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概要 意見交換会の模様は以下の安房さんのモーメントをご覧下さいませ。(私は、彼の隣に座っていたのですが、スマホで繰り出す驚異のパワーに圧倒されました。ほんとすごい。) つみたてNISA Meetup 2017年12月22日 <12/25 追加 QUICKさんの記事 私のコメントが載ってます> 「つみたてNISA」本番直前、金融庁に個人投資家が集結 年内最後の「つみップ」 今回は、運用会社さんを招いての意見交換会。今回、参加されたのは、以下のみなさん。 アセットマネジメントOne 大和投資信託 三菱UFJ国際投信 ニッセイアセットマネジメント 楽天投信/バンガード・インベストメンツ・ジャパン 全世界株式指数に連動する投信を出す予定があるか聴いてみました。 質問コーナーで、私からは、楽天バンガード以外の各社さんに、「全世界株式指数に連動する投信を出す予定はあるのか?」という直球の質問を投げてみ
日経さんの記事では、、、 日経さんの記事は、相談ご夫婦の友人FPが、未来のキャッシュフローをシミュレートしてみようという趣向です。えいっと記事をまとめると、 ある条件で試算してみると、55歳では難しいかもしれないけど、57歳なら可能性はある。 ずっと働けば当然手に入るお金は増える。 でも、健康寿命を考えたりすると、アーリーリタイアって道もあるのでは? アーリーリタイアでは「自己責任」もだけど「勢い」も大切 ところで、FPでも何でもない私が、こんな質問を友人に受けたら、どう答えるかな? 面白いので考えてみます。 私としての論点は、次の二つです。 やめといたほうがいいのでは?他人に聞いてる時点で、とっても心配。 5,800万円で生き延びる方法を考えるべし。リスクヘッジも含めて、いくらでもあると思いますが、自分で思いつかないんなら無理。 アーリーリタイアっていうのは、経済的自立をすることです。早
「日本株のPERは16倍程度で、決して高いとは言えない」「今の株価の上昇は、30年前とは経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)が違う」、などです。全くもって、その通りだと思います。しかし、だからといって、油断はできません。私としては、以下の二つのことは肝に銘じています。 その1 危機は、あさっての方向からやって来ることがある 危機は、時に思いもしないところからやってきます。 こういう場合、いくら株式市場が健全だとしても、関係ありません。突如、全然関係ないところで大きなショックが起きて、株式市場もとばっちりを食らいます。 その2 リスクを取ってなくても「とばっちり」は受ける 危機は、リスクを取っていない人のところにも襲ってきます。この辺が、世の中の理不尽なところです。 たとえば、みなさま、ご存じのように、危機は、直接リスクを取っていなかった善良な?労働者のところにもやってきます。そんな構造改
インデックス投資を始めると、?マークが付くことのひとつが、日本株と外国株の比率です。いろんな人がいますよね。 大きく二つのパターンがある 少々、乱暴な分類ではありますが、世界分散を標榜するインデックス投資家は、次の二つのパターンに分かれるような気がします。 (1)時価総額比で考え、日本株を10%くらいにするパターン (2)日本株と先進国株をだいたい半分くらいにするパターン あとは、GDP比というひともいるのかな。ちなみに私の場合は、日本株:先進国株式の目標比率が、15%:22%(新興国株を除いてます)=40%:60%。(2)です。 リスクリターンの図を書いてみる てなわけで、原点回帰して、10年ぶりくらいに現代ポートフォリオ理論よろしく、日本株と先進国株の組合せでリスクリターンの曲線を描いてみました。計算条件は、以下の通り。最近のGPIFのデータです。 期待リターン 日本株3.1% 先進国
株価が急騰したりすると、急に不安になって、緊急リバランスをしたくなるときがあります。そんなとき、私が、自己チェックしている項目がひとつあります。 それは、「自分のリスク許容度が、いつのまにか低下しているのではないか?」という点です。今回のエントリーでは、自身のリスク許容度(=リスク資産の割合)が低下しているかもしれないパターンをいくつか考えてみます。 その1 いつの間にか年齢が上がっていたケース 人間というのは、いつの間にか歳を取っているものです。 一般論ですが、アラサーよりアラフォー、アラフォーよりアラフィフの方が、リスク許容度が低いです。自分自身の将来価値=これから稼げる金額が、減っていることなどが要因と考えられます。そんなときは、 リスク資産の割合 = 100 ー 年齢 という例の式を、一つのガイドラインとして、チェックしてみてはいかがでしょうか。 その2 いつの間にか運用資産の絶対
