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nkobi1121.hatenablog.com
(約3200文字) nkobi1121.hatenablog.com 上の記事に対して、天機(id:reasonmainstream )さん、id:ta-sanpapaさんが製薬会社や国などの組織との関係、しがらみについてブコメをくれましたが、keroyonさん(id:zaihamizunogotoshi)の昨日の記事およびそのリンク記事が一部その疑問について答えてくれているので、疑問に思った皆さんはどうぞ。 www.zaihamizunogotoshi.com ちなみにケロヨンさんがご家族に付き添って耳鼻科に行った際に風邪に対して抗生剤も出されていたとのこと。それが気になった。 昔は風邪(ウィルス感染による上気道炎)に対して、細菌感染への移行を予防する意味で抗生剤も出されていたが、今は細菌感染への予防効果はないことがわかっている。このため、普通は風邪に対して抗生剤を出さないのが今の医療の
(約400文字) 吾輩は、3猫の母である。 だけど、困ったことに猫のしつけができない。 猫は時々困ったいたずらをする。 私が「めっ!」と言うと逃げずに寄ってきて膝に乗る。先代猫もそうだった。 私は、こんこんとお説教をする。 猫は、おなかを見せたり、ゴロゴロとリラックスをして、お説教の最中にあくびをして、寝てしまう。反省の色がまったく見られない。 何がいけないのだろう… そりゃあ、乗ってこられると手が反射的になでなでしてしまう。それで撫でたりハグしたりちゅーしたりしながらこんこんと説教するからいけないのか。 ふとパソコンの画面に映った自分の顔を見て思った。 これ、説教する人の顔じゃないよなぁ… 私に子育ては不可能だな、と思った。 しょうがないから私もいっしょに寝てしまおう。こうしていつもうやむやになる。 ではまた。 今週のお題「ねこ」
(約3400文字) 朝に、Hさんが亡くなったと聞いた。 Hさんは私の担当患者さんではなかったが、重症の寝たきり患者さんだったので時々病棟医として病棟に呼ばれて対応することがあった。 彼女はもう高齢だったし、重い体の病気もあり、自分では動けないし、ほとんど話すこともできないという状態だった。私は自分の担当患者さんが同じ病室にいたということもあり、自分の患者さんを診るついでにHさんにも話しかけていた。Hさんは話しかけても特に反応を返すということもないが、生きているのだから、こちらの言葉は届いていたと思う。それにしても、私はその病室で、彼女の主治医に会ったことがなかった。主治医は彼女に話しかけてあげていたことがあったのだろうか。 看護師が処置の際に話しかけたりしてはいるが、それ以外は1日ベッドに寝たきりで、他の患者さんにとって数少ない楽しみの1つである食事も、彼女は口から摂ることができない。家族
(約300文字) 私のこと きっと好きだよね、と思う たぶん、 好きだからいつも来てくれるんだと思ってる でも、会えないと不安になる 私の一方的な想いじゃないはず… うぬぼれじゃないよね 想いを聞いてみたいけど 知るのが怖い… 多分私の方が1000倍も何万倍も好きだね 好きすぎて胸が痛い… 1人冷たいベッドで眠る夜が長い あのぬくもりが恋しい でも、あと18時間であなた達に会える! 月金の夜はいつもつらいけど、おかあちゃん当直がんばるよ。代わりに枕を抱いて眠るよ。 18時間後にはハグの嵐だ、覚悟してね私の愛しいもふもふ団! ではまた。 今週のお題「大切な人へ」←人じゃないけどね。
