サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
mtg-jp.com
原文 The Magic Pro League completed a thorough investigation following Yuuya Watanabe's disqualification for marked sleeves at Mythic Championship II. As part of this investigation, the sleeves in question were examined multiple times by multiple judges and tournament officials, we reviewed recordings of matches from Mythic Championship II as well as past tournaments, and we considered statements fr
ミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019の第15回戦で行われたデッキチェックにおいて、ジャッジスタッフは渡辺雄也のデッキに、《ウルザの魔力炉》のスリーブがある方法によって区別がつく状態となっていたという問題を発見しました。3枚の《ウルザの鉱山》と1枚の《ウルザの塔》もまた別の形で区別が付く状態であり、さらに3枚の《ウルザの塔》と1枚の《ウルザの鉱山》も別の区別がつく状態となっていました。デッキやサイドボードの他のカードには似たような状態は見られませんでした。ジャッジスタッフは、この状況が偶然発生したということはまずありえないと判断し、渡辺をイベントからの失格としました。 ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の担当者によると、この違反については今後MPLからの調査も行われるとのことです。 (Tr. Keiichi Kawazoe)
マジックプレイヤーのみなさんこんにちは!「こちマ!!」では『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、マジック)を、はじめて遊ぶ方にも楽しく、そしてわかりやすく! 新製品やイベントなどの情報をお知らせしています。 『灯争大戦』プレビューウィークも終わり、今週末はついにプレリリース! 間もなく皆さんのもとで、『灯争大戦』が勃発しようとしています。 と、ここで『灯争大戦』目前の皆さんにひとつ、重要なお知らせをしたいと思います。 2019年 4月1日 時は遡り今月始め、4月1日。皆さんはその日、このマジック日本公式ウェブサイトにアクセスしましたか? 普段からいつもTwitter経由で記事だけ見ていた、という方は気づかなかったかもしれませんね。ですが、この日、トップページに少しばかり異変がありました。 そして、その「異変」に気づいた方ももちろんいらっしゃいました。もしかしたら、その異変を直接アクセスして
マジックフェスト・横浜2019の会場であるパシフィコ横浜。 この会場の広さは、6,700平方メートル。天井も高く、非常に広いホールです。 そこでは、多くのマジックプレイヤーがマジックをプレイしています。いったい何千人のプレイヤーが会場にいたのでしょうか? 4000人? もしかすると5000人以上のプレイヤーがここに集まっていたかもしれません。 グランプリ本戦、ヴィンテージ、レガシー、そして、スタンダードなど、さまざまなプレイヤーが、さまざまなフォーマットをプレイしています。 そんな中、何百、何千とあるゲームをプレイしているテーブルで、ただ一人だけ、不思議なカードを広げてプレイしている人物がいました。 見慣れないカードをテーブルに広げてスタンダードをプレイする彼は私の視線に気づいたのでしょう。彼はジェスチャーで、耳が聞こえないことを私に伝えてくれました。 その後、彼のプレイを観戦させてもらい
