ミスiDの纏う「ぼっちが世界を救う」というキャッチコピーに集約された気持ち悪さがやっぱりどうしても苦手。どこか暗さを抱えた人間の救いになるような事言って実際は審査員のただの好みとかそういうバイアスに結局振り回されるって、いま生きる残酷な日常となんら変わりないし。 結局何にもない子を救うものなんか世の中にはありません。 悪いのはもうミスiDとかそういう小さな話ではなくて 選ばれることでしか自己を肯定できなくした今の世の中そのものなんだな、きっと。オーディションなんて形態を取る以上誰かは選ばれない。最後は結局審査員の好みとかなんだよ。だからどうして自分に価値がないなんて絶望することがある? でも実際、私の名前は呼ばれない。結果。 呼ばれない名前に意味なんかあるのかな? どうして意味がなくなってしまったの? 自分が自分を認めて名前を呼んであげればいいのにね、なんて道徳の授業かよバーーーーーーカ。