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災害への備え
ohsakac.hatenadiary.jp
『哀れなるものたち』を観た。 帰宅後にパンフレットをぱらぱら捲るとバリバリにフェミニズム批評、セクシュアリティ批評がなされていて、そうだよなあと思う。フェミニズム、セクシュアリティ、資本主義社会への批判…そういった要素が多分に含まれた物語に、ゴシック調の映像美とダークファンタジー要素を混ぜ込んで完璧に創り上げられたこの作品がとても好きだった。 ◇ 『哀れなるものたち』に惹かれた理由のひとつは、この作品の主人公・ベラが“性欲”と“愛情”を明確に別けている人物だから。 胎児の脳を持ち、保護者的立ち位置の科学者・ゴッドによって家の中に籠もらされ、世間から完全に隔絶されながら育てられたベラには、“道徳”も“社会規範”もない。 だからいわゆる「性への目覚め」を体験した当初は他の家人がいる場でマスターベーションに熱中してしまうし、自分に性的な快楽を多分に与えてくれる放蕩気質な男性・ダンカンに誘われて世
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