10月某日、友人の朝鮮学校教師に招待していただき、朝鮮学校を訪問してきた。 わたしは中級まで朝鮮学校に通っていたけれど、卒業以来、母校を同窓会を兼ねて数度訪問したきりで、もう何年も朝鮮学校へは足を踏み入れていなかった。 今回は、学校の環境や、授業を見せていただくことが主な目的だった。 以前にも「朝鮮学校とわたし」というタイトルのエントリで書いたとおり、自分が学生のころ、学校の授業の内容・教育内容の一部に反発をしていて、学校全体の雰囲気というか、「狭さ(と思っていたもの)」が嫌で日本の学校に行った。 その後、教科書が改訂されたり、学校の雰囲気も変わってきたと聞いてはいたものの、そのコミュニティから逃げるようにして離れたわたしは、朝鮮学校と密に関わったり、自分で直接訪問することはなかった。 あるとき、きっかけがあって冒頭に書いた友人とSNS上で出会い、彼女の話を聞くうちに、以前とは違っているこ