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はじめに アメリカ合衆国、特に南部では公立学校で進化論を教えるべきかどうかについて対立があることをご存知でしょうか。ダーウィンの進化論に反対して、聖書にあるように全生物は創造主が個別に創った、ノアの洪水は実際にあった、地球の年齢は一万年以下という主張を行う創造科学(科学的創造論)というものがあります。一般的な日本人の感覚から見ると異様な感じがします。しかし、日本人でも進化論を正しく理解している人はどのくらいいるのでしょうか。掲示板で議論を行った私の経験からは、日本人の間でも進化論についての誤解は広くいきわたっているようです。 インターネット上で検索してみると創造論を主張する日本語ページはいくつか見られるのに対し、進化論の情報を得ることができるページ、特に進化論と創造論の両方を取り上げたページは少ないようです。それなら作ろうというのがこのページの趣旨です。科学を名乗っていますが、創造「科学」
小泉首相が引用した「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」というのはダーウィンの言葉とされているが、実際にダーウィンがそう言ったとする証拠はない。ダーウィン自身の言葉ではなく、後の創作であろう。 小泉純一郎首相は、平成13年9月27日の第百五十三回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説において、ダーウィンの進化論について述べました。 いよいよ、改革は本番を迎えます。我が国は、黒船の到来から近代国家へ、戦後の荒廃から復興へと、見事に危機をチャンスに変えました。これは、変化を恐れず、果敢に国づくりに取り組んだ国民の努力の賜物であります。私は、変化を受け入れ、新しい時代に挑戦する勇気こそ、日本の発展の原動力であると確信しています。進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
「化学物質過敏症」という言葉を、皆さんは一度くらいは耳にしたことがあると思います。私は、以前は「化学物質過敏症」という言葉は、ある特定の化学物質に特に耐性が低い(感受性が強い)ことを指すのであろうと考えていました。酒(アルコール)に弱い人がいるように、特定の化学物質に耐性が低い人がいることは不思議ではありません。実際、この意味で「化学物質過敏症」という言葉を使っている人もいます。 しかし、良く調べてみると「化学物質過敏症」という言葉は、単に耐性が低いことではなく、「特定の化学物質に接触し続けることによって過敏性を獲得し、以後は超微量の同系統の化学物質に対してさまざまな臨床症状を呈する状態」も指していることに気付きました。さらに「多種類化学物質過敏症(多発化学物質過敏症)」という概念もあって、そちらは「過敏性を獲得する原因となった化学物質以外の、他の多種類の化学物質や電磁波などの物理的な刺激
インターネット上で、1999年に多種類化学物質過敏症はアメリカ政府とアメリカ医学アカデミーから公認を受けたとか、1999年にアメリカ政府、アメリカ医学アカデミーが「多種化学物質過敏症に関する同意事項」を発表したという記述を散見しますが、これは正しくはありません。 この記述の根拠となる情報は、 Multiple Chemical Sensitivity: A 1999 Consensus(多種類化学物質過敏症:1999年の合意事項) http://www.heldref.org/html/Consensus.html です。この合意事項のどこにもアメリカ政府と医学アカデミーの公式なコメントであるという記載はありません。Liliane Barthaさんや、William Baumzweigerさんなどの個人名はありますが。これは「公認」なんてものではなく、単に臨床環境医の間での合意事項Cons
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