モダン環境といえば多種多様なアーキタイプが独自の進化・発展を遂げてきたマジック界のガラパゴス諸島のようなフォーマットだが、第5回戦のフィーチャーマッチテーブルにやってきたのはその多様性の枠をさらに押し広げる存在だった。 伊藤 敦、またの名をまつがん。普段はカバレージライターとして活動している人物だが、独自の理論で不可解なデッキを組み上げるデッキビルダーとしても知られている。ここ2年ほどずっと使い込んでいる愛機「エターナル・デボーテ」(※詳細はこちら)を駆り、不戦勝無しから勝ち上がってきた。ちなみに本人曰く「新セットの影響でちょっとずつ強化されている」らしい。 相対するのは畠山 省吾。島根県からはるばるやってきたプレイヤーであり、伊藤のことも知っているようだった。そんな畠山のデッキは奇怪なコンボを操る伊藤とは対照的とも言える存在、「ジャンド」だ。モダン黎明期から現代まで、その高いカードパワー
プロプレイヤーから見た渡辺 雄也 第15回戦が終わる頃、プレイオフが始まる少し前。外の空気を吸いに会場の外に出ると、そこには原根 健太とID(任意の引き分け処理)を行って誰より早くトップ8進出を決めたペトル・ソフーレクがいた。スラヴ系の顔立ちは日本では珍しいのでどこにいても見つけやすいし、本人の気さくな人柄もあって、個人的にグランプリの会場でよく話す相手の1人だ。 軽く会釈をしながら「トップ8進出おめでとう」と声をかけると、「ありがとう。他のトップ8はどうなってる?」と流暢な日本語で聞かれた。会うたびに日本語が上達しているチェコ人の青年に筆者がその時点で分かっている限りのプレイオフ進出者の名前を告げると、ソフーレクはさらに「渡辺さんは?」と尋ねてくる。 「ナベさんのテーブルはまだ終わっていないけど、さっきゲームを見た感じだと8~9割トップ8に残りそうだったよ」そう応じると、ソフーレクは肩を
我々はマジックというゲームについて、どこまで知っているだろうか? スタンダードに存在するデッキの相性や、各アーキタイプが採用している一般的なカード、マッチのキーとなる具体的な切り札……そういった点については、よく知悉しているかもしれない。 だが、それらは環境が変われば知識としてはほとんどその有用性を失ってしまうものばかりだ。 他方で、実のところ。あらゆる環境に通底する、マジックの基本となる概念については、まだまだ認識不足の点が多いように思われるのだ。 たとえば、サイドボードというものについて。 サイドボードには、どんなカードを入れるべきなのか? 先手と後手でインアウトを変えるべきなのだろうか? そもそも我々は、正しいサイドボードのやり方を知っているのだろうか? マジックというゲームが最初に発売されてから26年。多くの初心者たちがつまづき、あるいは見て見ないフリをし続けている疑問。 そんな根
MAGIC THE GATHERING ARENA マジック:ザ・ギャザリング アリーナは Windows PC / Mac用アプリケーションです。 メールアドレスを入力し、ダウンロードリンクを送る プライバシーポリシーに同意する 送信
告知日:2019年2月14日 「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」 「アリーナ・スタンダード(1本先取)」において《運命のきずな》禁止。なお、2本先取のゲームや特殊フォーマットでは禁止されません。 発効日:2019年2月14日 制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら(編訳注:「MTGアリーナ」の禁止カードの項目については、後ほどリンク先ページに追加いたします)。 次回禁止制限告知日:2019年3月11日 《運命のきずな》 《運命のきずな》を禁止すべきかそうでないか? そのことについては、実に多くの議論が交わされてきました。 私たちがあるカードを禁止すべきかどうか決断するときには、多くのことを確認します。ですがそれらは最終的に、以下の2つの疑問に収束します。 1.そのカードは強力すぎるか? あるデッキの全体的なパワーレベルを判断する際に、私たちはさまざまなデータを考慮に入れま
競技性はマジック:ザ・ギャザリングの核心です。友人と卓を囲んだときの純粋な楽しさや、切磋琢磨して新しい戦略を発見したときの喜びは、真剣勝負のスリルと密接に結びついています。舞台がカフェのテーブルであっても、和気あいあいとした地元のゲーム店でも、そしてもちろん、プロツアー決勝戦でも。 25年続くマジックの競技ゲームとしての歴史の中でも、2019年は最も重大でエキサイティングな1年になるでしょう。来年は、私たちが切り開いてきた卓上ゲームにおける仕組みとマジックの最新デジタル・ゲーム「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(MTGアリーナ)」を融合させ、私たちの組織化プレイ・プログラムをeスポーツの仕組みに合わせてさらに進化させます。 2019年はデジタルと卓上のマジックが交わり、賞金総額1,000万ドルの1年になります――これは2018年の2倍以上です。新たなシステムは、プロ・プレイヤーの皆さま
