祀られた標高約1,000mに位置する寺院への階段を登り、「天空の門」をくぐると目の前は、バリ島最高峰のアグン山! パワーがもらえる圧巻のスポットです。 【2泊4日の旅プラン】 1日目:東京/関空からデンパサールへ。タクシーでホテルへ。ウブド泊。 2日目:ウブドでバリスイングに挑戦。午後はショッピング。ウブド泊。 3日目:タクシー等でランプヤン寺院へ。夜の便で成田空港へ。機中泊。 4日目:東京/関空着 【絶
CONCEPT 10年後、20年後の自分を想像してみる。 どこにいて、誰といて、何をしているだろう、とか。 未来という響きには期待と、少しの不安が混じる。 けれど、未来を想像することは楽しい。 それ自体が、未来を切り拓くちからになる。 未来を想ってワクワクした子どもの頃のように、 あなたもあなたの未来を、想像してみませんか?
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