(約2200文字) 昨日は宇宙人の取説をかわいいと言ってくださり皆さんありがとうございました。 でも、あれは西野カナの歌詞のテンプレが可愛いのであって、私はそれに便乗して食べ物よこせと言ってるだけだった気がするので、皆様の反応が意外だった。 ププ子様、私の好きなお豆腐と白玉団子の組み合わせなんて、天才!?ふうこさんも一緒にご馳走になりましょう。 papaさんの料理に私の胃は陥落寸前ですが、papaさんはプレイボーイならぬプレイおじさんなので、気をつけないと看護師さんとか女子大生とかと修羅場になってしまう。でもポークビーンズ食べたいなぁ。白玉はあんこの時ときなこの時もあっていいよね、あ、抹茶もいい!白玉なんでも合う! さて、今年の1月のロンドン武者修行の際にパリにちょっと寄って友人とランチをしたときのこと。 友人曰く、パリの友人たちが『猫pがいないとつまらないからパリに呼び戻そう!』と計画す
(約1200文字) 今週はバレンタインの週なので、恋愛について考えてみる。 ちょっと前に、『普通の男性でいいんです』って年収500万とか、身長170以上とか、大卒とか、そういう話題があったけど、私にとっては普通の男など、恐怖でしかない。自分がマジョリティであることを疑わない人は、ことあるごとに、『ふつうはこうでしょ?』みたいなことを言ってくるから、無理です。私は宇宙人なんです。なまじ知能は今は普通にあるため、できるでしょと思われがちだけど、『普通』を突き付けられると呼吸困難になりそう。 そこで、この世のどこかにいる(いたらいいなと思っている)私の大切な人になる人へ、宇宙人のトリセツを書いておく。 トリセツ(宇宙人版) この度はこんな私を選んでくれてどうもありがとう ご使用の前にこの取扱説明書を読んでずっと正しく優しく扱ってね 一点物につき返品交換は受け付けませんご了承ください 急に口数が少
佐々木倫子(動物のお医者さん) (約2000文字) 昨日、私がひそかに心の師とも心の母とも思っているこばとさんが、自閉症児の痛覚鈍麻について書かれていた。 kobatokoba-kosodate.hatenablog.com 自閉症には感覚過敏があるのは良く知られていて、 対策はいろいろ研究・工夫されグッツも考案されている。 過敏は子どもが騒ぐので分かりやすい。 しかし感覚鈍麻の方の対策は過敏対策ほど進んでいない傾向にあるように思う。 自閉症、発達障害の人だけでなく、ほかの精神疾患を持つ患者さん達の中にもたまに、尿管結石があろうと虫垂炎があろうとけろりとしている人達がいて、何の訴えもなくても「なんかいつもとちょっと様子が違う…?」程度の違和感があっても調べてみると大変なことになっていたりする。感覚鈍麻は感覚過敏よりも本人はつらくなさそうだけど、シグナルがないということは危険なことだ。 かく
(約2200文字) 前回は、私は病棟の入院患者さんにはモテると言ったけど、もちろんみんながみんな私に笑顔と褒め言葉で迎えてくれるわけではない。 ある男性患者さんは、いつも私が会いに行くたびうるさそうに手で払いのけるような仕草をしながら、 「あっちいけぇ!」 「こっちくんな!」と言う。 そう言われて私は嬉しくてニヨニヨする。 60代の知的障害とてんかんを持つ男性患者Aさん。会話のパターンが限られている。 「うんこ、ようけ出た!」 「おしっこ、ようけ出た!」 そして言うことがなくなると、 「もう、あっち行けー!」と言う。 いちど、どうして「あっちいけ」なのか聞いてみた。すると、 「男の部屋に、女が入ったらあかんやろ!」だそうだ。 彼はいつも「俺は大人の男やから!」と言うが、小柄でボキャブラリーも幼いので、本人の望む像とは裏腹に、どうしても可愛らしく思えてしまう。 以前看護師が「あー、Aさんたく