マジック:ザ・ギャザリングは大きな節目を迎えます。マジック25周年となる今年、ついに始まりの地たるドミナリアを再訪するのです。この記念すべき瞬間に、誰もが大きな期待を寄せていることでしょう。私たちもまた、記念すべきドミナリアへの回帰を迎えるにあたり、およそ1年をかけてカード自体の刷新に取り組んできました。 カードの見た目やテキストについては、1999年の『第6版』におけるルール刷新から(2014年の)『基本セット2015』におけるカード枠更新まで、これまでも大きな変更が行われてきました。今回の『ドミナリア』にて行われる変更は、マジックというゲームを常に現代的で新鮮で直感的なものに保つための取り組みの一環です。これまでの変更とは規模が違いますが、それはゲーム体験を大きく向上し、私たちがここ数年にわたり抱えていたいくつかの問題を解決する手段となります。 製品の発売スケジュールの都合上、今回の変
Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2016年6月13日 今年3月、私はサンフランシスコで開催された「Game Developer's Conference」に行き、デザインについて話をした。先々週、先週、そして今回の3回で、そのスピーチをまとめた一連の記事を掲載している(その1、その2)。今回が第3回で最終回となる。これまでの2回を読んでいない諸君は、今回の記事の前提でもあるのでぜひ読んできてもらいたい。それでは、今回の教訓だ。 教訓#14 この教訓を得たのは、2010年4月、『エルドラージ覚醒』のときである。このセットは『ゼンディカー』ブロックの第3セットだったが、メカニズムを0から作った大型セットだったのだ。その大きな理由が、物語の上で起こった大事件、すなわち、古の神秘の存在である3体のエルドラージの巨人たちが封印から解き放たれ、大災厄
Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2017年6月5日 今回は、プレイヤー諸君が私に長年に渡り求め続けてきていたことをしようと思う。カラー・パイを、(私が覚えている限り)全てのメカニズムと関連付けて並べるのだ。今までこれをしてこなかった理由は、カラー・パイはマジックそのものと同じように変わり続けるものなのに、私が書き記してしまうと何年も後になって見た人が混乱するのではないかということであった。そこで私は、これから数年ごとにカラー・パイを記し、これを更新して変遷が目に見えるようにしようと決めたのだ。 最初にいくつかの注意事項を述べておこう。 このメカニズム的カラー・パイは、今日、2017年6月5日現在のカラー・パイを表している。ここに書いてあることが常に正しいというわけではない。実際、その逆だと言える。この中のいくつかは時とともに変わっている。
Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2016年11月14日 私がカラー・パイを大好きなのは、周知の事実である。カラー・パイは、メカニズムとフレイバーの両面でマジックの基礎となっている。昨夏、私は各色の理念を振り返る5本の記事を書いた(白、青、黒、赤、緑)。 今回は、この5色を別の方向で検証すべく、カラー・パイに存在する、5つの基本的な対立を見ていくことにする。対立が何なのかだけではなく、それらがお互いにどう重なっているのかについても語ることにしよう。 対立の話に入る前に、5色それぞれの理念についてざっとおさらいをしていこう(上記の記事からの抜粋となる)。 白 白は平和を望んでいる。 白は苦しみの世界を見て回っている。日々相争うあまりにも多くの存在がいるが、世界にはこの苦しみを解決するだけの資源がある。誰もが、(欲しい分だけではなく)必要な分だ
私は、主席デザイナーになって以来ほぼ毎年、アメリカ大統領の一般教書演説になぞらえた、前年のマジックを振り返り、デザインについての感想を分析する記事を書いてきた。これが、私の14本目の「デザイン演説」の記事になる。(2005年に始めたのは、私が管轄したものが世に出る前のデザインについては評価しなかったからである。)過去の13本の記事は以下の通り。 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 いつもの通り、最初に警告文を載せておこう。1つ目に、これまではデザインとでベロップの間に明確な線引きがあり、この評価を私が直接監督していた仕事だけに集中させることが可能だった。新システム(以下で詳述する)への移行を踏まえて、今後も同じように私が監督していることに集中するつもりだが、過去の「デザイン演説」の
Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2013年12月9日 今年最後の私の記事になるので、いつもとは少しばかり違う、2013年のシメの記事を書くことにしよう。今年、友人にあるアドバイスを送ったのだが、これは諸君全てにとって有用なものだと気がついた。なぜなら、そのアドバイスというのが、人生のあり方、またゲーマーとしてあることに関するものだったからだ。諸君(少なくともそのほとんど――ゲーマーでない読者諸君もいるかもしれないな、ようこそ!)は人生を生きているゲーマーなので、この記事は諸君の琴線にも触れることだろう。 一言で言うと、私が諸君に贈りたいのは、人生をより良いものにするためのアドバイスだ。今回のアドバイスは非常に単純なものだ。実際、あまりにも単純なので、タイトルにすることさえできてしまったほどだ。ゲーマーであることは素晴らしいことだ。それによ
By Sugiki, Takafumi 今回のグランプリは、『モダンマスターズ 2015年版』の発売記念ということもあり、通常のサイドイベント以外にも様々なイベントが催されている。その中の一つで突発的に開催されたのが、 寿司ドラフト。 そして、会場内から募集した7名とともにドラフトを行うのは、寿司ドラフトマスターの呼び声が高い(らしい)プロプレイヤー、八十岡 翔太。プロツアー・チャールストン2006で、斎藤友晴、鍛冶友浩とともにプロツアーを制覇し、またMagic Onlineの世界では「yaya3」のハンドルネームでの両方で世界一になるなど名を馳せているが、寿司ドラフトにおいてもかなりの強豪であるとのことだ。 なかなか行われることのない貴重なレギュレーションでのドラフトであり、カバレージチームも寿司ドラフトマスターの八十岡による華麗なるピック間近で見ることができたため、その八十岡のピック譜
一問一答記事はこれまでにも何度もやってきたが、今週は少し違う形のものをやってみることにする。私に対する質問ではなく、マジックの5色に対する質問を求めたのだ。私のツイートは次の通り。 I'm doing an offbeat mailbag column. What I'm looking for are questions for one or more of the colors. I'll have them answer in their own voice. Please keep the questions to a single tweet. #WotCStaff — Mark Rosewater (@maro254) June 8, 2018 一風変わった一問一答記事を書くことにした。送ってもらいたいのは、1色でも複数色でもいいので、色に対する質問である。その色に直接答えても
Gavin Verheyy / Tr. Yuusuke "kuin" Miwa / TSV testing 2014年3月4日 デッキを構築するにあたり、最も重要な項目の1つでありながら、しばしば軽んじられているのが、デッキのマナベースだ。 クリーチャーや呪文は、あなたを勝利へと導いてくれる華やかなパーツである。が、3色コントロールで白マナしか引けなかったら、ほとんど勝ち目は無いだろう。よく、競技レベルのマジックは、ほんの少しの差で優劣が決まるものだ。そこで、自分のデッキのマナベースにもう少し労力をつぎ込むかどうかが、プロツアー予選で9位になるか、はたまたあと1勝を勝ち取って上位8名に入るかの差になるかもしれない。 私がこのコラムを執筆し始めてから、マナベースの構築についての記事を書いて欲しいという要望が多かったが、今回ついに手堅いマナベースを築くための手順を取り上げる時が来た。これは作ろ
