サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Wikipedia
mizuumi2023.hatenadiary.com
日差しはそれほどきつくないが、毎日蒸す。 ついつい水分を摂りすぎて、トイレに行ってばっかりだ。 「君たちはどう生きるか」を見てきた。 近所のシネコンで一番大きいスクリーンの座席が、8割がた埋まっていた。 宮崎駿監督の新作としては10年ぶりで、事前の宣伝や告知が一切ないなかで。 内容についてはもちろん、これから見る人の迷惑になるので書かないが、興行も作品自体も、宮崎駿という作家が長年かけて築き上げてきた信頼の上に成立している、そのことに深い尊敬の念を感じないわけにはいかなかった。 何はともあれ新作が出たら観に行くという日本中の人々。何はともあれ声がかかれば、彼の基準を満たす高いクオリティーの仕事を請け負うたくさんの仲間たち。 ちょっとやそっとでは揺るがない、その「信頼」というものの尊さよ。 同時代で彼の作品を見続けることができたことを改めて感謝した時間だった。 感想は後日タイミングがよければ
久しぶりに関西の実家に母子3人で帰省していた。 前回の帰省から、近所のホテルに部屋を取って、寝泊りはそちらでするようになって随分と気楽である。もっと早くにそうすれば良かった。 今回の帰省で一番印象深かったのは、16歳の娘氏と実家の人々との関わりだった。 娘氏を見ながら、高校卒業後ダッシュで逃げ出すみたいに実家を後にした頃の自分を久々に思い返した。 てらいなく普段の家でのように話している娘氏に対する、実家の人々の気まずそうだったり、顔見合わせて苦笑いだったり、諭したりしているさま。 ああそうそう、私の子供時代もこういう感じだったよなあ。 このなんとも言えない言葉を受け取ってもらえてない感じ。 同じ日本語を喋っているのにどうしてか言葉が通じない感じ。 私は、彼らは思考することを嫌うのかなと思っていた。 どんな話であれ、単なる感想の先の話に踏み込んだ途端、拒否反応を示されるように感じていたから。
結局、雨の中飲み会は決行されたのであった。 末っ子のお迎えの後、車で指定の広島風お好み焼き居酒屋へ。 予想通り話が尽きず、結局店が閉まるまで喋り続け、私が車で来てるのをいいことに駅前のファミレスに移動してまたもファミレスが閉店するまで喋り続け、やっとこお開きとなった。 長く会わない間に、5人中2人が死にそうな目に遭っていたことにもびっくりしたし(うち一人はコロナ感染)、年相応のいろいろなことがそれぞれに降りかかるさまにもしみじみした。 けれど、お互いの子供たちが皆健康でそれぞれの好きなことに向かって楽しそうにやっているのがとても嬉しかったし、何より友達の全然無理してない感じの朗らかさに、話にぎゃははは!と大笑いしながらも、内心じーんと胸を衝かれていた。 生きていると避け難くいろいろなことがある。 私たちに選べることは実はそれほど多くはない。 けれど、起こったことにどう向き合うか、その態度だ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『mizuumi2023.hatenadiary.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く