なんとか、やり過ごしてきたわけですが、どんな感じでやり過ごして来たか、ちょっと振り返って見たいと思います。例によって、要点のみ箇条書きです。 1990 平成バブル崩壊 持ち株会を積み立てていたが、暴落をラッキーとなぜか思い、何の恐れもなく、積立口数を倍額にした。 蓄財の半分以上は、社内預金と財形貯蓄 あとは働くのみ。 2000 ITバブル崩壊 運良くバブル崩壊直前に、分散投資の必要性に気付き、持ち株会退会。全部、売却。(当時は、紙の株券で、大手証券で売却) 前後して、ネット証券を開設し、少額で、株取引と投資信託の積立をしていたら、暴落がやってきた。 貯金は、普通に継続。 あとは働くのみ。 2007-2008 サブプライム・ショック〜リーマン・ショック ITバブル崩壊後、主力となっていた、インデックスファンドの積立てを継続。 バブル崩壊後を契機に、意識的に運用資産の半分を無リスク資産にするよ
ときどき書いているのですが、「ポートフォリオは全金融資産で見てみよう」というタイトル通りのお話しです。 前提 本エントリーでいう、全金融資産は、 生活防衛資金も含めた文字通りの全金融資産 自己資本(自分自身をマネー生産装置と考えた時の価値)や自宅は除く とします。 エヌ氏とエム氏のお話 1000万円の金融資産をお持ちのエヌ氏とエム氏がいます。 (1)エヌ氏 600万円 生活防衛資金含む貯金(キャッシュ) 400万円、全部株式(リスク(σ)=20% 期待リターン=6%) (2)エム氏 200万円 生活防衛資金含む貯金(キャッシュ) 800万円 全部バランスファンド(リスク(σ)=10% 期待リターン=3%) どちらが、リスキー? さて、どちらが、リスクを取っているでしょうか? リスク資産の配分に着眼すれば、全部株式のエヌ氏の方がリスキー? いやいや、全部バランスファンドとは言え、全金融資産の
相場好調の中、「利益確定」と言う言葉が踊ることが多くなりました。ただ、私が考える長期投資のスタイルでは、利益確定というより、あくまで、リバランスです。 リバランスとは、資産全体のリスク資産の割合を適時調整することです。私が、長期投資を始めた頃の最大の発見、キモ中のキモが「リバランスという智恵」でした。 リバランスしたら、結果として利益確定された。 ということであって、 利益確定したら、思わずリバランスされた。 ではないのです。 直観で利益確定すると? 投資は、それぞれのスタイルなので、どんなやり方でも良いとは思いますが、私自身は、もう、10年以上も前から、「利益確定」という発想で売ることはしなくなりました。 私としては、直観で利益確定すると「もうはまだなり、まだはもうなり」で、稲妻のきらめく時を逃してしまったとき、後悔しがち(=全体のパフォーマンスに大きな悪影響を与える)という、先人の知恵
最近、「小さな成功体験」というキーワードを使うことが多くなりました。ところで、「小さな成功体験」って、いったい、なんなんでしょう。ちょっと考えてみました。 その1 少しでも増えたことを話してみる、 「月 5,000円 10年 積み立ててていたら、貯金よりは、はるかにましだったよ。」というような話です。これは、比較的、情報共有しやすいのではないでしょうか。 その2 大きく増えた話を小さく話してみる 「職場つみたてNISA」というエントリーで書いた、「成功体験の小さな共有」は、こちらの場合も考えての表現です。 たとえば、「1,000万円投資して、2,000万円になりました。」ということを、そのまま伝えるのではなく、たとえば、「リタイア資金をNISAやiDeCoを使って、貯めてるんだけど、投資信託を買ってるんだよ」という言い方にしてみるとか。「老後、何十年かのお小遣い分くらいだよ」とでも言えば、
