さぁて、本日は真面目なお薬のお話。 昨日、GSK(グラクソスミスクライン)のMRさんがやってきた。 G「お世話になります。本日は、12月発売予定の動物のサイとサルに濁音をつけてあわせたザイザルのご紹介にあがりました。」 ネ「(つっ、つっ、つまらない冗談)そうか、とうとうスーパージルテックが出るんだ。」 このザイザルとジルテック、クラビットとタリビットの関係と同じで、光学異性体。ジルテックの中からL体だけを取り出したレボセチリジンが一般名。このレボセチリジン、H1受容体への親和性がセチリジンに比べて2倍以上あり、その上、血液脳関門の通過性が低く、脳内移行率がセチリジンの半分以下。つまり、効果が2倍以上で、副作用の眠気が半分以下。流石にザイザルの名前が付く前に、仮称としてスーパージルテックのニックネームが付いたのもうなづけるもっと簡単に言うなら、 ごっつう強力で、めっさ副作用が少ないお薬 なの