(約2200文字) 私の元気の秘訣は、言わずと知れた、うちの「もふもふ団」であると書けば100文字足らずで終わってしまうから、もうちょっと書こう。(しかし書いてるうちに、お題となんだか内容がずれてきた。まぁいいや) 他の多くの勤め人同様、私も通勤時はどんよりしている。特に月金は『はぁ…今から30時間以上、もふもふ達に会えない』と足取りが重い。しかし、実際病棟に着いてしまえば元気になる。どうして元気になるかと言うと、思うに私はA病院でもB病院でも、病棟の入院患者さんにはモテることが原因だと思われる。 ここで、国語の問題。 病棟の入院患者さんにはモテる。 病棟の入院患者さんにモテる。 上と下の違いは、『は』があるかどうかであるが、この『は』は限定を表している。この『は』があることで、モテるのは病棟内だけであることが含意されているのである。 そう。私は病棟の外ではモテない。容姿もまぁまぁ残念だ。
(約2000文字) 世の中ペイペイペイペイ言うようになった。 そこで私もペイペイについて述べようと思う。といっても、ペイペイフォワード(恩恩送り)のことだ。 少し前に、風俗嬢の恩人の話をした。 nkobi1121.hatenablog.com 彼女に恩返しする必要がなくなってしまったことをぼやくと、りおなは、『同じような境遇の困った人を助ければいいんじゃない?』と笑った。 これについて、わっとさんから次のようなブコメを頂いた。 ぜひ(いわゆる)「恩送り」をしてあげてください。若くて優秀で助力を必要としている人は、今のこの国には山のようにいます、残念なことですが。 さて、私に何ができるだろう… ここ数日私は考えた。 仕事から帰る道々考えすぎて、気が付けばよくわからない山道のようなところまで来ていた。夜に外で考え事をしながら歩いてはいけない。気を付けよう。 今のところ自分の中でなんとなく出たア
(約1500文字) 恥の多い生涯を送ってきた。というか今も現在進行形で送っている。 私、職場では一応こう見えて、看護師から「先生かっこいい」とか「仕事できる」とか「憧れる」とか言われる事あるわけ。 今日だってさ、いろいろあって患者さんのご家族にめちゃくちゃ感謝されて、「先生これ、ほんの気持ちですが…」とおそらく万札の入った封筒を取り出され、 「いえいえ、受け取れません。」 「いやいや、先生受け取ってください」 「いえ、規則ですから…。それよりも、このお金でS子さんにおいしいものを買って差し入れしてくださった方が私は嬉しいです」と言ったら、ご家族、ぶわっと涙。 あぁ、また1組のご家族を私のとりこにしてしまったぜ… ( ̄ー ̄)b と、そつなくやってるわけだ、職場では。 ところが、職場を一歩離れると、どうしてこうなるんだろうね。 いうてもADHDだからね、いろいろやらかすわけさ… 【恥レベル50
(約2000文字) 今週に入って寒さがまた一段と増した。 昨日B病院に出勤すると、閉鎖病棟は感染病棟と化していた。予防的にオセルタミビルを飲み始める。インフルエンザAが猛威を振るう中、バタバタと働く。インフルめ、去年は負けたが今年は絶対かかるもんか!と気合を入れるが、最近免疫が過剰反応したり反応しなかったりするので困っている。皆様も手洗いうがい十分な睡眠、水分補給と部屋の加湿、ビタミンCだけでなくひなたぼっこしてビタミン Dの補給、たくさん笑ってナチュラルキラー細胞を増やすなど、在庫切れのマスクに頼らず、いろいろやっておこう。 さて、今日は何かと忌み嫌われている精神科病院について、いいところもあるんだよという話をしようと思う。 日本の精神科病院が遅れていると言う事は事実で、いまだに刑務所よりもひどい病院があるのも事実。だからといって、精神科の治療は百害あって一利なし、とばかりに本当に治療が