よく、長期投資は、退屈であると言われます。本当にそうなのでしょうか。「長期投資の旅は長い。お話していないと退屈です。」・・・・って、私も言ってた。 長期投資は退屈ではなかった 私が、長期投資に目覚めたのは、2000年頃です。今は、考え方だけが私の中に残るさわかみファンド」がきっかけでした。それから、17年。「退屈だったのか?」と自問自答してみるに、「退屈ではなかった」というのが率直な感想です。 なんで、退屈じゃなかったのかちょっと考えてみよう、というのが、今回のエントリーです。 理由その1 相場は退屈ではなかった 長期投資だからと言って、相場の影響を受けないわけではありません。マイナスの局面では、「ITバブル崩壊」「サブプライムショック」「リーマンショック」。プラスの局面では「小泉バブル」「アベノミクス」。そのたびごとに、長期投資における資産運用のあり方を考えるチャンスをマーケットの神さま
「サラリーマンも株式投資をするべきだ」というのが、12年前に当ブログを開設して以来の変わらぬ主張です。しかし、理由は、ブログを始めた12年前とちょっと変わってきています。 12年前の理由 12年前の理由は、「株式投資とは無縁に思える普通のサラリーマンだって、投資していいんですよ」「投資信託だったら、サラリーマンでも、十分使えるツールだよ」というものでした。 これは、サラリーマンが感じている株式投資に対する嫌悪感がなくなって欲しいな、という願いでした。 当時は、まだ、1990年のバブル崩壊から10年ちょっとでしたし、直近でも、ITバブル崩壊がありました。 今の理由 今の理由は、もうちょっと、切迫しています。それは、 株式投資してないとまずいんじゃないの? というものです。 預金だけでは資産形成できないどころか、インフレで目減りするリスクが、10年前に比べて高まっている可能性があるのです。 政
不覚にも、まったく、気が付いていなかったのですが、モーニングスターさんに「資産クラス別リターン」なるページがあるのを知りました。 資産クラス別リターン 資産クラスごとのリターンランキング こんな図です。いいですね−、これ。 モーニングスターのサイトより 昔は、よく証券会社さんのパンフレットにこんな参考図があったりしたのですが、そういったパンフからも遠ざかり、最近、見てなかったので、ちょっとうれしくなりました。 上図は、年次ですが、月次にも切り換えてみたりもできますし、クリックすると、特定の資産クラスの推移がわかりやすくなったりしますので、見たことのない方は、ぜひ試してみてくださいね。 今年に入って、私のポートフォリオは、「その他クラス」が、微妙に軟調なのですが、国内REITが原因であることなんかも、わかるというか、感じ取ることができます。 分散は力なり この図からわかることは、勝ち続ける資
モーニングスターさんです。モーニングスターが、独自の指標、「モーニングスター・フィー・レベル」で分析したら、やっぱり、つみたてNISAのファンドは信託報酬が安い、とのこと。 「つみたてNISA」候補ファンド公表、フィーレベルカテゴリーで分析!! 全カテゴリーで低い信託報酬水準 分析するまでもなく、見ればわかるでしょう、っていうレベルではあるのですが、パッシブもアクティブも、たしかに低いです、という結果でした。 カテゴリーつみたてNISA平均カテゴリー平均差分 国内株大型・パッシブ
9/10に開催された「つみたてNISAフェス2017」 で配布された「つみたてNISA早わかりガイドブック」が、さっそく、金融庁のサイトにアップされています。 「つみたてNISA早わかりガイドブック」の公表について(金融庁さん) 拡散希望です↓ つみたてNISA早わかりガイドブック わかりやすくて、非常に良い資料だと思います。これのすごいところは、まず、最初に 低金利のもとでは、預金だけでは資産は増えません。 と、日本金融の中核である金融庁殿が、はっきり言いきっていること。ある意味、すごい一文です。 こういう資料を仮に私が作ると、つい、論理的に、リタイア資金を作るには時間がかかる→長期投資は必須→分散投資は必須→そも分散とは→コストも大事→当たり外れのあるアクティブよりインデックス→ドルコストはサラリーマンに向いてる、、、、と来て、ようやく、つみたてNISAとは?に到達するわけですが、たぶ