私がゲームデザインにおける大きなブレイクスルーをビデオゲームの途中で見つけることはめったにないが、何事にもはじめてのときというのはあるはずだ。興味深いことに、そのとき私はビデオゲームをプレイしてすらいなかった。私は、上の娘レイチェル/Rachelがリコリスキャンディを得ていたところを見ていただけである。少し時間を巻き戻してみよう。 年に1度、私は家族と一緒に、室内の親水公園に出かけている。そこはホテルでもあり、家からは1時間半ほどの距離にある。親水公園以外にも、そのホテルには子供向けの施設があり、そこそこ大きなゲームコーナーが併設されている。最近のゲームコーナーによくある通り、「ゲーム」(ここでかぎかっこをつけているのは、それらは実際のゲームとは程遠いものであり、プレイヤーがほとんど影響を与えられないような無作為なものだからである)の多くは、さまざまな賞品に引き換えられるチケットを出すよう
告知日:2018年7月2日 レガシー 《死儀礼のシャーマン》 禁止 《ギタクシア派の調査》 禁止 発効日:2018年7月6日 Magic Online 発効日:2018年7月5日 制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら。 次回禁止制限告知日:2018年8月20日 《死儀礼のシャーマン》 《死儀礼のシャーマン》デッキの人気はレガシー・コミュニティの中で去年の長い間議論の主題になってきました。その間、《死儀礼のシャーマン》を使った「グリクシス・デルバー」デッキを含む《死儀礼のシャーマン》デッキはMagic Onlineで最もプレイされたデッキでした。現在のレガシー環境では、グリクシス・デルバーは55%の勝率(ミラーマッチを除く)を誇っています。グランプリ・バーミンガムでは、トップ16のうち11のデッキが《死儀礼のシャーマン》を4枚使用していて、その中にはトップ8に進出したデッキが5
グランプリ・シンガポール2018のメタゲームは大きく二分されている。正確に述べると、《ゴブリンの鎖回し》側は赤単と赤黒に分かれ、そこに青系コントロールが合わさって「三つ巴の戦い」を繰り広げている状態だ。 では、このいずれにも有利を取れるデッキがあるとすれば? それは、言うまでもなく「最強」である。 そして、世界中のデッキビルダーたちは「最強のデッキ」を目指し、デッキを構築する。日本が誇るデッキビルダーである彼も、同じくだ。 行弘 賢。 プロツアー『ドミナリア』で使用した「黒緑ランプ」は、英語公式のビデオカバレージで紹介されるほど話題となった。今回のグランプリには、現在のメタゲームに合わせて調整した「黒緑・殺戮の暴君」を持ち込んでいる。 すでに解説記事も書かれ、本人も配信で使用しているため、デッキの基本的な動きを知っている人も多いことだろう。そこで今回は、プロツアー後のメタゲームに合わせた変
皆さまこんにちは。 ここ数週間は多くのことが起きました。『ゲートウォッチの誓い』において、通常ではありえない情報のリークが起こったのです。そこで私は、この機会に皆さまと少しお話をしたいと思います。 ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社員とともに新セットをどのように皆さまにお披露目していくか、その計画を練ることが、私の仕事の中でもとても大事なものです。マジック・コミュニティの皆さまに新セットの魅力をお伝えできるよう様々なコンテンツを配置していくのは、非常に複雑な難しい仕事です。そのため、社外の方がちょっとした楽しみのために私たちの想定していない形で情報をリークしてしまうと、とても多くの人が計画を見直さなくてはいけなくなるのです。 「マジックのこれからを知る」ことをめぐっては、プレイヤーの皆さまと、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社との間に葛藤は避けられません。マジックの大前提は「変化を続けること」
Mark Rosewater / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru 2016年5月30日 年に一度、「Game Developers Conference」という世界最大規模のゲーム作成者の大会がある。確かにその中心になるのはビデオゲームなのだが、アナログゲームも少しは参加している。実際、今年は私がその代表の1人だったのだ。私は、単一のゲームを20年間デザインし続けてきた間に学んだ多くの教訓についてのスピーチをした。そのスピーチをそのまま見たいなら、こちらの動画を見てくれたまえ(約1時間ある)。聞くよりも読むほうが好きな諸君(あるいは1時間という時間がない諸君)のために、このスピーチを3部作の記事にまとめようと思う。楽しんでもらえれば幸いである。 昨年、私はマジックを作り続けた20周年を祝った。2003年からずっと、私はマジックの主席デザイナーを務めている。ゲーム業界でもほ