(約1200文字) 私は自分の得意分野に関しては割とのめり込むので、結果的に何か「できる人」のように錯覚されることがたまにあるが、実際は人一倍できないことの方が多い不器用でちぐはぐで凸凹な人間である。 母は、この凹凸人間が将来やらかすことを危惧して、これだけはやらないようにと禁止事項を設けた。 ・揚げ物を作らない。 ・車を運転しない。 この2項目は、うっかりで自分が死ぬのみならず他人を巻き込んでしまう恐れがあるからだ。 にもかかわらず私は言いつけを破り、20歳位の時にバイト先で揚げ物を作り、不注意で煮えたぎった油を腕にかけてひどい火傷を負った。以来、揚げ物は1度も作っていない。 車も、なんとか一応免許は取れたものの、免許更新を怠ったこともあり、一生運転はしないことにした。私の集中力はいつもあり過ぎるか、なさ過ぎるかなので、歩いていても時々マイワールドに入り込み、気がついたらここはどこ?状態
(約2800文字) 前回の記事では、まるで私が誰にも頼らず自分一人の力で医学部に合格したように書いてしまったけど、実は『この人がいなかったら今頃こうして医者をやれていたかわからないな…』という恩人がいたので書いておこうと思う。その恩人とは、元風俗嬢である。 その昔、20代の頃、私は歌舞伎町、渋谷、鶯谷、日暮里の4つの風俗店の経営を手伝っていたことがある。どうしてそんなことをしていたか、詳しくはこちら。シリーズもので長いのでいつかヒマが出来た時にでもどうぞ。 nkobi1121.hatenablog.com 渋谷店の受付を始めた頃、一人だけ1度もまだその顔を見たことがない嬢がいた。その子は、出勤日の最初から最後まで常にびっしりと予約が埋まる超人気No.1風俗嬢だった。元AV嬢とか元芸能人(グラビア系)とかのような売りがなかったにもかかわらず、予約が途切れることが全くなかった。 ある日たまたま
(約4000文字) 最近本屋さんで平積みされていた勉強法の本の帯の文を見て思った。 『またか…』 東大教授の父が教えてくれた頭がよくなる勉強法 (PHP文庫) 作者:永野 裕之 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2019/02/02 メディア: 文庫 『落ちこぼれが東大』って、すでにこの人、父親が東大教授ですから!高3でE判定からの東大は珍しくないから。後から挽回可能な暗記系を春夏であえて放置してE判定をとるのは多くの現役生の戦略のうちだし。 『学年ビリのギャルが1年で~』とかいう映画化した本も、もともと偏差値の高い私立中高一貫校に通っとる子が中だるみして、高2の夏以降塾行かせてもらって英語と小論文の試験で慶応に入ったとか、普通やん? 本当の『落ちこぼれ』っていうのはね、私みたいに高校生になっても分数の足し算引き算ができなかったような人間を言うんだyo! まったく…この人たちが本
(約3000文字) B病院に口説き落とされて4月から不本意にも常勤医として働く(A病院もいままで通りかけもち)ことで、セミリタイアが遠ざかってしまった。しかしポーぺニャンカフェの野望は潰えていない。たぶん、3〜5年ぐらいをめどに仕事は週2勤務くらいにおさえてカフェをしたい。 ポーぺニャンカフェというのは、午前中は薬を使わない治療もどきなことをしたり、なんちゃってデイケアのようなことしてみんなで遊んだり困りごとを共有したり当事者研究みたいなことをしたりという診療所もどきとカフェをしたりという、なんだかあまり固まってないのだけど、くわしくは下の記事をご参照願いたい。 nkobi1121.hatenablog.com で、カフェなんだけど、私はあんまり働かない。ピアノ弾いてたり猫と遊んでたり、時々話を聞いてほしい人がいたら聞くけど、きほんそばにいるだけで、私が解決してあげたりはしない。私は『Be