本来、さくっと始められるはずの投資信託による積立投資ですが、なかなか始められない人も多いと思います。最大の要因のひとつが、やたら、小難しい言葉が飛び交うこと。 リスク許容度ってなんなのよ? その言葉の代表例のひとつが、私もやたらと使う「リスク許容度」。 リスク許容度って言うのは、自分がどの程度の損失に耐えられるか?ということなんですけど、私自身、「過去の経験と今後の生涯支出との見合いでこのくらいなら大丈夫なんじゃないか?」などなどと、試行錯誤しました。そして、その試行錯誤には、 おおよそ10年 かかりました。って、良く書いているんですけど、これ、普通に考えて、 かかりすぎ ですよね。 こんなに時間がかかるものなのでしょうか。あれこれ、考えていたんですが、ほとんど、悩まず、すぐ決まり、今も悩んですらいない人が、身近にいることに、はたと気が付きました。そうです。妻です。(妻は、10年前から、セ
つみたてNISAフェス 2017 に行ってきました。なんとNHKで放送があった模様です。 来年1月開始 「積立NISA」の説明会 さて、さっそく、お話へ。今回は私としては長めの渾身のエントリーです。 <9/14 追記> 金融庁のつみたてNISAサイトに、つみフェス2017 の資料がアップされました↓合わせてご参照ください。 つみたてNISA関係 最初に感想です。 あー、ものすごーく、おもしろかったー! それでは、アジェンダです。 アジェンダ (1)ご挨拶 内閣府副大臣 越智隆雄さん 緑色のイベントTシャツでご登壇。こういう格好で登壇するのは初めてとのこと。 (2)導入直前!「つみたてNISA」の制度説明、投資教育教材の説明 金融庁 ご担当者さま 金融庁さん策定の「「つみたてNISA早わかりガイドブック」が配布されました。 つみたてNISAが初心者向けであることがよくわかります。ネット等での
本日でブログ開設12年。干支が一周しました。13年目に突入です。お読みいただいてるみなさまに感謝することしきりです。 当ブログの歴史 バンドの歴史みたいですが、当ブログは、大きく、2期に分かれます。 第1期:資産形成時代 2005年9月〜 第2期:アーリーリタイア時代 2015年10月〜 無事生き延びて、続けることができると、まだ、ずっと先ですが、 第3期:年金受給時代 となります。 当ブログの主張 当ブログの主張は、 サラリーマンも投資信託で投資しよう です。 何ごとも念じてみるもんです。ブログ開設時に比べて、庶民のための投資環境は、大幅に進化しています。海外ETFの登場、スマートベータなどのETFの充実、米国並みの低信託報酬の実現、iDeCo、つみたてNISAなどの節税スキーム。良い時代となりました。 当ブログのモティベーション 当ブログのテーマは、長期投資です。 長期投資って、本当に
良くある論理 (1)老後の生活費は、余裕を見て月30万は欲しい。 (2)年金の見込額は、月15万円だ。毎月15万円足りない。 (3)100歳まで生きるとしたら、月15万円×35年×12ヶ月=6,300万円必要だ。 (4)とても、蓄財しきれない。投資しよう。 私が金融機関で投資商品を売る側だったら、思わず、使ってしまうかもしれない論理です。 この論理の危険なところは、投資の期待収益率が、時に現実離れしてしまうことです。 私の考えは、ちょっと、違います。 私の論理 (1)老後の生活費は、そのときの環境で変わる。 (2)年金が15万円だったら、まず、その範囲で暮らすことを考えよう。 (3)であれば、何歳だろうと、死ぬまで死なない。 (4)でも、いざというときがあるかもしれない。ほどほどの蓄財は大事。 (5)インフレリスク等を加味すると、蓄財策の一つとして投資は必要。 (6)明日は明日の風が吹く。
期待の「つみたてNISA」。狙いが「投資未経験者の導入」にあるため、新しい利用者は、どんな商品を選んだら良いか、わからないかもしれません。少々勇み足ではありますが、私なりの考えるポイントを短く整理してみます。 ポイント1 20年後の運用を想像できるか? これが最も大切です。NISAは、ファンドの買い換え=終了です。 インデックスファンドは、永久に運用方針が変わりません。 アクティブファンドは、20年後、30年後、そのファンドマネージャが旗を振ってくれるかどうかわかりません。遠い未来の運用方針は、未定です。 ポイント2 コストが安い商品を選ぶ ここでいうコストというのは、信託報酬率のことです。長期保有では影響が大きいです。 アクティブファンドは、インデックスファンドに比べて、信託報酬が高いと言われています。 なお、インデックスファンドについては、金融庁の規定は、やや、緩いので、少なくとも、信