私たちのサイトを正しく機能させセッションデータを正しく匿名化するために、私たちはnecessary cookieを使用しています。necessary cookieのオプトアウト設定は、ブラウザの設定から行ってください。また、お客さま1人1人に合ったコンテンツや広告をご提供したり、ソーシャルメディアの機能を配信したり、ウェブのトラフィックを解析したりするために、optional cookieも使用しています 「はい、同意します」をクリックすると、optional Cookieの使用に同意したものとします。
今日の記事は、ポッドキャストの「Drive to Work」を元にしたものである。(その内容はこちらで聞くことができる。)多くの好評を受けて、聞くよりも読むことのほうが好きな人がいることを踏まえ、私はこの内容を記事として書き起こすことにした。この記事にあってポッドキャストにない内容も、またその逆もあるので、この題材に興味がある諸君は両方チェックすることをおすすめしよう。 さて、1995年、私が初めてウィザーズ・オブ・ザ・コーストに来たとき、開発部にはさまざまな内容について議論するための一連のフォルダがあった。マジックのセット(や、他の我々が作っていたゲーム)ごとにそれぞれ1つのフォルダがあった。プレイテスト用のフォルダもあった。新商品の発想のためのフォルダもあった。基本的に、開発部が話し合いたいかもしれないと思われるようなあらゆる題材についてのフォルダがあったのだ。そうしたフォルダの中の1
『ドミナリア』シールドは伝説的に難しい。 シールドというフォーマットはいつでも完璧にこなそうとすると難易度が跳ね上がるものだが、この『ドミナリア』環境は1パックに最低1枚伝説のカードが含まれており、それらが多色のカードだったりもすることもあって、複雑さにより拍車がかかっているといった印象だ。 と、するならば。 『世界最高峰のプレイヤー選手権に《タルモゴイフ》の4枚目を持っていなかったので3枚で出場した』『プロツアーのデッキは前日に考える』といった数々の伝説を有する伝説的プレイヤーに、やはり教えを請うしかないだろう。 というわけで、「この環境はかなりやりこんだ」と豪語する伝説的なプラチナレベル・プロ、八十岡 翔太に『ドミナリア』シールドのコツを五か条にまとめてもらった。 伝説の第一条 《灰色熊》はデッキに入れるな! ――いわゆる2/2バニラ (能力なし、またはそれに近似したクリーチャー) の
皆さんこんにちは! 僕自身まだマジック:ザ・ギャザリングと出会っていなかった時期の世界観である、『ドミナリア』が遂に今週末帰ってきますね! リミテッド・構築ともに前評判が非常に高いので、楽しみで仕方ありません! さて、今回もいつも通り「新環境リミテッド:発売前ファーストインプレッション」と、「新環境リミテッド:プロツアー後の振り返り」の2本立てで、今回は前編です。 基本的にはブースタードラフトに関する内容の記事とはなりますが、カードの評価などはシールドデッキでも応用できる点もあるかと思いますので、リミテッドが好きな方のお役に立てたらと思います。 それでは、まずは新環境のファーストインプレッションから見ていきましょう! 1.新環境~『ドミナリア』のドラフト 『ドミナリア』のドラフトは、『ドミナリア』3パックを使用します。 ファーストインプレッション 今回の『ドミナリア』のカードリストを見たフ
『ドミナリア』は文字通り 「記憶」に溢れたセットであり、記憶を喚起するセットです。私も友人の家で床に座って《Skeleton Ship》や《Lim-Dul's Paladin》を駆り、航海の先に立ちはだかるものを退けたあの日々を思い出しています。 実に11年ぶりに訪れるドミナリアですが、私のデッキの好みと同様に変わっていない部分は多くあります。しかし変わった部分も多くあるのは事実です。ここでは、「ドミナリア」という名前や見覚えのあるキャラクターに心惹かれてマジックへ復帰したばかりのプレイヤーの皆さんへ、新たに加わった要素や変わらない部分、再びこのゲームを楽しむための方法などをまとめたガイドをお届けします。 これまで登場した新たな要素をすべてご紹介するわけにはいきませんが(新たなセットが発売されるたびに新たなキーワードが登場していますからね)、大きなものはできるだけご紹介したいと思います。見
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く