(約2800文字) 昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおったそうな。 ある日、家の戸を叩く音に気付いたおばあさんが戸を開けると、そこには今にも餓死しそうなガリガリに痩せた男が立っておった。食べるものがなく、もう数か月も飲まず食わずだったそうな。 かわいそうに思った二人は、なけなしの食糧も惜しまず、男のために大盛りのご飯と汁物を拵えてあげたんだと。男はたいそう喜び、ものすごい勢いで全部残さず平らげたそうな。 さて、この続きがどうなるか…は後に置いといて、 この世には食事をせずに生きていく人たちがいるようだ。以下、ワラウクルミさんの記事をリンクさせて頂いた。 waraukurumi.com ブレサリアンという名前は、呼吸(ブレス)のみで生きていくというのが由来のようだ。 上の記事の人達は週に数回は少量のジュースや野菜スープを飲んだりするらしいけど、上級者になると、水も飲まないで宇宙
(約3800文字) 最近仕事をしていて電子カルテの閉じるマークを見ると、しいたけアイコンのわっとさん(id:watto)のおかげでしいたけにしか見えなくなり、「帰ったら夜は鍋にするか…」と鍋回数が増えている。密かに鍋具材の売り上げに協力していらっしゃるわっとさんが「聖マリアンナ問題に絡めて何か言いたい!何か言いたい!」とのことなので、少し絡めとこうかと思う。 その前に、わっとさんついでに偶然ジュンク堂でわっとさんが興味を持ちそうな本を見つけたので紹介しておきたい。 左の「片手袋研究入門」と言う本の方だよ、もちろん。わっとさんがこのような記事を書いておられたので。 www.watto.nagoya ちなみに右の偶然写りこんだ本は、ジュンク堂がそういう風に並べたのであって故意ではないことをお断りしておく。 さて、A病院の同僚の女医A先生とは、A先生がちょい鬱になった頃から、出勤が被る日にはどん
(約 1000文字) 今日はお休みなので、朝からブログを書く。おやすみといっても体調不良なのではなく、月に1回だけ木曜日にバイトする医師がいるので、代わりに休めると言う事だ。私の体調はおかげさまで、もうだいぶ良い。皆様がI love you をくれたため元気になった。(ちょっと言わせた感があるけど。笑) とある病院について書くと昨日言ったけど、どうしても先に書きたいことがあるため、病院についての話は後に書くことにする。 今回の記事はほぼある人に向けての私信のようなものだ。 よく読ませてもらっているブロ友さんの中に、崖っぷち親子がいる。親1人子1人。子供はいい子だけどとても手がかかる難しい障害がある。当然仕事が制限されるので経済的に困窮する。手が足りないので病気になっても病院にも行けない。 文体がほんわか明るく可愛らしいため危機感をあまり感じさせないのだけど、だんだんギリギリ感がわかってきて
(約2000文字) あるところに自由を愛する猫がいた。 猫は思った。 誰かの飼い猫になるなんてまっぴら御免だ。 でも野良猫として毎日自分で餌を探すのもめんどくさい。 そこで猫は、そこに行ったらご飯を出してくれるような家を何軒か持って半分飼い猫のようなノラ猫として都合よく自由に生きていくことにした。 ところが、ご飯を出してくれる家の人の情が移ったのか、「正式なうちの飼い猫にならんか」と2軒の家から同時に誘われてしまった。 以前から読んでくださっている読者さんはお気づきかもしれないが、これは下の記事の続きである。 nkobi1121.hatenablog.com 月曜にロンドンから帰ってきた猫を待っていたのはA家の執事(事務長)だった。 来年度の契約書を猫に手渡しこう言った。 「うちの飼い猫になってもらう事は諦めたから、せめて来年度もこれまでと同じ頻度で通ってもらえたら…」 「4月から他の飼い
(約220文字) 目覚まし時計の鳴らない朝 起きて ハーゲンダッツのアイスを食べる 加湿器の光が柔らかい 頭に冷えピタを貼り 胸に喘息の貼り薬を貼る ベッドに戻ると 3匹の猫が私の腕の中でまんまるい玉になる 静かな部屋に、猫のゴロゴロ音のみが聞こえて、私もウトウトする 忙しくがんばって働いたり勉強したり生きたりしているみなさんごめんね、今日は私、怠けます 寝ても寝てもまた眠る 猫のように眠る平日の朝 おやすみなさい… ではまた。