東証マネ部さんの記事に、「有価証券への投資は資産形成のために必要ないと思う理由」が書いてありました。出所は、金融庁 平成27年度金融レポート。 投機と投資の違いは? 長期投資に欠かせない運用コストを意識しよう(東証マネ部さん) 最大の問題は「そもそも興味がない」こと これによりますと、「有価証券への投資は資産形成のために必要ないと思う理由」は、 1位(60%) そもそも興味がない 2位(34%) 損をするリスクがあり怖い 3位(29%) 知識がなく役立てられない 4位(21%) ギャンブルみたいなものだから 5位(13%) 将来のことは予測できないから 東証マネ部さんの記事では、株式投資は「ギャンブルみたいなもの」にフォーカスし、投機的ではない投資方法、長期投資におけるコストの重要性を指摘されています。 ただ、これを見る限り、最大の課題は、「そもそも興味がない」というところにあります。ここ
率直に、今の私の気持ちを言えば、、、 やればできるじゃん! eMAXIS slim の登場で、値下げに歯止めがかかるんじゃないの、というご意見もありましたが、現実は、思わぬ方向へ。 つみたてNISA、おそるべし。 iFree外国株式インデックスなんて、0.19%ですよ!あ〜、10年前の信託報酬は、いったいなんだったんだ。森長官の登場は、個人的には、10年遅かった。見方を変えれば、この10年、個人投資家側が、賢くなったという側面があるのかもしれません。 一連の値下げラッシュを見ていて思うのは、つみたてNISAを利用しない人にとっても、結果的に、恩恵があったと言うこと。私が持ってる「たわらノーロード先進国株式」も下がっちゃうみたいです。 それにしても、SMTシリーズや、旧eMAXISシリーズは、どうなっちゃうんだろうな。
なんで、もったいないのか?というと、「ステータスを失う」、「その後の収入を失う」、この2つの観点からです。 もったいない、その1 ステータスを失う サラリーマン=定期収入がある人は、社会的な信用を得やすいです。ましてや、肩書きがある人だったりすると、「なんで、肩書きを捨てるの?」となるわけです。象徴的なのがカードの審査。 私の場合は、どうせ、いつかは、サラリーマンというステータスはなくなるんだから、それが早いか、遅いかの違いに過ぎない、という考え方でした。というか、そもそも、私、権威というのに縛られた判断をする人に対しては、相づちを打つふりをしながら、内心、滑稽だな、と思う方だったんですね。自由派なんです。 もったいない、その2 その後の収入を失う サラリーマンの収入カーブは、アラフィフをピークに設計されています。公的年金や企業年金も、50代に、最後の一押し分が積み上がります。たしかに、長
世の中は、相変わらず危機感に満ち溢れていますが、ポートフォリオは、先月と変わらずです。 悠久の河の流れのごとく変わりません。 ポートフォリオの変化を継続的に眺めていると、相場の変動、つまりリスクは、 小刻みに変化が訪れるが、たいてい大勢には影響がない。 でも、たまには、大きいのが来る。 長期的な要因は、短期的要因に勝る。 そして、これらは、後になってからじゃないとわからない。 というようなことを感じることができます。 過去の反省によって、未来が予測できるわけではありませんが、希望くらいは持てるような気がします。 でも、この小さな希望が、バイアンドホールドの心の支えなのです。
前々回のエントリーで、「ぬるすぎて風邪をひく状態」という表現を使いましたが、無リスク資産だけで風邪をひくというのは、言いすぎじゃないの?、と思われた方もいらっしゃったかもしれません。 ぬるすぎて風邪をひく状態って? それは、「インフレ」という風邪。 私は、庶民にとってのインフレって、実は、2つあるんじゃないかと感じています。 値上がりするインフレ 値上がりしてないけど、実質インフレ 値上がりしてないけど、実質インフレっていうのは、たとえば、ペットボトル一本の値段は変わらないけど、容量が減ってる、みたいな、ステルス型。 いずれにせよ、無リスク資産は、インフレには弱いのです。インフレ分を差し引いた実質のリターンが大切なんですね。 プロのみなさんの話だと、我が国は、デフレから脱却できていない。ということになってます。 政府統計(こちら)で、消費者物価指数をみると2016年平均で、"99.1"(2
