サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Wikipedia
omake-japanese.osdn.jp
2.1 概要¶ OMakeは複数のディレクトリにまたがって存在するソースファイルをビルドするために製作されたツールです。OMakeを使用したプロジェクトは通常、 OMakefile を各々のプロジェクトディレクトリに置き、 OMakeroot をプロジェクトのルートディレクトリに置きます。 OMakeroot には一般的なビルドルールを指定し、 OMakefiles にはそれぞれのサブディレクトリに固有のビルドパラメータを指定します。いったんOMakeを起動すると、OMakeはまず設定ファイルのあるディレクトリをスキャンし、すべての OMakefile を評価します。そしてプロジェクトは全体のビルドルールの集合としてビルドされます。 2.1.1 自動的な依存関係の解析¶ 従来のmake(1)プログラムでは以前から依存関係の解析が問題となっていました。OMakeではこの問題を、依存関係を生成
13.1 ビルドイン .PHONY ターゲット¶ 以下にビルドイン .PHONY ターゲットの完全なリストを示します。 .PHONY 新しいphonyターゲットを宣言します。(8.10 .PHONY) .DEFAULT デフォルトのビルドターゲットを宣言します。(8.7 .DEFAULT) .SUBDIRS プロジェクトの一部としてディレクトリをインクルードします。(8.8 .SUBDIRS) .SCANNER 依存関係のスキャナを定義します。(8.6 .SCANNER ルール) .INCLUDE ファイルをインクルードします。(8.9 .INCLUDE) .ORDER ファイルの依存関係ルールの順番を定義します。(10.3.6 file-sort) .BUILD_BEGIN ビルド開始時に実行されるコマンド .BUILD_SUCCESS ビルドが成功したときに実行されるコマンド .BUI
1. ガイド¶ あなたがOMakeを始めて使うのであれば、 2. OMakeクイックスタートガイド はどのようにプロジェクトを始めるべきなのかについて、簡単に説明してくれるでしょう。 3. OMakeビルドサンプル ではプロジェクトをビルドするための、より詳細なコードサンプルを紹介しています。そして 4. OMake言語の概要と構文 では実際にプログラミングするときに役立つ、いくつかの一例を紹介しています。 1.1 注意事項¶ OMakeマニュアル 日本語訳 v1.3.2 このドキュメントは OMake バージョン0.9.8.6の マニュアル を日本語訳したものです。原文のニュアンスを忠実に翻訳するよう心がけていますが、意図しない翻訳ミスやドキュメントの不備があるかもしれません。よって、 内容の正確さについて保証することはできません。 2. クイックスタート OMakeを利用するためのクイ
3. OMakeビルドサンプル¶ この章ではOMakeのビルド体系をさらにもう少し解説します。この議論を決定するただ一つの結論としては、OMakeは全体のプロジェクト解析を元にしているということです。これはあなたがプロジェクト全体の設定を決めて、そしてOMakeのインスタンスを実行することを意味しています。 一つのディレクトリで構成されたプロジェクトではあまり意味がないかもしれませんが、多数のディレクトリからなるプロジェクトでは大きな意味を持ちます。 GNU make では、あなたは通常、プロジェクトの各々のディレクトリにおいて make プログラムを再帰的に呼び出すでしょう。例えば、あなたが現在サブディレクトリ lib と main が入っているソースディレクトリ src を含んでいるプロジェクトをいくつか持っているものとしましょう。具体的には、あなたのプロジェクト構成は以下のアスキーア
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『1. ガイド — OMakeマニュアル 日本語訳』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く