(約3000文字・ただの週記) 思えば今回の旅は、最初から不穏だったのだ。 (いや、いつも不穏か…?) この1週間のダイジェスト。 月曜日にパブに出かけ、フィッシュアンドチップスを食べて胃もたれした。 火曜日にオペラを見た。 水曜日にトレーニング開始。何かを食べて口と顔が腫れた。 木曜日に風邪を引いた。 金曜日に寝込んでトレーニング休んでベッドでスマホでドラマ見てごろごろしてた。 土曜日に熱もあるのにトレーニングに出かけて燃え尽きた。 日曜日に瀕死の状態で飛行機に乗って帰る。←今ココ ブロ友よこれが私の1週間の仕事です。ロンドンまでわざわざ来て、いったい何をしてんだか。 チュリャチュリャチュリャチュリャチュリャチュリャリャ~♪ 口と顔が腫れたときには、アナフィラキシーを覚悟して緊急時の電話先を開いておいた。 もともとアレルギー体質で、体調がよくないときは甲殻類を食べるとこうなる。こうなった
(約3000文字) 水曜になり、地獄のトレーニングが始まった。 地獄のトレーニングとは、私が昨年から時々ロンドンで受講しているフィンランド発祥のオープンダイヤログという精神療法のトレーニングのことである。オープンダイヤログ自体が地獄的なのではなく、単に私の英語力の問題なのであるが。 前回とは違う宿からトレーニングの場所に行く。お約束のようにwifiの調子が悪くなる。あと2,3分の場所なのに方向音痴過ぎて途方に暮れる。なんとか10分遅れで到着。すでにペアを組んでのウォーミングアップ的なやりとりが始まっている。デボラの隣のみ席があいており、「あなたはデボラとアリソンと組んで」と言われる。デボラが目を輝かせて「猫p、あけましておめでとう!元気?」とすかさずハグをくれる。デボラとは、私の過去記事にもたびたび登場する魅力的なおばさん精神科医である。しかし私にたびたび試練をくれる。ああ、地獄のトレーニ
(約1500文字) 女の子たちは言う。 若くてかわいいのが最強。 そう考えるなら、きっと女性は20歳くらいの頃が一番幸せなはず。 でも、どうなんだろうね… 私は19~20歳の頃、死についてよく考えていた。 といっても、「死にたい」でも「死にたくない」でもなく、たぶんもうすぐ死ぬんだろうな、と漠然と考えていた。 喘息発作がひどいころだった。毎晩、真夜中から明け方まで発作があり眠れなかった。 永遠に続くトンネルの中のような眠れない寝床の暗がりの中で、自分の人生を振り返った。 冴えない私の人生は、まずごく普通の小学校への入学を拒否されることから始まった。 なんとか普通学級に入れたけど、12歳くらいになっても時計の読み方もわからない。中学生になっても、バスから降りる際のボタンを押すタイミングがわからない。高校生になっても分数の足し算引き算がわからない。 短大2年になると、みんなは就職活動を始めた。
(約2600文字) もう虫けらさんについては書かないって言ったけど、ちょっと念を押しておきたいことがあるので、今回だけ書かせてもらいます。 虫けらさんについては、こちらの記事をご参照まで。 nkobi1121.hatenablog.com やっほ~虫けらさん! もう私のところには来てないかもしれないのだけど、大事なこと言うから、きっと来ているだろうところにリンクを張らせてもらうかもしれない。恐らく最後になる追伸です。 まずは、すみやかに読者登録を外し、言う通りにしてくれてありがとう。約束通り、これにて一応見逃して差し上げます。 ただし、これで終わりにする前に、もう一つご忠告があります。 虫けらさんは、私にとってはただのうっとおしい羽虫に過ぎないんだけど、他の数人の方にはかなりしつこい害虫だったようで…。その手の込み方としつこい手口にびっくり。 アナタは、私にはおそらくもう近づかないかもしれ