この質問には、大きく二つの意味が含まれます。 Q1.支出は減ったか? キャッシュフローは、大幅に改善しました。 住宅ローン(セミリタイアと同時に完済) 仕事をしていると出ていきがちなお金が激減 保険、通信費などの固定費 保険は、掛け捨て、会社の格安団体生命保険に入ってたのですが、退職と同時に自動終了。別途やってた終身保険も払い済みにしました。スマホは、格安SIMに変更。 ただ、これらは、結果論だったり、それまで、サボってたことをやったというだけなのかもしれません。また、「サラリーマンとして仕事をしていることと、なんとなくリンクしていた出費」が意外と多かったということにも、リタイアして気付かされました。 余談ですが、セミリタイアすると、普通の電話、ほとんど、しなくなるんですよねー。ネットサービスの利用と緊急連絡先の確保のためだけに携帯電話番号を持っている感じです。家族や友人との連絡は、LIN
昨日、ムサコ会があり、参加してきました。最初、kenzさんと私だけの時間が、1時間ぐらいあり、そのとき以下の新ファンドの話をちょっとしました。 日本、先進国、新興国株式に丸ごと投資できる「全世界株式インデックス・ファンド」が登場(インデックス投資日記@川崎さん) ついに、日本含む先進国+新興国 に一本で投資できるファンドの登場です。 日本を含むMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動 信託報酬 0.48%(税抜) となっています。 まだ、どういうチャネルで販売される商品なのか、わからないので、ブログでは、取りあげていなかったのですが、せっかく、話題に上ったので取りあげちゃいました。 このコンセプトは、とても素晴らしい。もし、このファンドが一般販売されるなら、投信ブロガーが選ぶFund of the year 一押しにしようかなー。 このファンド、今のコスト相場観
リスク・プレミアムとは? リスクを取る以上、それに見合ったリターン(利益)がなければ、誰も「投資をしよう」とか「新しいことをしよう」だなんて、思いません。そのリスクを取ることにより得られる「見返り」のことを、リスク・プレミアムと呼びます。 式にすると、 (対象リスク資産の期待リターン)ー(無リスク資産の期待リターン) 無リスク資産、一般的には、長期国債の金利、に対して、そのリスク資産の期待収益率が、どれだけ大きいか?というわけです。 日本人は、リスクプレミアムを信じていないかもしれないが・・・ 日本株、1989年末の日経平均のピークを、いまだ、回復していません。1989年末を起点とした日経平均は、マイナスリターン。つまり、リスクプレミアムもマイナス。 ただ、ここで、大きな疑問が生じます。 リスクを取らなかった人が得をするなんてことが、世知辛いオトナの世界でそうそう続くものなのでしょうか?
私も、妻ほどではないにせよ、保有ファンドのパフォーマンスを気にしなくなりました。が、たまには、気にしてみよう、というエントリーです。 日本株と先進国株と米国株の比較 私のファンドの中で、大きめのウェイトを占める、以下、2つのファンドを比較。 1306 TOPIX連動型上場投資信託 三井住友TAM-SMTグローバル株式インデックス・オープン あと、ご参考に 1557 SPDR S&P500(これも保有してます)。期間は、1557が東証に上場した2011年からです。 なお、配当(分配)のあるETFと、実質ほとんど分配していないファンドを比較するのは、資産のトータルリターン(=キャピタルゲイン+インカムゲイン)という観点で見て、同一条件の比較ではありませんので、ご注意ください。 結果、 先進国株 強し でした。 ご参考に示したS&P500(1557)から、その実態は、先進国株の半分を占める「米国
モーニングスターに、ローコスト投信ファン待望の検索オプションが登場です。信託報酬の安いファンドだけ、簡単にスクリーニングできるようになりました。 低コスト志向強まる、「コストの見える化」を実現した新指標を有効活用 国際株式型&インデックスファンド&安い で検索すると? 細かい説明は、モーニングスターの記事を読んでいただくとして、さっそく、気になる国際株式型・インデックスファンド(ETF、DC専用、SMA専用は除く)を「安い」でスクリーニング。純資産額の大きい順に並べてみると、以下の19本が表示されました。 順位 ファンド名 会社名 信託報酬等 (税込) 純資産額 (百万円) 1
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