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やる気の出し方
pansaku.exblog.jp
「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」 これから書く話は面白い話ではない。 むしろ“難しい”話である。 不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。 無駄な議論に加わらないようにするため、 定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。 なにしろ“難しい”話なのである。 あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。 「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略) やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」 確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではない
生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである。 byダーウィン Introduction: そのヘッドフォンが発表されるという告知を見たのは、イベントの9日前だった。前振りのない突然の告知であった。 私はその日までプロジェクトが存在することを知らなかったし、 また、その告知の内容というのも楽器メーカーYAMAHA(ヤマハ)による未発表のフラッグシップヘッドホンをイベントで試聴できるというだけの話だった。YH-5000SEという型番はおろか、そもそも、それが製品化されるのかどうかすら不明なヘッドフォンについての告知であり、かなりフワッとした曖昧な話のように見えた。 確かに、その告知によって、本社が多種多様な楽器の生産で音楽芸術に貢献したり、関連会社が世界のモータースポーツにおいて名を挙げたりしているヤマハという大企業が、本格的にハ
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