(約1200文字) 前回の記事ではわざわざ太字で、私へのコメント類を控えるように注意喚起したのに、誰も守らない。笑 \(^o^)/ だからいつも通りにするよ。ちなみに昨日の記事の困ったちゃんはさすがにあの記事以降おりこうさんにしてくれているようだけど、他の方は何か被害に遭われたらご相談くださいね。コメント欄は承認制なので、ご安心を。 最近、胃もたれするような長文ばかり書いてしまったので、皆様にはご迷惑をかけたと思う。どうせいつも役に立たない記事なのだから、たまには短く終わらせよう。 人が眠りに落ちる直前どんなことを考えているか、知りたくない?私は知りたい。 てなわけで、今朝たまたま、寝つきのいい人(自分)が眠りに落ちる直前に考えていたことを思い出したので、それを書く。それが何?、と言われれば何でもないんだけどね。 昨日、眠りに落ちそうな混沌とした意識の中で、突然、ジュリーの「勝手にしやがれ
((約2300文字) ちょっとブログはご無沙汰気味ですが、元気です。 朝の4時起きは、宣言した日からずっと続いているよ。4時からものすごい勢いでその日のノルマを消化してはto do listにチョンと印をつけていくのだけど、優先順位の高いことから始めると、とてもブログを書くところまで辿り着けず寝る時間になるものだから、あやうくROM専になりつつあるここ数日。ほんとに私はやりたいことに対しては強欲すぎる。 ところで最近私の周囲にネットストーカーまがいの嫌がらせをするやからが出現しており、私の大切なブロ友さん達が被害に遭い、ブログ生活が侵害されている。私も直接のターゲットではないものの被害?らしきものに遭い、私一人ならただの無視案件だけど、ちょっと目に余るので、記事を書こうと思う。今回ほんまブログ書いとるヒマないねんけど、こうして長く書かなかったことで「自分の嫌がらせが効いてブログを書かなくな
(約2400文字) 遅ればせながらあけましておめでとうございます。私は今年も本能と直感に従ってずんずん突き進んでいきたい所存。 「精神科医」と言う枠にとらわれず、自分もみんなもハッピーになるにはどうすればいいか考え、行動していこうと思う。 幸せとはなんぞや、と考える。 私は欲しいものはもう特にないんだ。猫がいて毎日納豆が食べられたら充分。 私を幸せにするのは、「ハリーウィンストンの指輪をもらった!」とかそういうんじゃなくて、人に喜ばれること、これに尽きるなぁときれいごとじゃなく最近しみじみと思う。 去年もたくさんたくさんもらった。 言葉を発することのなかった人が、私に小さな一言をくれた。 満面の笑顔でお礼をくれた。 握手を求めてくれた。 ハグをしてくれた。 感極まって泣き出してくれた。 心がふるえる特別なその瞬間… これ以上幸せな事なんてない気がする… ブロ友さん達とも去年はいろんな出会い
ヤマシタトモコ「違国物語」 (約4500文字)nkobi1121.hatenablog.com 姉は双子の女児を産んだ。 二人とも早い段階で発達障害の診断が下り、普通の小学校の授業についていくには厳しい知能でもあった。 母によると姉は二人をせめて「人並み」にしたいという思いから、厳しく勉強を教えたらしい。 姉は必死になって勉強を教えた。双子も必死になって勉強したが、姉の懸命な指導もむなしく、二人の学力は人並みにはならなかった。 二人はそれぞれ田舎の偏差値の低い高校になんとか合格したが、そこでも下から1,2を争う成績だった。 この双子の何歳か下に男の子がいた。この子は勉強ができる子で、オール5なんだと、この子が小学生の5、6年生の時に姉は私に誇らしげに言った。この子が今高校生で、某旧帝大の理系学部を目指しているがちょっと行き詰まっているという。「よかったら、勉強みようか?」と言ったが、「いい
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